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復興の厳しさ実感 日本JCの菓子部会が被災地視察

佐藤警部補の慰霊碑とパトカーに手を合わせる参加者

 日本青年会議所(JC)菓子部会の有志は17日、富岡町からいわき市の沿岸部を巡り、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から3年7カ月後の被災地の現状を視察した。北海道から九州までの若き経営者25人が参加し、ラジオ福島の大和田新アナウンサーが案内した。
 一行は富岡港付近で殉職し行方不明となっている、双葉署の佐藤雄太警部補=当時(24)=の慰霊碑とパトカーに手を合わせて冥福を祈った。時間が止まったようなJR常磐線富岡駅前の様子に言葉を失っていた。
 いわき市久之浜の「浜風商店街」や四倉町の「トマトランドいわき」、津波の被害が大きかった薄磯地区に足を運び、塩屋埼灯台から復興の状況を見た。久之浜では、津波で夫を亡くした高木京子さん(63)が、語り部としてマイクを握り「忘れないことが最大の支援となる」と熱く語った。
 大野進司部会長(39)=文明堂社長=は「防災のヒントをたくさんもらった。地元の防災対策に生かしたい」と語った。阪神淡路大震災を経験した神戸市の横井伸仁さん(40)は、「19年前を思い出し、鳥肌が立った。福島の復興の厳しさを感じた」と話した。
 同部会の秋季総会は16日、郡山市のビューホテルアネックスで開かれた。約90人が出席した。記念講演で、大和田アナウンサーが本県の現状を語った。

カテゴリー:福島第一原発事故

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