東日本大震災

  • Check

東京五輪までに全国に「福島の花壇」東京の商店街組合関係者が団体を結成し、始動

ゆるキャラ「のまたん」と「くもっくる」を囲み、プロジェクトの旗揚げを祝う商店街関係者と地元住民ら

 福島民報社など福島、宮城、岩手の被災3県の新聞社が取り組む「スマイルとうほくプロジェクト」に協力している東京の渋谷公園通商店街振興組合の関係者が、南相馬市で育てた花を東京五輪までに全国に植える事業を開始した。21日、同市鹿島区上栃窪で地元住民が育ててきたサルビアの苗が、同市のゆるキャラ「のまたん」から同商店街のゆるキャラ「くもっくる」に手渡された。苗は渋谷を経由して全国のご当地キャラクターに贈られ、各地に福島の花を植えてもらう。
 プロジェクトは福島民報社と宮城県の河北新報社、岩手県の岩手日報社が協力して展開している。上栃窪地区では住民が花いっぱい運動で30年以上育ててきたサルビアを使い昨年、一昨年と休耕田にスマイルマークの花畑を作った。関心を寄せた渋谷公園通商店街に昨年、サルビアの苗700株を贈った。
 同商店街振興組合の塚越栄光さんは仲間とともに「福島の花を2020年東京オリンピックまでに全国に広げる会(フクハナ)」を結成。この日、上栃窪を訪れ、長年、サルビアを栽培してきた地元の佐藤豊さんから700株の苗を引き取り、旗揚げとした。
 協力するソウル歌手のモンティ・ファンタスティコさんと歌手のゆきゆっきさんが、活動のテーマソング「タイムマシンに乗って」を披露して盛り上げた。地区住民や活動に協力してきた相馬農高の学生も訪れ、活動のスタートを祝った。
 広げる会は今後、協力してくれる全国各地のご当地キャラクターに南相馬のサルビアを届け、植樹祭を行う。東京五輪までに47都道府県に福島の花だけを植えた花壇を作ることを目指す。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