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原子力災害対策を議論 福島国際赤十字会議始まる

黒川氏(中央)の講演などが行われた会議

 日本赤十字社と国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の原子力災害対策関係国赤十字社会議は27日、福島市で始まった。30日までの4日間、原子力災害発生時の被災者支援の在り方を議論し、行動指針の素案をまとめる。
 東京電力福島第一原発事故発生時の経験や課題を踏まえ、今後の原子力災害に備える目的で、本県での開催は初めて。原発がある国など16カ国の赤十字社・赤新月社の実務担当者ら約40人が参加している。IFRCは会議でまとめる素案に検討を加え、来年11月にスイス・ジュネーブで開く連盟総会で「活動ガイドライン」として決議する予定。
 初日は福島市の福島ビューホテルで基調講演などが行われた。IFRC会長の近衛忠煇日本赤十字社長、エルハッジ・アマドゥ・シィIFRC事務総長があいさつした。元国会事故調委員長の黒川清政策研究大学院大学教授が原発事故の概況と人道援助機関に求められる対応などを講話した。続いて、国際赤十字会議ボランティアの高校生7人がメッセージを発表した。
 終了後、近衛会長は記者団の取材に応じ、「原子力発電が今後も継続されるならば、同時に備えを進めるべき」と会議の意義を語った。
 2日目の28日は浪江町や相馬市、福島市の仮設住宅の現状を視察する。

カテゴリー:福島第一原発事故

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