東日本大震災

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ふくしま復興大使 国内派遣スタート

大江さんの話を聞く(前列左から)阿部君、中塚さん、佐々木さん

 福島民報社が委嘱した平成26年度「ふくしま復興大使」の国内派遣が27日、始まった。第一陣の北海道班が北見市の温根湯(おんねゆ)温泉を訪れ、地元の資源を生かした地域再生の取り組みを学んでいる。
 北海道班は中塚絢音(あやね)さん(13)=大玉村、大玉中1年=、阿部直翔(なおと)君(13)=北塩原村、北塩原一中2年=、佐々木ひなさん(14)=泉崎村、泉崎中3年=の3人。初日は旅館「大江本家」で、社長の大江友広さん(56)=おんねゆ温泉観光協会長=から温泉街の振興策について話を聞いた。
 温根湯温泉は宿泊客の減少に悩まされてきたが、北見市が平成24年に「おんねゆ温泉 山の水族館」を改修したのをきっかけに増加に転じた。水族館で北海道に生息する淡水魚をアピールし、イベント開催などにも取り組んでおり、大江さんは「水族館の人気が高まり、住民の意識が前向きに変化した」と述べた。
 3人は大江さんに福島民報の復興大使別刷り特集などを手渡し、本県の現状を説明した。29日まで道内に滞在し、山の水族館などを見学する。
 復興大使の派遣は福島民報社復興戦略事業の一環で、平成24、25年度に続き3度目。今年度は地域振興に成果を挙げている先進地や災害を克服した地域などを訪れ、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故からの復興に向けてのアイデアを得る。

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