東日本大震災

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浪江町の常勤医2人体制に 1日から二本松で診察

馬場町長に着任を報告する峯廻さん(中央)。左は妻雪枝さん

 浪江町は町の常勤医として峯廻攻守(みねまわり・よしもり)さん(70)=札幌西円山病院名誉院長=と契約した。10月1日から二本松市と町内の両仮設診療所に勤務し、唯一の常勤医だった関根俊二町国保仮設津島診療所長(72)と2人体制で町民の健康を支える。
 峯廻さんは北海道滝川市出身、滝川高、札幌医科大卒の内科医。平成24年春に本県など東北の津波被災地を巡り、復興に携わりたいと考えた。今年3月末で院長を退き、4月に名誉院長に就任。県地域医療支援センターを通じ町から8月初旬に打診を受け、9月16日に契約した。
 二本松市の安達運動場仮設住宅内にある町国保仮設津島診療所で週3回、町内にある町役場内の仮設診療所で週2回診察に当たる。ほかに町は地域医療機能推進機構などから医師の派遣を受けている。
 峯廻さんは24日、妻雪枝さん(57)とともに市内の町役場二本松事務所を訪れ、馬場有町長に着任を報告した。馬場町長は「町民の味方になる。心強い」と感謝した。峯廻さんは「町民と触れ合い、現状を肌で感じながら医療に当たりたい」と抱負を語った。

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