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新天地いわきで再開 震災後閉鎖のホテル いつの日か再び古里へ...

祝賀会であいさつする早川さん

■富岡の什一屋社長 早川恒久さん(45)

 富岡町でホテル「サンライズインとみおか」を営業していた什一屋(じゅういちや)社長の早川恒久さん(45)は19日、いわき市平にホテル「サンライズインいわき」をオープンさせる。「いつの日か富岡のホテルも再開させたい」。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受けて避難が続く中、古里で仕事ができる日を夢見て新天地でスタートを切る。

 富岡町内のホテルは平成3年に設立され、約20年間続いていた。原発事故で避難区域となり、再編により現在は避難指示解除準備区域にある。早川さんは震災の約10カ月後から「気持ちを切り替えて新しいホテル経営を始めよう」と準備を進めてきた。
 震災後需要が高まったいわき市内での土地確保などに苦労もあったが、富岡町をはじめ双葉郡内の設備業者などに協力してもらい、新ホテルを建設した。資金面では被災した中小企業の施設・設備の復旧を支援する国のグループ補助金も活用した。
 18日、新ホテルの内覧会を開いた。祝賀会も、市内平の正月荘で催した。早川さんは「新たな土地でホテル業を始める不安はあるが、富岡町での事業再開を目指して頑張りたい」と誓った。
 新ホテルはいわき市平字十五町目にあり、9階建て全71室。宿泊料は1泊1食付きで7000円(税別)から。大浴場やコインランドリーなども備えた。
 問い合わせはサンライズインいわき 電話0246(88)8533へ。

カテゴリー:連載・再起

内覧会で新ホテルの客室を見て回る関係者

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