東日本大震災

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浪江の安全自らの手で 6日の常磐道浪江IC開通に合わせ 「防犯見守り隊」発足

馬場町長から委嘱状を受ける君島さん(中央)

 今年9月の6号国道全線の自由通行開始と12月6日の常磐自動車道浪江インターチェンジ(IC)開通に合わせ、浪江町民によるパトロール隊「浪江町防犯見守り隊」が27日、発足した。同日、町役場で発隊式が行われ、隊員は「自分の町は自分たちの手で守る」と決意を新たにした。

 隊員は公募で選ばれた町民41人。1日当たり6人が県内の避難先から町内に集まり、2台の車に分乗して町内を見回る。不審者を発見した場合は声掛けや関係機関への通報などをする。
 式では、馬場有町長が隊員代表の君島勝見さん(76)=浪江地区防犯指導隊長=に委嘱状を手渡し、「浪江IC開通で不特定多数の通行が増える。防犯には何よりも見守り隊の活動が効果的。帰町実現に向けた安全安心なまちづくりのため協力をお願いする」と呼び掛けた。小黒敬3町議会議長、渡部敏久双葉署長が活動への期待を述べた。隊員の遠藤定郎さん(64)が「地元出身の地の利を生かす。警察、消防との連携を強化し、犯罪ゼロの町を目指して精いっぱい務める」と決意表明した。
 引き続き、警察、消防、安藤ハザマJV(共同企業体)防犯パトロール隊などの関係者と合同パトロール出動式を行い、早速、見回りに出発した。
 パトロール後に開いた会合で見守り隊隊長に選ばれた君島さんは「避難している町民から、防犯面での不安の声をたくさん聞く。われわれの活動で安全安心を守っていきたい」と語った。

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