東日本大震災

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自治体の要望受け決定 東京五輪の合宿、文化交流で下村文科相が方針

講演で本県の子どもたちを激励する下村文科相=郡山市役所

 下村博文文部科学相は19日、講演に訪れた郡山市で取材に応じ、2020年東京五輪・パラリンピック開催に伴う各国・地域の選手の合宿や文化交流の開催場所について、国内の各自治体からの要望に基づき国が決める方針を示した。文化交流は、早ければ来年から始める考えだ。
 東京電力福島第一原発事故に伴い廃炉作業の拠点となっているJヴィレッジ(楢葉町、広野町)の合宿などへの活用については「東京五輪の最低1年前にはサッカー練習場、合宿所として機能できるように国として応援する」と述べた。
 福島医大が整備を進める「ふくしま国際医療科学センター」については、勤務医らの人材確保に向け、国として処遇面を含め支援を検討する。

■郡山で中学生ら激励 福島医大などを視察 下村文科相
 下村文科相は同日、郡山市役所で中学生や保護者らを前に講演した。震災、原発事故に被災した本県の子どもたちに対し「困難に負けないでほしい。夢や志を持つことが大切。人類に貢献でき、世界を救える人材が福島からたくさん出てくるはずだ」と激励した。
 日本からの留学生を倍増させる同省の計画について、原発事故でいわき市に避難している中学生がグローバルな視点で人類に貢献したいと話した言葉から発想を得たことを明かし、「地球を自分のフィールドにしてぜひ留学を目指してほしい」と呼び掛けた。
 下村文科相は同日、市内で毎週土曜日に小中学生が自学自習をしている「寺子屋郡山」を訪れたほか、福島市の福島医大で甲状腺検査態勢などを視察した。

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