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1年程度試験輸送 中間貯蔵施設基本計画案 交通状況など問題を分析

 東京電力福島第一原発事故に伴う国の中間貯蔵施設をめぐり、18日に環境省が示した除染廃棄物の輸送基本計画案には、1年程度のパイロット(試験)輸送の実施が盛り込まれた。国が県内全域から一定量の廃棄物を施設に輸送。効率的に輸送できるか、道路や交通状況に問題はないかなど分析し、本格輸送に向けて必要な対策を講じる。
 輸送の基本原則には「安全・確実」「短期間・円滑」「国民・関係機関の理解と協力」の3項目を掲げた。搬出量や輸送ルートの調整、輸送物の全数管理などは国が中心になって統括管理する。国のほか県、関係市町村、県警、輸送業者らでつくる「輸送連絡調整会議」も設置し、輸送状況などの情報を共有する。
 円滑な作業の実施が本県復興に極めて重要であることから、輸送車両の運転手ら作業員の教育・研修に力を入れる。放射性物質や被ばく線量の管理、中間貯蔵施設に関する知識を身に付けてもらう。
 輸送基本計画案が示された環境省の有識者会合では、出席した委員から「市町村の状況をみて国が積極的に関与する形で輸送を実施すべき」「各計画の進行を管理するロードマップをつくってほしい」などの意見が出された。

カテゴリー:福島第一原発事故

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