東日本大震災

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「復興米」みんなで食べて 東京農大 相馬の小中学生らに贈る

復興米を手にする(前列右から)斎藤君、立谷市長、門馬さん、佐藤さんら

 相馬市の津波被災水田を復旧して収穫された平成26年産米「そうま復興米」が市内の全小、中学校の子どもらにプレゼントされることになり、25日、市役所で贈呈式が行われた。
 相馬地方の支援を続ける東京農大と、JAそうま、相馬市などが連携した復興支援プロジェクトの一環。「そうま復興米をみんなで食べよう」として、農地の復旧や稲作再開の支援から前進し、風評払拭(ふっしょく)、地産地消の推進などを目指した次のステップとして初めて企画した。東農大がJAからコメを買い上げ、15小・中学校の児童、生徒と教職員約3450人に1キロ入りの新米の「ひとめぼれ」を贈る。12月上旬ごろまでに各校を通じて配る予定。
 贈呈式では東農大の門間敏幸教授と後藤逸男教授、農家代表の佐藤紀男さん(64)=岩子=らが支援米ラベルデザインコンテスト上位入賞の斎藤左京君(市長賞、桜丘小2年)、門馬彩華さん(市教育長賞、日立木小6年)、佐藤友美さん(同、中村二中3年)らにコメを手渡した。立谷秀清市長らがあいさつした。
 プロジェクト3年目の今年、市内の被災農地では鉄鋼スラグなどを利用した東農大独自の「相馬方式」の除塩技術などを通して水田復旧は約200ヘクタールに拡大し、約千トンが収穫された。県、東農大の放射性物質検査結果で検出下限値未満だった「合格米」として安全・安心をアピールし、販売を促進する。

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