東日本大震災

2014年12月アーカイブ

餅つきで絆一層強く 猪苗代、浪江町民が交流 避難受け入れが縁 音楽ライブに笑顔の輪

今田さん(中央)を囲み、餅をつく参加者
 東京電力福島第一原発事故のため二本松市に避難している浪江町民と、支援する猪苗代町民の「絆餅つき」が30日、二本松市の安達運動場浪江町仮設住宅駐車場の特設会場で催され、餅つきや音楽ライブなどで盛り上がった。  原発事故の発生直後、浪江町民が猪苗代町に...[記事全文

【野生キノコ出荷制限】1年目検査クリア3町村 森林除染なく手続き厳格

 東京電力福島第一原発事故に伴い、野生キノコは県内55市町村で出荷制限が続いている。政府は3年続けて放射性物質検査で基準値以下だった品目に限り制限を解除する方針だが、今秋、1年目の検査をクリアしたのは会津地方の3町村にとどまる。森林除染が実施されない...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 最後の箱根 成長見せる 実業団断り、来春県内に就職

最後の箱根路で古里を元気づける走りを誓う今井選手
■学法石川高卒 東洋大4年 今井憲久選手 22  4年間の集大成を箱根路に刻む-。29日に発表された第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、1月2、3日)の区間エントリーで、前回に続く総合優勝を狙う東洋大の今井憲久選手(22)=4年、学法石川高...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

ダンス指導で被災地応援 国際的に活躍の島地さんが小名浜で

いわき市のバレエ教室に通う生徒たちにダンスを指導する島地さん(左から2人目)。左は酒井さん
 ドイツのダンスカンパニー「ザ・フォーサイス・カンパニー」団員で、国際的なダンサーとして活躍する島地保武さん(36)は29日、被災地支援でいわき市小名浜の睦真子バレエ研究所を訪問した。妻で新国立劇場バレエ団名誉ダンサーの酒井はなさん(40)と一緒に訪...[記事全文

震災支援の恩返し 桑折の事業組合と婦人会が長野の白馬婦人会に寄付

白馬村への義援金を手にする畠腹副理事長(左)と川名会長
 桑折町の元気こおり本舗有限責任事業組合と町連合婦人会は29日、長野県北部地震で大きな被害を受けた同県白馬村の村婦人会に義援金8万746円を送金した。東日本大震災で同県を含め全国から支援を受けた恩返しとしている。  組合の畠腹桂子副理事長(77)と川...[記事全文

【楢葉町】来春帰還へ課題山積 1月から町政懇 住民の意見反映 

 東京電力福島第一原発事故で全町避難の続く楢葉町は早ければ来春に住民帰還を始める目標を掲げたが、実現に向けて課題が山積している。避難の長期化で傷んだ住宅を修繕する作業員が十分確保できず、自宅で生活する環境が整わない可能性が浮上。町は年明けから町政懇談...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

帰還で楢葉町長インタビュー

 住民帰還の時期をめぐり、年明けから町政懇談会を開く楢葉町の松本幸英町長に町内での生活再開に向けた考えを聞いた。松本町長は「住民の声に耳を傾け最善の道を考えたい」と語った。  -町長自身、今月上旬から自宅に戻り生活している。  「社会基盤はほぼ復...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

伝統の餅つき仮設住宅で披露 郡山で大田原市福原の保存会

伝統の餅つきを披露する保存会メンバーら
 栃木県大田原市の福原餅つき唄保存会は27日、郡山市の富田町若宮前仮設住宅敷地内で餅つきを披露し、東京電力福島第一原発事故で避難生活を送る富岡町民らにつきたての餅を振る舞った。  元気に年を越してもらおうと、3回目の実施。保存会のメンバー約10人に...[記事全文

本県人口減「不安」7割 本社県民世論調査

 政府が地方創生で克服を目指している人口減少について、福島民報社は県民世論調査を行った。本県の人口減少に、回答者の41.1%が「不安を感じる」と答え、「やや不安を感じる」と合わせると70.5%に上った。影響として「労働力・経済力の低下」を懸念する声が...[記事全文

南相馬の避難勧奨地点を解除

 政府の原子力災害現地対策本部は28日、東京電力福島第一原発事故に伴い放射線量が局所的に高いために指定した南相馬市の特定避難勧奨地点142地点(152世帯)を解除した。県内の特定避難勧奨地点は全てなくなった。ただ、住民からは「除染が不十分」などの根強...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

