東日本大震災

2014年11月アーカイブ

「すぐ戻る」1.6ポイント増 楢葉町民の帰還意向調査

 復興庁は28日、東京電力福島第一原発事故で全住民が避難している楢葉町と、4月に避難指示が解除された田村市都路地区の住民を対象にした意向調査の結果を発表した。帰還について、楢葉町では「すぐに戻る」が9・6%となり、1月の前回調査に比べ1・6ポイント増...[記事全文

県産品の安全性伝える 日本政策金融公庫専務・高橋洋氏に聞く

日本政策金融公庫専務・高橋洋氏
 日本政策金融公庫の代表取締役専務農林水産事業本部長に就いた高橋洋氏は28日、福島民報社のインタビューに応え、「福島県の農林水産業の風評払拭(ふっしょく)に向け、県産品の安全性を全国のバイヤーに伝えていく」と本県復興に全力を尽くす考えを示した。  ...[記事全文

利用者1000人達成 飯舘村の「いっとき帰宅バス」

菅野村長から記念品を受ける利用1000人目の庄司さん(左)
 東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村の「いっとき帰宅バス」の利用者が1000人に達し28日、伊達市の伊達東仮設住宅で記念品贈呈式が行われた。 ■伊達に避難 庄司ヨネ子さんに記念品  1000人目となったのは同仮設住宅に住む庄司ヨネ子さ...[記事全文

復興への闘い 震災3年の現実(23) 第3部 市町村の奮戦 郡山 魅力発信 挑戦続く

会議で市の持つ特色を点検するPRタスクチームのメンバー=27日
 郡山市では4月の東京ガールズコレクションや10月のB-1グランプリなど全国規模の催事をはじめ、主要会議、研修会が相次いで開かれている。いずれも東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した本県の復興支援が目的だったが、持ち回りだったり、他県も開催...[記事全文

カテゴリー:復興への闘い

浪江の安全自らの手で 6日の常磐道浪江IC開通に合わせ 「防犯見守り隊」発足

馬場町長から委嘱状を受ける君島さん(中央)
 今年9月の6号国道全線の自由通行開始と12月6日の常磐自動車道浪江インターチェンジ(IC)開通に合わせ、浪江町民によるパトロール隊「浪江町防犯見守り隊」が27日、発足した。同日、町役場で発隊式が行われ、隊員は「自分の町は自分たちの手で守る」と決意を...[記事全文

「健康不安」大幅に減少 福島市民の放射線意識調査

 福島市は27日、市民3500人を対象にした東京電力福島第一原発事故による放射線の影響に関する意識調査の結果を発表した。  平成24年5月の第1回調査に次ぐ2回目で、放射線の外部被ばくによる健康不安の変化について「大きくなった」と答えたのは全回調査に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

常磐線不通の原ノ町-竜田間 代行バス来年2月運行目指す

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で不通が続くJR常磐線をめぐり、JR東日本は検討していた代行バスについて、原ノ町(南相馬市)-竜田(楢葉町)駅間で来年2月ごろの運行開始を目指す。1日2往復で、乗務員や車両の確保についてバス会社などと調整...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 灘中・高教諭辞め福島移住 学習指導で恩返し 復興人材育成へ

高校生に効率的なノートの取り方を指導する前川さん=福島市・学法福島高
■阪神大震災を体験 前川直哉さん 37  教育を通じ福島の復興に尽くす-。神戸市の進学校「灘中・高」教諭を辞め、福島市に移り住んだ前川直哉さん(37)は、学習支援組織をつくり高校生に受験勉強などを教えている。高校3年で阪神大震災を体験。全国各地からの...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

復興への闘い 震災3年の現実(22)第3部 市町村の奮戦 郡山 成功体験を将来へ

大勢の来場者でにぎわうB-1グランプリの会場。市民の協力が支えになった=10月19日、郡山市・開成山公園
 郡山市は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後、全国規模の会議や催事を積極的に誘致している。  いかに市内へ人を呼び込むか―。市役所本庁舎2階にある国際政策課で、職員は誘客につながるよう効果的に市を売り出す方法を考えている。「フェイスブックな...[記事全文

カテゴリー:復興への闘い

東電争う姿勢 避難転院で死亡 双葉病院訴訟

 東京電力福島第一原発事故発生後、入院していた大熊町の双葉病院から避難を強いられ、その後、死亡した男性=当時(89)=の遺族が東電に避難費用や慰謝料など約3700万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論は25日、福島地裁(潮見直之裁判長)であった。...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

復興への闘い 震災3年の現実(21)第3部 市町村の奮戦 南会津 観光独自策に自信

 南会津町の中心部にある町役場3階で、商工観光課長の相原盛隆(57)は平成27年度の予算要求をまとめる作業に没頭した。卓上の資料には観光誘客行事とともに、教育旅行や夏合宿の予約件数が記されている。いずれも26年を大きく上回る見通しだ。  東京電力福島...[記事全文

カテゴリー:復興への闘い

環境省、川俣町長に延長要請 除染廃棄物仮置き場保管

古川町長(右)に保管延長を要請した関谷所長(手前左)
 除染廃棄物を保管している仮置き場をめぐり、環境省福島環境再生事務所の関谷毅史所長は25日、川俣町中央公民館で古川道郎町長と会談し、3年をめどとしていた保管期間の延長を要請した。同省は市町村の担当者に延長を要請していたが、県内の市町村長に保管期間を延...[記事全文

