東日本大震災

  • Check

政府予算編成へ要望活動 双葉地方町村会と議長会

双葉郡の首長、議長(左側)に謝罪する石原環境相(右)

 双葉地方町村会と双葉地方町村議会議長会は26日、平成27年度の政府予算編成に向け、関係省庁への要望活動を行った。このうち、環境省では石原伸晃環境相が、中間貯蔵施設建設をめぐる「最後は金目(かねめ)でしょ」発言についてあらためて謝罪。県や候補地の大熊、双葉両町が求めている国の対応方針、復興策などについて「最終的なところまでまとまりつつある。できる限り早く示したい」と強調した。
 浜通りにロボットの研究開発拠点を整備する福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想についても触れ、「双葉郡の将来に重要だ。まだ(経済産業)副大臣の提言だが、政府全体としての政策に格上げしていくよう努力していく」と意欲を示した。
 復興庁では根本匠復興相(衆院本県2区)が「国、県、市町村、住民とスクラムを組んで双葉郡の復興再生に全力挙げて取り組む」と応じた。このほか、経済産業省、総務省、国土交通省も訪れた。
 要望活動には、町村会長の渡辺利綱大熊町長、議長会長の杉本宜信葛尾村議会議長ら双葉郡8町村の各首長、議長らが参加。帰還困難区域での本格除染の実施、東京電力福島第一原発の廃炉を見据えた新たな交付金制度の創設などを求めた。
 要望活動終了後、渡辺町長は「帰還困難区域の除染について、前向きに検討していくとの回答があった。一歩前進ではないか」と述べた。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