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フィルター劣化が原因 ALPSトラブル 1系統で再開 第一原発

 東京電力は23日、全3系統が停止していた福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)について、トラブルの原因はフィルターの劣化が原因だったと発表した。同日、耐久性が強い改良型フィルターへの交換作業を終えたB系統と呼ばれる1系統で処理を再開した。
 東電によると、B系統のフィルターを分解して調べた結果、放射線の影響で劣化し亀裂が生じていた。耐久性が強い合成ゴム製パッキンのフィルターに交換し、B系統は同日午後零時50分ごろ、運転を再開した。
 東電はA、C系統も順次、改良フィルターに交換するとともに、C系統は腐食防止対策なども行う予定。6月中の全系統の再開を目指している。
 ALPSは福島第一原発の汚染水対策の柱として、昨年3月に原子力規制委員会の認可を受け処理を始めた。しかし、試運転期間中に機器の不具合や作業員のミスなどによるトラブルが相次いでおり、本格稼働の開始時期の見通しは立っていない。

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