スキー教育旅行呼び戻せ 県が県外団体に補助金

子どもたちの教育旅行を誘致して、たくさんの歓声が戻るのを待つ会津磐梯山エリアのスキー場(グランデコスノーリゾート)
 東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の風評で県外からの教育旅行が減った本県のスキー場に子どもたちを呼び戻そうと、県会津地方振興局は北塩原村、磐梯町、猪苗代町と連携して新たな誘客事業に取り組む。会津磐梯山エリアのスキー場を訪れるスポーツ少年団などに...[記事全文

「復興米」みんなで食べて 東京農大 相馬の小中学生らに贈る

復興米を手にする(前列右から)斎藤君、立谷市長、門馬さん、佐藤さんら
 相馬市の津波被災水田を復旧して収穫された平成26年産米「そうま復興米」が市内の全小、中学校の子どもらにプレゼントされることになり、25日、市役所で贈呈式が行われた。  相馬地方の支援を続ける東京農大と、JAそうま、相馬市などが連携した復興支援プロ...[記事全文

住民避難県マニュアル改定 原子力災害発生時で知事方針

 県は原子力災害発生時の住民避難の流れや安定ヨウ素剤の配布の手順などのマニュアル改定を行う。  内堀雅雄知事が25日の定例記者会見で発表した。県は22日に川内村民を対象に東京電力福島第一原発事故発生後初の廃炉作業中の原発事故を想定した住民避難訓練を...[記事全文

町道9カ所の復旧工事完了 富岡町政懇談会

 富岡町は被災した町道37カ所のうち、9カ所で復旧工事を完了させた。24日に郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた町政懇談会で町が明らかにした。  町によると、帰還困難区域と津波浸水区域を除き、被災した町道37カ所で復旧工事を進めている。10月末現...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

木質ペレット工場設立 原町の箱崎さん、猪苗代に

環境に優しいエネルギー作りを誓い合う箱崎さん(左)と渡辺さん
 南相馬市原町区の箱崎俊一さん(59)は猪苗代町の木材工場の一角を借り、ペレットストーブ用の木質ペレット製造工場「磐梯高原ペレット工場」を設立、10月末に稼働した。箱崎さんは「東京電力福島第一原発事故の被害を経験した。環境に優しいエネルギーの普及に少...[記事全文

放射性物質や大雨大雪学ぶ 福島で気象講演会

大気中の放射性物質について話す渡辺特任教授
 「東日本大震災以後の福島の空」をテーマにした、日本気象学会東北支部の気象講演会は23日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。  福島地方気象台の共催。約60人が参加した。福島大共生システム理工学類の渡辺明特任教授が「大気中放射性物質の動態と今後の課...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江の子生演奏楽しむ 長岡交響楽団コンサート 二本松市民と強い絆

オーケストラの演奏を楽しむ子どもたち
 二本松市や東京電力福島第一原発事故で市内に避難している浪江町の子どもらを招いた「子どもに贈る音楽会」は24日、市民会館で開かれ、生のオーケストラ演奏を楽しんだ。  市民と町民有志でつくる「子どもに音楽を贈る会」と、市内に仮校舎を置く浪江小を支援して...[記事全文

復興への闘い 震災3年の現実(20)第3部 市町村の奮戦 若松 DCをきっかけに

DCの観光客へ渡す花のしおり作りに励む市民
 会津若松市観光課の職員は来春の大型観光企画・デスティネーションキャンペーン(DC)を教育旅行復活のきっかけにする青写真を描く。  DCは県や市町村がJRと協力し、全国に地域の魅力を発信する大型観光企画だ。来年4~6月に県内全域で展開する。観光課長の...[記事全文

カテゴリー:復興への闘い

復興への闘い 震災3年の現実(19)第3部 市町村の奮戦 教育旅行回復道半ば

連休に観光客でにぎわう鶴ケ城=22日
 穏やかな天気が続く3連休、会津若松市の鶴ケ城には大勢の行楽客が県内外から足を運んだ。兵庫県と神奈川県の女性は修学旅行で訪れた思い出をたどり、天守閣を見上げた。「お城はきょうもきれいね」  平成26年度、鶴ケ城の入場者は10月末までに約82万8000...[記事全文

カテゴリー:復興への闘い

避難...車への情熱忘れず 若松 念願の整備会社設立

工場内に設置した機材をチェックする佐藤さん
■大熊町から避難 佐藤睦美さん(32)  大熊町から会津地方に避難している佐藤睦美さん(32)は23日、自動車整備会社「車屋COPIN(コパン)」を会津若松市真宮新町北四丁目92の1に開業した。機材の関係で本格作業開始は12月中旬からとなるが、苦難を...[記事全文

カテゴリー:連載・再起

会津の味京都でPR JAあいづ同志社女子大訪問

学生らに会津牛などを振る舞うJAあいづ職員(左)
 JAあいづ(本店・会津若松市)は23日、京都市の同志社女子大で開催されたEVE(大学祭)に参加し、学生らに会津米や会津牛などを振る舞った。県産農畜産物の安全・安心とおいしさを発信し、東京電力福島第一原発事故の風評払拭(ふっしょく)に努めた。  会津...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

塙の食材で新名物 新粉もち汁 きょう産業祭で販売 風評払拭し「食の復興」 委託の東京聖栄大が考案

米粉とこんにゃく粉を練り込む学生
 塙町の一般財団法人「天領の郷はなわ」の委託で、加工品を研究する東京都葛飾区の東京聖栄大食品学科は、町の食材を使った新レシピ「新粉もち汁」を考案した。23日に町内の塙小で開かれる第25回産業祭で販売する。東京電力福島第一原発事故による風評の払拭(ふっ...[記事全文

