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セシウム、森林地表5センチに JAEA、協議成果発表

ワークショップの成果について説明する油井センター長(左)。右は宮原副センター長

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は20日、福島市で先月開かれたワークショップの成果を発表した。東京電力福島第一原発事故に伴う放射性セシウムは県内森林の地表から5センチ程度にとどまり、土壌浸食によるセシウムの移動は0.2~0.5%程度に限られるとの見解を示した。
 チェルノブイリ原発事故から4~10年後、セシウムが根から樹木に吸収された例を踏まえ、林業再生に向けて樹木に含まれるセシウムの調査を強化する必要性があるとした。
 福島第一原発で増え続けるトリチウムを含む汚染水の処理については、英国などで実施されているトリチウムの海洋放出結果など科学的、技術的な事実を住民や漁業関係者に知らせる努力をすべきと強調した。
 油井三和福島環境安全センター長と宮原要副センター長が県庁で記者会見した。ワークショップは県内の環境回復を目的に国内外の専門家が集い、除染などの課題を協議した。
 今回の成果は経済産業省や市町村などに伝え、活用を求める。

カテゴリー:福島第一原発事故

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