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富岡町議会が了承 管理型処分場計画の住民説明会

 富岡町議会は23日、郡山市で全員協議会を開き、町内の管理型処分場「フクシマエコテッククリーンセンター」での1キロ当たり10万ベクレル以下の廃棄物処分計画案について、受け入れの判断とは別に、住民説明会の開催を了承した。議会の決定を受け、町は環境省と日程調整に入った。6月中にも開催される見通しだ。
 環境省の大臣官房廃棄物・リサイクル対策部の梶原成元部長らが、これまでの全員協議会などで議員から懸念が示されていた処分計画について改善結果などを説明。周辺モニタリングの強化や埋め立ての安全確保対策、協定による国の責任の明確化などを示した。
 議員からは依然として安全性への懸念や、国の関わり方への不満、処分場所の妥当性に疑問を示す発言が出た一方、町民が説明を受ける機会確保については理解を示す意見が相次いだ。最終的に塚野芳美議長が「議会との議論を踏まえ、住民に丁寧で分かりやすい説明をすべきだ」と説明会開催を認めた。
 宮本皓一町長はこれまで環境省からの開催要請を受け、「議会の理解が得られれば了解したい」としていた。議会終了後、宮本町長は「住民説明会開催と受け入れの判断とは別の話」とした上で「町民からも説明会を求める声が出ている。環境省と日程調整に入りたい」と述べた。
 説明会では、環境省が計画の概要を示す。町は町民の意見を集約し、今後の判断に反映させる。

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