東日本大震災

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利用者1000人達成 飯舘村の「いっとき帰宅バス」

菅野村長から記念品を受ける利用1000人目の庄司さん(左)

 東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村の「いっとき帰宅バス」の利用者が1000人に達し28日、伊達市の伊達東仮設住宅で記念品贈呈式が行われた。

■伊達に避難 庄司ヨネ子さんに記念品
 1000人目となったのは同仮設住宅に住む庄司ヨネ子さん(79)。贈呈式では菅野典雄村長が「避難生活はまだ続くが、これからも時々は村の自宅に帰りホッとした時間を過ごしてほしい」とあいさつし、庄司さんに湯たんぽ、膝掛けなどの記念品を手渡した。3人に前後賞も贈られた。
 庄司さんは「びっくりした。ネズミに荒らされるので週に1回はバスで帰って家の中を片付けしている」と話しながら喜んだ。早速、友人とバスに乗り込み村へ向かった。
 同村の「いっとき帰宅バス」は、高齢者などの村民が避難先から村の自宅に一時帰宅する際の利便性アップのため、国の帰還再生加速化事業を利用して昨年8月からマイクロバスの運行を始めた。
 県北地方と相双地方の村民が生活する仮設住宅や借り上げ住宅周辺に20数カ所の停留所を設け巡回している。利用者は2日前までに予約する。予約はコールセンター 電話080(5842)5489へ。

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