東日本大震災

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過疎克服の事例学ぶ 富山で「復興大使」

山祭りの会場で高桑さんから説明を聞く復興大使の鈴木さん(左)と岸波さん(中央)

 福島民報社の「ふくしま復興大使」富山・石川班は活動初日の25日、富山県南砺(なんと)市利賀(とが)村を訪れ、過疎の里に活気を呼び込む「どーんと利賀の山祭り」に参加した。
 復興大使は岸波佳穂さん(17)=伊達市、福島東高2年=と鈴木結衣さん(22)=福島市、福島大人間発達文化学類4年=の2人。同行した福島民報社の高橋英毅編集局整理部長代理らとともに、山祭り会場で市利賀行政センター長の高桑久義さん(59)らから過疎克服の取り組みを聞いた。
 同市利賀村は人口約600人。高齢化率は50%に迫る中、住民たちは世界遺産の「合掌造り家屋」を生かし、東京の著名劇団と連携して国際演劇村を整備し運営を進めている。「山祭り」も合掌造りをアピールする取り組みで、岸波さんと鈴木さんは土台を造る作業などを体験した。
 村内では首都圏の若者有志によるイベント運営が定期的に行われ、都市と山村の新たな交流の形としても注目されている。毎年約20万人の観光誘客を実現しており、高桑さんは「住民の熱意、都市の若者との交流が相乗効果となり、活気を生み出している」と語った。
 復興大使は26日も同村で研修し、27日は石川県小松市で広域連携による食のブランドづくりを学ぶ。

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