変わらぬ現実、苦悩 酪農再開に迷い 原町から山形に避難の酪農家

牛がいなくなった牛舎を眺める但野さん
 「原発事故前の生活に戻れるわけではない」。東京電力福島第一原発事故に伴う南相馬市の特定避難勧奨地点が28日に解除されたが、指定世帯で山形県で避難生活を送っている原町区片倉の但野賢士さん(43)は解除後も変わらない現実に苦悩する。  東日本大震災と原...[記事全文

28日まで被災地写真展 橋本さん(郡山出身)撮影の50点 三春

津波被災地や避難区域の写真を展示している橋本さん
 愛媛県西予市の写真家橋本直樹さん(50)=郡山市出身=が県内の被災地を撮影した作品展は28日まで三春町鷹巣字瀬山の旧桜中で開かれている。  富岡町の桜並木や浪江町の請戸小、南相馬市の一本松などを収めた約50点を展示している。東日本大震災と東京電力福...[記事全文

増え続ける本県の関連死

 本県で9月末までに震災関連死(原発事故関連死)と認定された1793人を死亡した時期別に見ると、震災後半年から1年以内が349人(19・5%)で最も多かった。震災後1カ月から3カ月以内が333人(18・6%)、震災後3カ月から6カ月以内が315人(1...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

原発賠償 ADR申し立てが増加 11月末現在4825件

 東京電力福島第一原発事故の損害賠償をめぐり、被災者と東電の和解を仲介する原子力損害賠償紛争解決センターへの裁判外紛争解決手続き(ADR)申立件数が増加している。平成24年から毎年4千件を超え、今年は5千件に迫る。避難区域の住民らによる集団申し立てが...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染水の流れほぼ遮断 第一原発2号機海側トレンチ 特殊セメント充填で

 東京電力は26日、福島第一原発2号機の海側トレンチ(電源ケーブルなどが通る地下道)の閉塞(へいそく)作業について、特殊なセメントを充填(じゅうてん)した結果、水の行き来はごくわずかになったとの報告をまとめた。同日、開かれた原子力規制委員会の会合で説...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染加速化あらためて意欲 再任の望月環境相

本県の復興加速へ意欲を語る望月環境相
 第三次安倍内閣で環境相に再任された望月義夫氏は26日、閣議後の記者会見で、中間貯蔵施設建設や除染加速化にあらためて意欲を示した。  望月氏は、安倍晋三首相から除染を迅速に進めるよう指示を受けたと明らかにし、「福島全体、東北全体の復興に全力で取り組ん...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

25年度決算剰余金の一部を復興特会に繰り入れ 27年度予算に充当 竹下復興相表明

 竹下亘復興相は26日の記者会見で、国の平成25年度決算剰余金の一部を復興特別会計に繰り入れ、27年度の復興予算に充てる考えを示した。総額は7千数百億円になる見通し。  竹下氏は「剰余金の半額を復興特別会計に繰り入れることになっている」と述べた。繰り...[記事全文

市町村へ交付金制度 福島復興特措法の改正案 通常国会に提出へ

 政府は、東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域内の復興拠点整備に向け、市町村に対する交付金制度を設ける。来年の通常国会への提出を予定している福島復興再生特措法改正案に、制度創設の方針を盛り込む。26日、復興庁が明らかにした。  復興拠点の用地取得を...[記事全文

長崎大からの研修医 研さん終え一時九州へ 南相馬の現場復帰誓う

「南相馬に帰ってくる」と話す大園さん
 「医者としての実力を付けて南相馬に帰ってきます」。長崎大から地域研修制度を利用して南相馬市立総合病院で学んできた研修医の大園恵介さん(28)が26日、3カ月の研修を終えた。被災地医療に関心を持ち、南相馬での滞在・研修は3度目。やりがいを感じる一方、...[記事全文

県教委、「ふたば未来学園高」の制服と校章発表 「応援団」が制作協力

紺色を基調に、若さや活発さを表現した制服
 県教委は26日、来春、広野町に開校する県立中高一貫校の「ふたば未来学園高」の制服と校章を発表した。制服は人気グループ「AKB48」の衣装デザイナー茅野しのぶ氏(32)、校章はトヨタ自動車の企業CM「ReBORN」シリーズなどを手掛けるクリエーティブ...[記事全文

