東日本大震災

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流し網漁再開 試験操業で初 マイワシなど出荷 相馬双葉漁協

水揚げされたマイワシを選別する漁業関係者=相馬市・松川浦漁港

 相馬双葉漁協の試験操業で小型船によるマイワシなどの流し網漁が始まり、25日、初めての水揚げがあった。
 試験操業で同漁法を行うのは初めて。マイワシを中心に網に交ざるマアジ、マサバ、ゴマサバが対象。松川浦漁港(相馬市)と釣師浜漁港(新地町)、真野川漁港(南相馬市鹿島区)から18隻が24日夜に出港し、沖合40~50キロの海域で操業した。25日未明に帰港し、松川浦漁港に陸送で集めた。
 マイワシは回遊魚で魚群を捉えづらく、初日の水揚げはマイワシが約140キロで、ゴマサバなどはわずかだった。放射性物質のサンプル検査を経て地元を中心に出荷した。今月末のモニタリングの動向を見定めて8月に再度、実施する。
 相双マイワシ試験操業委員長の高橋範雄さん(54)=相馬市、第五恵永丸=は「漁獲量が震災前と比べて少なかったのが残念。それでも試験操業でまた一つ漁法が増えた意義は大きい」と語った。

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