セシウム基準値以下 南相馬原町区太田地区で収穫の新米

 昨年収穫されたコメの放射性セシウムが食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超過した南相馬市原町区太田地区で今秋に収穫されたコメが、全袋検査を93%終えた17日時点で、全て基準値以下だった。21日、市が定例記者会見で明らかにした。  市に...[記事全文

セシウム、森林地表5センチに JAEA、協議成果発表

ワークショップの成果について説明する油井センター長(左)。右は宮原副センター長
 日本原子力研究開発機構(JAEA)は20日、福島市で先月開かれたワークショップの成果を発表した。東京電力福島第一原発事故に伴う放射性セシウムは県内森林の地表から5センチ程度にとどまり、土壌浸食によるセシウムの移動は0.2~0.5%程度に限られるとの...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発事故想定、初の訓練 川内と福島

災害対策本部で情報収集や通報連絡の訓練をする参加者
 廃炉作業中の東京電力福島第一原発での事故を想定した防災住民避難訓練は20日、福島市の自治会館や川内村などで初めて実施され、県や村、関係機関が災害発生時の情報収集や通報連絡、緊急時モニタリングの訓練を繰り広げた。  原発事故発生後に策定された県原子力...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山で総会開幕 日本臨床外科学会 研究発表3000超

外科手術の冠動脈バイパス術について語る天野氏
 第76回日本臨床外科学会の総会は20日、郡山市で始まった。22日まで。全国から外科医や大学関係者ら約6500人が参加しており、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興途上にある本県の正しい情報を発信している。  期間中、市民文化センター、ビ...[記事全文

豪でも涙、笑い 「物置のピアノ」日本映画祭で上映

映画「物置のピアノ」を鑑賞するシドニーの映画ファン
 桑折町を舞台にした映画「物置のピアノ」は20日、オーストラリアのシドニーで開催された日本映画祭で上映された。プロデューサーの橘内裕人さん(30)=福島市出身=が会場を訪れ、映画や福島の現状を説明した。  橘内さんによると上映中は泣き、笑いする観客も...[記事全文

念願の本出版祝う 「稲盛和夫と福島の子どもたち」

あいさつする下村筆頭代表世話人
 京セラ名誉会長の稲盛和夫さんの講演と、聴講した子どもたちの感想文をまとめた本「稲盛和夫と福島の子どもたち『人は何のために生きるのか』」の出版記念祝賀会は20日、郡山市の郡山ビューホテルで開かれ、関係者が念願の出版を祝った。  稲盛さんが塾長を務める...[記事全文

今を生きる 浪江の味で準優勝 全国中高生料理選手権 「町民に食べてほしい」

古里の料理で準グランプリに輝いた平子さん
■福島に避難 二本松に通学 平子葵さん(浪江中3年)  東京電力福島第一原発事故で、浪江町から福島市に避難している平子葵さん(15)=浪江中3年=は、全国の中高生が料理の調理方法と腕前を競う「オレンジページジュニア料理選手権」の個人部門で準グランプリ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

復興へ相馬の魅力発信 23日に30周年イベント 駅前商店街振興組合

「空は海と街をつなぐ」のポスターを手にする伊藤理事長
 相馬市駅前商店街振興組合の設立30周年を記念した催し「空は海と街をつなぐ」は23日、市内岩子の相馬双葉漁協松川浦支所周辺で催される。同組合の主催、同漁協の共催で、福島民報社などの後援。東日本大震災の復興を願い、相馬の魅力を発信する場として企画した。...[記事全文

中間貯蔵施設関連法案が可決、成立 衆院本会議

 東京電力福島第一原発事故に伴う県内の除染廃棄物を保管する政府の中間貯蔵施設をめぐり、30年以内に県外で最終処分すると明記した日本環境安全事業株式会社(JESCO)法の改正案(中間貯蔵施設関連法案)は19日、参院本会議で可決、成立した。有害化学物質の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が復旧・復興工事現場公開 広野、いわきの防災緑地や堤防など

ダンプで土砂が運び込まれる防災緑地の工事現場=広野町
 県は19日、広野町、いわき市の防災緑地や堤防など、沿岸部の復旧、復興工事現場を報道陣に公開した。平成30年度までに、東京電力福島第一原発事故に伴う帰還困難区域を除き工事を完了する。  広野町東地区では防災緑地、県道などを整備しており、進捗(しんち...[記事全文

線量軽減へ清掃開始 南相馬、特定避難勧奨地点の指定世帯

清掃作業をする東電のボランティアスタッフ
 南相馬市の特定避難勧奨地点の指定世帯を対象とした放射線量軽減のための清掃は19日、始まった。  初日は同市原町区高倉地区の無職佐藤勝治さん(79)方で行われた。東京電力のボランティアスタッフ15人が作業した。敷地内の落ち葉拾い、除草、放射線量が高...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

中間貯蔵関連法の成立報告 望月環境相、内堀知事に

望月環境相から法案の要綱を受け取る内堀知事(右)
 望月義夫環境相は19日、いわき市を訪れ内堀雅雄知事と会談し、日本環境安全事業株式会社の改正法(中間貯蔵施設関連法)の成立を報告した。  内堀知事は「今後、中間貯蔵施設の協議を地元自治体、住民と進める上で非常に重要な要素だ。政局が大きく動く中、難し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「震災と原発事故」の創作劇 大沼高と合同練習会 ザベリオ学園高と白河旭高

演技を披露するザベリオ学園高の生徒
 会津地区高校演劇連盟の秋のコンクールで地区代表となった大沼高と会津若松ザベリオ学園高は16日、会津美里町の大沼高で県大会に向けた合同練習会を開いた。県南地区の白河旭高も特別参加し、3校が東日本大震災、東京電力福島第一原発事故をテーマにした劇を演じ、...[記事全文

