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今を生きる 最後の舞台息ぴたり 3人、小文化祭で合唱

息の合ったハーモニーを披露する(左から)小丸さん、栃本さん、宮田さん

■本宮の浪江高サテライト校音楽部

 本宮市の浪江高サテライト校の小文化祭は18日、市内のサンライズもとみやで開かれた。今回が最後の舞台となる音楽部は息の合った合唱のステージを披露した。
 音楽部は東日本大震災後の平成23年8月に発足した。部員は毎日約1時間半の練習に取り組み、市内外の仮設住宅で慰問演奏し、県高校音楽学習発表会に出演するなどしてきた。昨年までは6人で活動していたが、今年3月に3人が卒業、部員は部長の小丸美里さん(17)、宮田美樹さん(18)、栃本千佳さん(18)の3年生3人のみとなった。
 現在1、2年生部員はいない。同校は平成29年4月から休校となるため、音楽部にとって小文化祭は最後の発表の場となった。
 同級生や保護者ら約100人が見守る中、3人は「ホール・ニューワールド」「風になる」など4曲を美しいハーモニーで歌い上げた。「音楽が大好きで入部を決めた」という3人の息の合った合唱に、会場から大きな拍手が送られた。
 演奏を終えた小丸さんは「最後かと思うと寂しいが、楽しく歌えて良かった。この経験を生かし、これからは進学という自分の夢を実現させていきたい」と目を輝かせた。

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