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三春の小中生「内部被ばく検査」 2年連続未検出 東大

 三春町の小中学生を対象とした内部被ばく検査を行っている東大大学院の早野龍五教授は18日、平成25年に実施した約1300人から放射性セシウムは検出されなかったと発表した。調査対象の約6割が県産米を食べており、早野教授は「福島のコメは内部被ばくに影響していない」と説明している。

■「県産米、影響なし」

 三春の小中学生から放射性セシウムが検出されなかったのは2年連続。25年は、1338人を平田村のひらた中央病院のホールボディーカウンターで検査した。食生活について聞いたところ、約6割が県産米、約2割が県産野菜を食べていると回答した。
 早野教授と平田村の震災復興支援放射能対策研究所の研究グループが、東京電力福島第一原発事故が起きた平成23年から検査を実施している。三春町内の8校に通う小中学生のうち23年は1494人、24年は1383人を対象に行った。
 23年の検査では54人から放射性セシウムが検出されたが、早野教授によると、着替えずに検査したため服に付着していた放射性物質が反応したという。

■25年の基準値超えはわずか

 25年の県産米全袋検査では、食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えた検体は全体の0.0003%にとどまっている。早野教授は「主食であるコメの汚染レベルの低さが内部被ばくの低さにつながっている」と話している。

カテゴリー:福島第一原発事故

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