広野町「道の駅」整備へ 防災、復興の拠点に

6号国道沿いの道の駅整備予定地
 広野町は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を教訓に、ヘリポートなどを完備した防災拠点となる道の駅を整備する。同町折木のいわき市との境界に近い6号国道沿いに約10ヘクタールの用地を確保、平成29年度内の完成を目指す。町は復興のシンボルと位置付け...[記事全文

原発事故発生時に4割超が屋内退避せず いわき市民アンケート

 いわき市は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生時の避難状況などを市民に調査したアンケートの結果を18日、公表した。19日にも市ホームページ上で公開する。  7月に市民3000人を対象に実施した。3000人を無作為で選び、1156人(38・5%...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大波(福島)と霊山の住民1241人がADR申し立て

申し立ての内容を説明する(前列左から)宮脇会長、吉野弁護士、佐藤会長ら
 福島市大波地区と伊達市霊山町雪内、谷津両地区の住民合わせて1241人(409世帯)は18日、東京電力福島第一原発事故で被害を受けたとして、東電に1人当たり月額10万円の賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

特殊公務災害に認定 震災で殉職の警察官5人 県内初

 地方公務員災害補償基金(本部・東京)は18日までに、東日本大震災で殉職した県警の警察官5人を特殊公務災害に認定した。東日本大震災で殉職した県内の地方公務員が認定されたのは初めて。  同基金県支部によると、双葉署の増子洋一警視=当時(41)=、古張文...[記事全文

「復興フラッグ」存続へ 交流のシンボル防災緑地に

新地町の釣師地区にある県道交差点でなびく「復興フラッグ」
 東日本大震災の津波で被災した新地町の釣師浜近くの県道交差点に復興、交流のシンボルとして掲げられてきた手作りの旗「復興フラッグ」が、町の復興事業で整備される釣師防災緑地でも継続して掲げられる見通しとなった。17日、加藤憲郎町長が有志による存続プロジェ...[記事全文

常磐道、廃棄物輸送で新IC 環境省が検討

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は施設への廃棄物輸送が円滑に行われるよう、常磐自動車道へのインターチェンジ(IC)新設を検討する。具体的な輸送量などを分析し、設置場所も含め国土交通省などと協議するとみら...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

中間貯蔵施設法案、今国会成立へ 環境相が内堀知事に伝える

望月環境相と握手する内堀知事(左)=環境省
 望月義夫環境相は17日、中間貯蔵施設で保管した除染廃棄物を30年以内に県外で最終処分すると明記した日本環境安全事業株式会社法(JESCO法)改正案について、今国会で成立するとの見通しを内堀雅雄知事に伝えた。  就任あいさつで望月氏と会談した内堀知事...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広野など復興状況視察 衆院の震災復興特別委

宮本町長(左)から復興の取り組みを聞く坂本議員(中央)ら
 衆院東日本大震災復興特別委は17日、広野、富岡、楢葉の各町を視察した。  広野町では遠藤智町長がJR広野駅東側地区開発予定地、県立中高一貫校予定地などでそれぞれの計画を説明した。町役場で意見交換し、遠藤町長はJR常磐線の早期再開などを訴えた。  富...[記事全文

住宅除染9カ月前倒し 福島市、来年末の完了目指す

住宅除染の前倒しを発表する小林市長
 福島市は、東京電力福島第一原発事故に伴う住宅除染の完了時期を当初予定の平成28年9月末から9カ月前倒しし、来年12月末とする。26年度中に全ての発注を終える。小林香市長が17日、市役所で記者会見して明らかにした。  27年度実施計画分の飯坂、吾妻、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江津島の住民完全賠償を求める会

あいさつする馬場世話人代表
 東京電力福島第一原発事故で避難している浪江町津島地区の住民は16日、「原発事故の完全賠償を求める会」を発足させた。二本松市の県男女共生センターで設立総会を開いた。  国や東電の財物賠償基準や対応に納得できない津島区住民が対象で、被害に見合った賠償...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

JC福島ブロ協と県社協災害時協力締結

調印後、がっちりと握手する瀬谷会長(左)と安斎会長
 日本青年会議所(JC)東北地区福島ブロック協議会と県社会福祉協議会は16日、災害時の協力に関する協定を締結した。東日本大震災以降、ともにボランティア活動に尽くしてきた両団体がさらに連携を強める。  調印式は二本松市のウエディングパレスかねすいで行...[記事全文

県営災害公営住宅へ引っ越し 郡山、2棟に39世帯入居予定

郡山市日和田町の県営災害公営住宅でカーテンを取り付ける坂本さん(左)
 東京電力福島第一原発事故の避難者向けに、県が郡山市に初めて整備した県営災害公営住宅2棟へ入居する住民の引っ越し作業が15日、本格化した。同日以降、2棟に計39世帯が入る予定。  完成したのは、市内日和田町に建設した富岡町民向けの鉄筋コンクリート造...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

松本さんら3人全国出場 震災風化スピーチコンテスト

震災での体験を発表する松本さん
 東日本大震災風化防止プロジェクト「メモリースピーチコンテスト」県大会は15日、いわき市のアリオスで開かれ、琴田巴菜さん(磐城農高3年)、菅家聖哉さん(ロメオパラディッソキャスト)、松本莉奈さん(磐城高2年)が全国大会出場を決めた。  認定NPO法...[記事全文

