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今を生きる 古里復興の懸け橋に 「ミス中央」選出 首都圏で魅力伝えたい

初仕事で福島への思いを語る八代さん

■白河出身 八代真衣さん 23

 白河市出身の会社員八代真衣さん(23)は東京都中央区の観光大使・ミス中央に決まり、今月から活動を開始した。中央区には4月、県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」がオープン。「ふくしま館ができて福島県と中央区がつながった。自分も懸け橋として、古里の復興に少しでも貢献したい」と力を込めた。
 八代さんは白河高出身。大学卒業後の昨年春、東京・日本橋の三越日本橋本店に配属された。同店近くに開館したふくしま館を、多くの区民が利用しているのを見て、「知らなかったことを知ってもらう観光の魅力を感じた」とミス中央を志望した。62人の応募を勝ち抜いた19人が参加した選考会では、堂々とした受け答えと、爽やかな笑顔で、第33代ミス中央の3人のうちの1人に選ばれた。
 ミス中央を志望したのは、中央区が被災地の復興支援活動に積極的なことも理由だ。初仕事になった1日の区の観光商業まつりでは、被災地への募金に協力した区民に感謝の気持ちを伝えた。「これまで古里の力になれず、もどかしい思いもあった。大勢の人の前で話す機会も多いので、できる限り福島県や、ふくしま館のことを発信したい」と意気込む。
 今後は1年間、区内のさまざまなイベントに参加し、区の魅力をPRする。26日には日本橋の大通りを練り歩く日本橋・京橋まつり「大江戸活粋パレード」に振り袖姿で参加し花を添える予定だ。八代さんは「これまで福島や日本橋で多くの人に支えられてきた。皆さんに笑顔を届けられるよう頑張りたい」と目を輝かせた。

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