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3号機、推計の5時間前に炉心溶融 燃料の大半、格納容器に 東電調査

 東京電力は6日、福島第一原発事故で3号機の炉心溶融(メルトダウン)が従来の推計より5時間以上早く始まり、核燃料の大部分が圧力容器の底を突き破って格納容器下部に溶け落ちたとする調査結果を発表した。原子炉上部から格納容器下部まで約35メートルの高さがあり、燃料の切断など今後の廃炉作業はさらに困難となる可能性がある。
 東電によると、3号機では平成23年3月12日昼ごろから高圧注水系(HPCI)と呼ばれる装置を使って燃料を冷却していたが、同12日午後8時ごろには冷却できない状態となった。これまでは装置を手動停止した同13日午前2時40分ごろまで冷却が続いたとされていた。
 今回の調査結果では、同13日午前2時半ごろには原子炉内の水位が下がり燃料が露出し始めた可能性が高いと判明。約3時間後には燃料の溶融が始まったとみられる。これまでの推計で、燃料の溶融開始は同13日午前11時10分ごろとされていた。
 従来の調査では、格納容器下部に溶け落ちた燃料は全体の約6割とされていたが、東電は「大部分が落下したと想定し、燃料取り出しに向けた技術研究をする必要がある」としている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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