衰弱の60代女性を救助 南相馬で新聞販売店員が通報

 南相馬市鹿島区にある津波被災者の災害公営住宅で15日、一人暮らしの60代女性が衰弱した状態で倒れているのが見つかり、市内の病院に運ばれた。同区の鹿島新聞販売センターの従業員が異変に気付き、関係機関に連絡したことで一命を取り留めた。  関係者による...[記事全文

東京で新米の安全性アピール JAそうま 買い物客に無料で配布

相馬地方の新米を来場者に手渡す関係者(左側)
 JAそうまの新米発表会は15日、東京都江戸川区のイトーヨーカドー葛西店で開かれ、地元産のコメのおいしさと安全性をアピールした。  内藤一組合長が「東京電力福島第一原発事故の風評に悩まされているが、日本で一番安全・安心だと自負している。ぜひ食べてほ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

執筆の高村昇氏に聞く 放射線Q&A連載150回終了

回答に込めた思いなどを語る高村教授
 東京電力福島第一原発事故の健康影響に関する身近な質問に福島民報紙上で答える「放射線 放射性物質Q&A」が150回を迎え、いったん終了した。県放射線健康リスク管理アドバイザー・長崎大教授(原爆後障害医療研究所)の高村昇氏(46)が原発事故発生後の平成...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

都路の古道小 4年ぶり本校で学習発表 民話基の創作劇や音読

校歌を合唱する古道小の子どもたち
 東京電力福島第一原発事故に伴い仮校舎に移転し、4月に本校に戻った田村市都路町の古道小で15日、学習発表会「すずらん発表会」が開かれ、全校児童67人が学習成果を披露した。地元での開催は4年ぶり。  6年生14人は都路町に伝わる民話「岩清水伝説」と「五...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

甲状腺がん遺伝子変異、チェルノブイリと別型 福医大など見解

 東京電力福島第一原発事故を受け、18歳以下の約37万人を対象に県と福島医大が実施している県民健康調査「甲状腺検査」で、これまでに見つかった甲状腺がんの細胞の遺伝子変異を解析した結果、チェルノブイリ原発事故の被ばくで甲状腺がんになった子どもの遺伝子変...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 音楽で子どもを笑顔に 復興祈る曲披露 喜多方の加納小

復興への祈りを込め、オリジナル曲を歌う大和田さん
■全盲のシンガー・ソングライター いわき出身 大和田広美さん 41  「音楽で子どもたちを笑顔に」。いわき市出身で全盲のシンガー・ソングライター大和田広美さん(41)=横浜市=は14日、喜多方市の加納小でピアノコンサートを開き、復興への祈りを込めた曲...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

三島町、17日解除 汚染状況重点調査地域 県内2例目

 環境省は14日、東京電力福島第一原発事故に伴い政府の財政支援で除染をする「汚染状況重点調査地域」のうち、三島町の指定を17日付で解除すると発表した。県内の市町村の指定解除は平成24年12月の昭和村以来2例目。  同省によると、町内の135地点で今年...[記事全文

廃棄物輸送計画を発表 中間貯蔵で環境省

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は14日、廃棄物輸送の基本計画を発表した。年末までに詳細な実施計画を作成し、来年1月の搬入開始を目指す。  基本計画では、県内各地の仮置き場などで一時保管されている廃棄物...[記事全文

市町村除染終了に数年 復興庁が年次報告骨子案

復興状況をまとめた年次報告の骨子案などが示された委員会
 復興庁は13日、東日本大震災の復興状況をまとめた年次報告書(平成25年10月~26年9月)の骨子案を政府の復興推進委員会に示した。東京電力福島第一原発事故に伴い、国の財源で市町村が実施している除染について「全体が終了するまでに数年を要する」との見解...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

首都圏でも支える 東京に避難者相談サロン

番來舎開設準備のため集まった支援者。前列右が滝川さん。後列中央が番場さん
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難者らの相談に応じてきた南相馬市原町区の市民団体「ベテランママの会」代表の番場さち子さん(53)は15日、首都圏での支援拠点「ママ応援サロン&学び舎 番來(ばんらい)舎」を東京都目黒区に開所する。運営には東日本大震災...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

喜多方産米、広島へ 土砂災害義援金が縁 本県で復興活動の高校生ボランティア800キロ購入

広島県に送るコメを前にテープカットをする(左から)磯部代表、相田代表、渡部市議
 東京電力福島第一原発事故による風評被害を受けている喜多方市の農家を応援しようと、本県で復興支援活動を行う広島県の「高校生災害復興支援ボランティア派遣隊」は喜多方産コシヒカリ800キロを購入した。発送式は13日、市内の大和川ファームで行われ、コメを載...[記事全文

南相馬の自主避難者「将来戻る39.7%」市が意向調査

 南相馬市は12日までに、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に伴い市外に自主避難している市民に対する初の意向調査の結果を公表した。将来的に南相馬市に居住したいか、という設問に対しては「住むことを決めている」とした世帯が39.7%だった。  調査は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難区域の将来像策定へ 内堀知事が初登庁 県復興計画改定にも着手

就任会見で原子力災害対応など県政の重要課題に積極的に取り組む決意を語る内堀知事
 任期満了に伴う10月の知事選で初当選した内堀雅雄氏(50)は12日、知事に就任し、県庁に初登庁した。内堀知事は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、双葉郡など避難区域が設定された12市町村を対象とする将来ビジョン、第三次県復興計画...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

中間貯蔵 年間4万3000トン試験搬入 環境省方針 計画に盛り込み

除染廃棄物の輸送の在り方などに意見を交わした連絡調整会議
 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐって、環境省は12日、同施設の運用開始から最初の1年間で県内各地から廃棄物計4万3千トン程度を試験的に搬入する方針を明らかにした。廃棄物の総量は最大2200万トンと推計されており、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浜通りロボット開発拠点構想でリサイクル検討会設置

