東日本大震災

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原木シイタケ3年ぶり出荷 新地の菊地さん 26日流通

3年ぶりの出荷へ原木シイタケを収穫する菊地さん

 東京電力福島第一原発事故による原木シイタケ(施設栽培)の出荷制限が解除された新地町の菊地久光さん(65)は25日、平成23年7月の出荷制限以来、3年ぶりに出荷を再開した。約100グラム入りパックで240個(計24キロ)をJAそうま集荷場に搬入した。26日に仙台市などで流通する。
 最終検査で放射性セシウムは食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を大幅に下回り、最大5ベクレルだった。県の厳格な生産管理マニュアルに基づき栽培された証しとして、商品パッケージには菊地さんの名前が入ったシールが貼られた。
 菊地さんは肉厚のシイタケを手に「3年かかったが出荷できてほっとしている」と笑顔を見せた。一方で、「どれだけ消費者に理解してもらえるか」と不安も口にした。
 県によると、他に出荷制限が解除された伊達市の斎藤憲一さん(66)、大橋茂美さん(64)、牧野善治さん(65)は今秋の出荷を目指している。

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