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廃棄物搬出準備を公開 環境省、川内の仮置き場は年内終了

除染廃棄物が入った大型土のうをフレコンバッグに詰め替える作業が進む川内村貝ノ坂仮置き場。敷地内の別な場所(左後方)に移す

 環境省は11日、川内村で行っている仮置き場の除染廃棄物などの搬出準備作業を公開した。遮水性のない黒い大型土のうを、遮水性のある青いフレコンバッグに詰め替えている。年内に終え搬出準備が整うが、中間貯蔵施設の整備の行方が不透明で具体的な搬出時期は決まっていない。
 現場は貝ノ坂仮置き場。平成23年度に除染モデル実証事業が行われ、国の直轄除染区域では最も早く保管が始まった。現在の標準的な仮置き場とは違い、除染廃棄物が入った大型土のうの上から土を盛って管理している。
 保管開始から土のうの耐久年数である3年が経過するため、掘り起こして破損がないかや有毒ガスが発生していないかなどを確認している。
 担当者によると、これまでのところ、穴が開くなど安全に問題があるケースはなく、安定的に保管されている。また、可燃性廃棄物は時間の経過に伴い半分以下に減容したとしている。
 こうした搬出に向けた手順などを県内の他の仮置き場での搬出作業に役立てる。
 詰め替えるのは、不燃性廃棄物3270袋、可燃性廃棄物1107袋。覆土、間詰土もフレコンバッグに詰めている。一部は放射線量が毎時0・23マイクロシーベルトを超えているという。10月に作業を開始した。進捗(しんちょく)率は12%程度としている。

カテゴリー:福島第一原発事故

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