リサイクル事業の在り方などについて意見を交わした検討会
 浜通りをロボット研究開発の最先端地域とする政府の福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想で、政府は12日、最先端のリサイクル事業などを集積させる「スマート・エコパーク」の検討会を設置した。同日、初会合が経済産業省で開かれ、委員が意見を...[記事全文

発電機から火の粉 第一原発のタンクへの送水ポンプ

 東京電力は12日、福島第一原発で、汚染水を保管するタンクに水を送るポンプの発電機から火の粉が出たと発表した。けが人はなかった。  同日午前5時25分ごろ、協力企業の作業員が、発電機から火の粉が上がったのを見つけ、消火器で消し止めた。  東電は作業を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

建屋カバー解体中断 第一原発1号機 クレーン配管で油漏れ

 東京電力は12日、福島第一原発1号機建屋カバーの解体に向けた作業で、飛散防止剤の散布などに使用するクレーンの配管で油漏れが見つかり、作業を中止したと発表した。配管の交換と点検が完了する17日まで、主な作業を休止する見通し。  同日午前10時ごろ、協...[記事全文

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東京で復幸祭の成果報告 OECD東北スクール本県高校生が決意

 福島大が運営するOECD東北スクールの成果報告会は12日、東京の日比谷コンベンションホールで開かれ、8月にフランス・パリで開いた東北復幸祭「環」の成果や、地域創生をテーマにした今後の活動などが発表された。  復幸祭を支援した首都圏の企業関係者ら約7...[記事全文

固定式サバ刺し網漁始まる 相馬双葉漁協が試験操業

松川浦漁港でサバを選別する漁協関係者
 相馬双葉漁協が取り組んでいる試験操業で、小型船によるサバなどの固定式刺し網漁が12日、始まった。  マサバ、ゴマサバ、アジ、ホウボウなどを対象とし、12月末ごろまで週1回程度実施する。釣師浜漁港(新地町)、松川浦漁港(相馬市)、真野川漁港(南相馬市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

アカガレイ再び対象種へ いわき市漁協試験操業検討委方針

 いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協の試験操業検討委員会は12日、いわき市の県水産会館で開かれ、12月からの底引き網漁による試験操業でアカガレイを再び対象種に加える方針を示した。  アカガレイは平成25年10月に国の出荷制限指示が解除されたが、26年...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

父と祖母に届ける連覇 「活躍が恩返し」 アマ大会年間王者

日本サーフィン連盟の大会で、2年連続の年間王者に輝いた北郷さん=いわき市
■津波で家族と自宅失う サーファー北郷夕翔さん(いわき)  東日本大震災の津波で自宅が全壊し、父と祖母を亡くしたいわき市久之浜町の派遣社員北郷夕翔(ゆか)さん(27)が家族の死を乗り越え、サーフィンのアマチュア団体「日本サーフィン連盟(NSA)」の主...[記事全文

県外最終処分法廃案も 中間貯蔵廃棄物 衆院解散、参院で不成立なら

 中間貯蔵施設で保管した除染廃棄物を30年以内に県外で最終処分すると明記した日本環境安全事業株式会社法(JESCO法)改正案は、衆院が解散した場合、参院で可決・成立できず、廃案となる可能性が出てきた。廃案になれば政府が目指す来年1月の中間貯蔵施設の供...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

廃棄物搬出準備を公開 環境省、川内の仮置き場は年内終了

除染廃棄物が入った大型土のうをフレコンバッグに詰め替える作業が進む川内村貝ノ坂仮置き場。敷地内の別な場所(左後方)に移す
 環境省は11日、川内村で行っている仮置き場の除染廃棄物などの搬出準備作業を公開した。遮水性のない黒い大型土のうを、遮水性のある青いフレコンバッグに詰め替えている。年内に終え搬出準備が整うが、中間貯蔵施設の整備の行方が不透明で具体的な搬出時期は決まっ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

甲状腺、年度内に報告書 評価部会、過剰診断など判断

 東京電力福島第一原発事故に伴う甲状腺検査に関する評価部会は、事故発生時に18歳以下の57人が甲状腺がんと診断された結果と放射線の影響などについて、平成26年度中に報告書をまとめる。11日、福島市の杉妻会館で4回目の会合を開き、部会長の清水一雄日本医...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

文化財整理始まる 富岡町、民家から回収の古文書

文化財を写真撮影する学生ら
 富岡町の民家に保管されていた古文書など町の文化財を整理する作業が11日、郡山市の町役場桑野分室で始まった。  東京電力福島第一原発事故により、避難区域となった同町の文化財を回収、整理して後世に残すのを目的にしている。福島大の徳竹剛准教授(地域史、...[記事全文

災害公営住宅の整備加速化探る 郡山で協議会

災害公営住宅整備に理解を深める出席者
 県区画整理協会主催の県復興公営住宅整備加速化協議会は11日、郡山市のホテルハマツで開かれた。県が東京電力福島第一原発事故の避難者向けに整備する災害公営住宅をめぐり、用地の造成設計や造成工事の施工管理を受注する同協会と協力会社が、整備を加速させるため...[記事全文

浪江町民料理楽しむ 県産野菜でサラダなど

サラダと華カレーを味わう参加者
 郡山市磐梯熱海温泉のホテル華の湯の「健康づくりお料理講習会」は、福島市の南矢野目仮設住宅で開かれ、避難生活を送る浪江町民が県産野菜を使った料理を味わい、交流した。  同ホテルの復興支援ボランティアの一環。本県産野菜を応援するとともに、仮設住宅での...[記事全文

