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県環境創造センター起工 南相馬の施設 来年4月開所

くわ入れする(左から)亀岡、佐藤、井上、田中の各氏

 東京電力福島第一原発事故からの環境回復を目指す県環境創造センターの南相馬市施設の安全祈願祭・起工式は22日、同市原町区萱浜の現地で行われた。モニタリングなどを通じて同原発周辺の安全監視を行う。来年4月に開所する予定。
 敷地面積は約1・8ヘクタール、延べ床面積は約3700平方メートル。本館は鉄筋コンクリート2階建て。原発周辺の放射線モニタリングとデータの集積・発信、土壌の分析などを行う。日本原子力研究開発機構も入居し、放射線計測技術などの調査研究をする。総工費は約20億円で国の補助金を充てた。
 隣接して、県の浜地域農業再生研究センター(仮称)、オフサイトセンターが整備される予定で、連携して業務に当たる。
 安全祈願祭には約70人が参加した。佐藤雄平知事、井上信治環境副大臣、亀岡偉民復興政務官(衆院本県1区)、田中正朗文部科学省大臣官房審議官がくわ入れした。起工式では佐藤知事が「センターを拠点とし、一日も早い環境回復に取り組む」と述べた。
 県環境創造センターは、メーンとなる三春町施設で今月9日に起工式が行われた。
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 起工式終了後、佐藤知事は南相馬市内を視察し、市が整備した屋内遊び場「わんぱくキッズ広場」、原発事故で原町区内に仮設校舎を置く小高工高などを回った。

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