東日本大震災

  • Check

心込めた踊りで激励 沖縄・平敷屋エイサー保存会がいわきの災害公営住宅を慰問

いわき市平の災害公営住宅豊間団地でエイサーを披露する平敷屋エイサー保存会のメンバー

 沖縄県うるま市の無形民俗文化財「平敷屋(へしきや)エイサー」を踊る平敷屋エイサー保存会のメンバーは10日、いわき市を訪れ、災害公営住宅などでエイサーを披露した。
 エイサー踊りの起源に深く関わったとされる僧侶袋中上人(たいちゅうしょうにん)がいわき出身という縁から、保存会が東日本大震災による被災者の慰問を計画した。埼玉県川越市のフォークシンガーたかはしべんさんらの協力で実現した。
 沖縄のメンバー25人は市役所で清水敏男市長を表敬した後、市内にある災害公営住宅の作町・豊間両団地を訪問し、伝統の舞で津波被災者を慰問した。袋中上人が開山したとされる市内の菩提院でも踊り、交流した。
 袋中上人が沖縄で暮らしたのは400年以上前と伝えられる。保存会の宮城松生名誉会長(80)は「縁のある地の被災者が今でも大変な生活を続けていることが伝わってきた。心を込めた踊りで交流できたと思う」と感慨深げに話していた。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