葛尾思いクイズ、散策 小中学生20人が「同窓会」

地図を見ながらオリエンテーリングに出発する参加者
 東京電力福島第一原発事故で全村避難している葛尾村の小中学生を集めた「郷土に想いをよせる同窓会」は8、9の両日、いわき市の県いわき海浜自然の家で開かれた。  文部科学省の委託事業で、福島大うつくしまふくしま未来支援センターの主催、村教委の協力。三春...[記事全文

沿岸部で一斉捜索 東日本大震災3年8カ月

地中レーダーを使って行方不明者を捜す相馬署員ら=新地町
 東日本大震災から3年8カ月を迎えた11日、県警本部をはじめ福島海上保安部、双葉地方広域消防本部などは本県沿岸部で一斉捜索を実施し、行方不明者の手掛かりを捜した。  約390人態勢で捜索した。このうち、新地町大戸浜字北迫塩入の海岸では、東北大の協力...[記事全文

富岡「福祉まつり」復活 郡山の仮設住民が交流

松本さん(右)のバイオリン演奏を楽しむ来場者
 富岡町社会福祉協議会の「福祉まつり」は9日、郡山市の富田町若宮前仮設住宅で開かれ、町民らがバイオリンの生演奏や舞を楽しんだ。  東京電力福島第一原発事故の発生以前は毎年、福祉まつりを開いていた。町民が集い、楽しめるようにと事故発生後、初めて催した...[記事全文

九州の天台宗僧侶が追悼 いわきの薄磯海岸

震災の犠牲者を慰霊する天台宗の僧侶
 天台宗九州東教区(河野英信宗務所長)の僧侶は11日、いわき市平の薄磯海岸で法要を行い、東日本大震災の犠牲者の霊を慰めた。  いわき市の兄弟都市である宮崎県延岡市の今山大師住職を務める野中玄雄さん(59)が呼び掛けて実現した。12日に郡山市で開かれ...[記事全文

第一原発廃炉に"壁" 1~3号機作業難航

新設された高性能ALPS。処理で生じる廃棄物を大幅に削減できる
■高性能ALPS 全系統ようやくフル稼働  東京電力福島第一原発は、汚染水対策の切り札「高性能ALPS」の試運転が始まったほか、4号機では使用済み核燃料の取り出しが完了するなど事故収束、廃炉に向けた作業がようやく動きだした。事故発生後から建屋を覆って...[記事全文

カテゴリー:震災から3年8カ月

識者の目 「早急に具体策取るべき スタート地点立ったばかり」 京都大原子炉実験所助教 今中哲二氏

いまなか・てつじ 広島市出身。大阪大工学部原子力工学科卒、東工大大学院修士課程原子核工学修了。昭和51年から京都大原子炉実験所助教。原発事故発生後、飯舘村で放射能汚染調査を重ねている。専門は原子力工学。64歳。
 東京電力福島第一原発では、1号機建屋カバーの解体に向けた作業が始まり、4号機使用済み核燃料プールの燃料取り出しが完了した。長年にわたり原子力の持つ危険性を訴えてきた京都大原子炉実験所の今中哲二助教に廃炉作業の課題と見通しを聞いた。今中氏は「廃炉作業...[記事全文

カテゴリー:震災から3年8カ月

2枚目のパネル撤去 第一原発1号機

 東京電力は10日、福島第一原発1号機の建屋カバー解体に向けた作業で、カバー屋根部分の2枚目のパネルを取り外した。放射性物質の飛散を抑制する防止剤の効果などを確認する。  同日午前6時半ごろから約2時間かけて、幅約7メートル、長さ約42メートル、重...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

外国人も放射線理解を 南相馬の市民団体が英語版冊子

外国人の放射線理解を助ける英語版の冊子
 南相馬市の市民団体「ベテランママの会」(番場さち子代表)がつくった放射線に関する冊子「福島県南相馬発 坪倉正治先生のよくわかる放射線教室」に、英語版が誕生した。国内に住む外国人の放射線理解を進めるため希望者に配布する。  冊子は市民の内部被ばく検...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

心込めた踊りで激励 沖縄・平敷屋エイサー保存会がいわきの災害公営住宅を慰問

いわき市平の災害公営住宅豊間団地でエイサーを披露する平敷屋エイサー保存会のメンバー
 沖縄県うるま市の無形民俗文化財「平敷屋(へしきや)エイサー」を踊る平敷屋エイサー保存会のメンバーは10日、いわき市を訪れ、災害公営住宅などでエイサーを披露した。  エイサー踊りの起源に深く関わったとされる僧侶袋中上人(たいちゅうしょうにん)がいわ...[記事全文

今を生きる 古里思い再びレースへ 走る姿で村民に力を ふくしま駅伝 希望ふくしまで出場

「自分の走りで村民を元気づけたい」と話す柳沼さん=10日午後7時ごろ、田村市陸上競技場
■田村高、法政大卒田村市在住 葛尾村職員 柳沼晃太さん29  葛尾村職員の柳沼晃太さん(29)=田村市出身・在住、田村高、法政大卒=は、16日に開かれる第26回市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)に、7町村合同チーム「希望ふくしま」の一員とし...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

松明あかし迫力に感激 民間交流今後も

松明あかしを見学した鈴木さん(前列左)ら一行
■「絆プロジェクト」沖縄から13人 鈴木副理事長(いわき出身)ら初見学  沖縄県の福島・沖縄絆プロジェクトによる「福島を元気づける旅」は8日から2泊3日の日程で行われた。沖縄から本県を訪れたプロジェクト副理事長の鈴木伸章さん(67)ら一行13人は初日...[記事全文

