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ALPS全系統停止 汚染水処理 来月中旬再開目指す

 東京電力は20日、福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)で処理後の水が白く濁るトラブルがあり、処理を停止したと発表した。異常が見つかったのは唯一稼働していたC系統で、全系統が汚染水処理のできない状態となった。
 東電によると、同日午前9時ごろ、定期的に実施している点検でC系統の処理後の水が白く濁っているのを作業員が発見。分析したところ、カルシウム濃度が上昇していた。汚染水処理の過程で使用するフィルターの不具合が原因とみられる。
 全系統が停止したのは3月18日以来、2カ月ぶり。A、B系統も同じトラブルで停止しており、東電はフィルターを改良型に交換した上で、6月中旬までの全系統での運転再開を目指している。
 東電は昨年3月、汚染水処理の切り札としてALPSを導入した。しかし、試運転期間中にトラブルが相次いでおり、本格稼働の見通しは立っていない。

カテゴリー:福島第一原発事故

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