楢葉町バスツアー 復興を見学

古里の秋を感じながらゆず太郎と公園内を散策する参加者
 東京電力福島第一原発事故で全町民が避難している楢葉町は8日、町民に町の復興状況を紹介する「ならはの秋に触れるまちめぐりバスツアー」を初めて開いた。いわき市内の仮設住宅などから約30人が参加し、各種施設を見学した。  町は大半が避難指示解除準備区域に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

田村市の除染作業員診断書偽造を刑事告発へ

 田村市の除染作業をめぐり、平田村のひらた中央クリニックの健康診断書が偽造された疑いがある問題で、クリニックを運営する医療法人誠励会(佐川文彦理事長)は11日に容疑者不詳のまま有印私文書偽造・同行使容疑で石川署に刑事告発する。  誠励会によると、診断...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【第一原発汚染水浄化】ALPS性能向上不可欠 国、県関係者 年度内完了危ぶむ声

 東京電力福島第一原発の汚染水浄化をめぐり、国、県の関係者から多核種除去設備(ALPS)の性能向上とトラブル防止を求める声が相次いでいる。汚染水は1日数百トンずつ発生している一方、処理が追い付かず、東電が目標としている平成26年度内の浄化完了が危ぶま...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

心癒やす箏の音色 いわきで慰問 再開

伝統芸能を伝え続け、多くの人を励まそうと慰問活動をする鈴木さん(中央)。右は尺八奏者の椎名さん
■富岡から避難 生田流雅風会師範・鈴木玉喜さん 81  東京電力福島第一原発事故で富岡町からいわき市に避難している箏(そう)の生田流雅風会師範・鈴木玉喜さん(81)は、同市鹿島町の特別養護老人ホームパライソごしきを慰問し、美しい音色で施設利用者の心を...[記事全文

初の県営災害公営住宅 郡山に2棟完成 富岡、双葉町民が入居へ

郡山市日和田町に完成した県営災害公営住宅
 東京電力福島第一原発事故の避難者向けに県が整備した初めての県営の災害公営住宅が郡山市に2棟完成し、7日、鍵の引き渡し式が行われた。  市内日和田町に建設された富岡町民向けの鉄筋コンクリート造り4階建て1棟(20戸)と、市内富久山町八山田にできた双...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第2期全体倍率1.3倍 災害公営住宅 県の中間応募状況

 県は7日、東京電力福島第一原発事故による避難者向け災害公営住宅の第2期募集分の中間応募状況を発表した。全体倍率は1・3倍だが、いわき市では10倍を超える団地もある。  県は、第2期分224戸の入居希望者を10月1日から11月28日まで募集している...[記事全文

焼却飛灰のセシウム除去 福島高専が新技術開発

焼却飛灰から放射性セシウムを除去する実証試験装置を説明する内田教授
 いわき市の福島高専などは6日、県内の可燃ごみを燃やした際に舞い上がる焼却飛灰から放射性セシウムを90~95%除去する技術を開発したと発表した。東京電力福島第一原発事故発生後、焼却飛灰の処分は放射性物質に対する住民の不安などを理由に進んでいない。同校...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県有林に屋外遊び場整備 県生協連などが猪苗代

県生活協同組合連合会、県ユニセフ協会、福島大災害復興研究所は、「福島の子ども保養プロジェクト」の一環として、猪苗代町の沼尻県有林内に屋外遊び場「おもいっきりそと遊びプレーパーク」を整備する。来年5月の開園に向け、準備を進めている。  同プロジェクトは...[記事全文

台湾のチャーター便到着 福島空港「八重たん」ら歓迎

八重たんと記念撮影する台湾人観光客
 航空会社・エバー航空の台湾と福島空港を結ぶチャーター便は6日、台湾から31人の観光客を乗せて同空港に到着した。  エバー航空のチャーター便は昨年5月以来、1年6カ月ぶり。台湾からのチャーター便は航空会社・復興航空と合わせ、今年3度目。  一行は県空...[記事全文

県産食品の安全と魅力アピール 東京でアジア政府関係者に

 県は5日、東京都内で開かれた農林水産省の「和食推進レセプション」に参加し、県産食品の魅力と安全性をアジア各国の政府関係者にアピールした。  食品の国際基準を決める政府間組織「コーデックス委員会」のアジア地域調整部会の一環。23カ国の食品安全担当者ら...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

友情のヒマワリ宮崎で咲く 復興大使が届けた種を植栽

復興大使が贈ったヒマワリが咲き始め、笑顔の子どもたち=宮崎県高鍋町・わかば保育園
 福島民報社の「ふくしま復興大使」が9月、宮崎県高鍋町に届けたヒマワリが11月に入って咲き始めた。地元関係者は「宮崎と福島の友情の花が咲いた」と笑顔を見せている。  復興大使の関根沙文(さあや)君(14)=矢吹町、矢吹中2年=、北條太喜君(15)=鮫...[記事全文

コープふくしま特別賞 日本食糧新聞社の貢献表彰

松本社長から盾を受ける今野理事長(左)
 日本食糧新聞社の食品安全安心・環境貢献賞の贈呈式は6日、東京都港区の明治記念館で行われ、選考委員会特別賞に選ばれたコープふくしま(本部・福島市)などが表彰された。  同賞は農林水産省、環境省の後援。食品産業の企業・団体を対象に先駆的な取り組みを顕彰...[記事全文

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