元富岡一中教頭・故三本杉さん、命の大切さつづった本 日赤に寄贈

今野所長に三本杉さんの本を手渡す矢口さん(左)
 血液のがんと闘いながら命の大切さを発信してきた元富岡一中教頭の三本杉祐輝さん=享年(56)=の遺志を受け、家族が三本杉さんの思いをつづった本330冊を福島市の県赤十字血液センターに贈った。センターは本を県内の献血ルームに配布するほか、東京の日本赤十...[記事全文

11月の県内求人倍率1.46倍 全国3位、復興関連増加

 福島労働局は26日、県内の11月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0・01ポイント上回る1・46倍だったと発表した。全国で3番目に高かった。同局は雇用情勢を「一部に厳しさが残るものの、復旧・復興関連求人の増加などにより着実に改善している」と分析し...[記事全文

内部被ばく検査全員1ミリシーベルト未満 県が11月分の結果発表

 県は26日、東京電力福島第一原発事故を受けて実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査の11月分の結果を発表した。  6222人を検査した。成人で今後50年、子どもで70歳までの内部被ばく累積線量を示す預託実効線量は全員が1ミリシーベ...[記事全文

カテゴリー:震災から3年8カ月

財物賠償総額4億3280万円 原町区避難勧奨地点のADR 住民受諾へ

 南相馬市原町区の特定避難勧奨地点の住民らが東京電力に財物賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに和解仲介を申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、センターが示した和解案の賠償総額は4億3280万円だった。26日、住民側の「原発被災者弁護団」...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

来春、浪江に警ら拠点 被災地の警察力強化

 県警本部は来春から東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の被災地の警察力を強化する。震災、原発事故に伴い他県警から増援されている警察官の活動拠点を浪江町に設けるほか、県警高速交通隊南相馬分駐隊を増員して刻々と変化する情勢に対応できるようにする。  ...[記事全文

浪江の名物守り継ぐ 小石饅頭 会津で復活 店新築、決意新たに

開店に向けて仕込みに励む長岡さん
 浪江町の名物菓子「小石饅頭(こいしまんじゅう)」が会津で約3年10カ月ぶりに復活する。東京電力福島第一原発事故発生後、浪江町から会津坂下町に避難している菓子職人長岡光広さん(41)が古里で営んできた和菓子店「四季菓匠長岡家」を会津坂下町で28日に再...[記事全文

富岡の龍台寺再建へ 町内で初 本堂など来月から解体

解体工事の安全を祈る檀家ら
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被害を受けた富岡町小浜中央の龍台寺は再建に向け、1月から本堂などを解体する。環境省によると、町内で寺社が再建のため取り壊されるのは初めて。矢内俊道住職(78)は「町の復興には先祖代々の思いを受け継ぐ寺の存在が...[記事全文

営業損害賠償28年2月終了 原発事故から5年 エネ庁、東電が素案

 経済産業省資源エネルギー庁と東京電力は25日、福島第一原発事故に伴う商工業者らに対する営業損害賠償について、原発事故から5年となる平成28年2月分で終了する素案を明らかにした。郡山市で開いた県商工会連合会への賠償に関する説明会で示した。避難区域(旧...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

マミーすいとん感謝込め ならは応援団が双葉署員、特別派遣隊員に

楢葉町民(左)からマミーすいとんを受け取る特別派遣部隊の警察官
 楢葉町民ら有志でつくる「ならは応援団」は24日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の復興支援に当たる双葉署員と、管内で活動する各都道府県からの特別派遣部隊に感謝の気持ちを伝えるため、同町名物の「マミーすいとん」を振る舞った。  楢葉町民と楢葉町...[記事全文

富岡高に激励金 全日本高校女子サッカー・東北代表 東電社員有志が106万円

佐藤副所長(左から4人目)から激励金を受け取る今野会長(同5人目)。左から松本教諭、今野主将、高野さん。右端は大和田校長
 東京電力の社員有志は24日、第23回全日本高校女子サッカー選手権大会に東北代表として出場する富岡高女子サッカー部に激励金106万円を贈った。  県内事業所の約1700人が協力した。贈呈式は同校がサテライト校を置く福島市飯坂町の福島北高で行われ、佐藤...[記事全文

南相馬でも着工 県のオフサイトセンター

くわ入れする(左から)高橋、村田、岳川の各氏
 原子力災害発生時の対策拠点として県が建設する原子力災害対策センター(オフサイトセンター)の南相馬市のセンター建設工事安全祈願祭と起工式は24日、同市原町区萱浜の現地で行われた。22日に起工式が行われた楢葉町とともに平成28年4月の開所を目指す。  ...[記事全文

第一原発を視察 県廃炉安全監視協

ALPSで処理した水がタンクへの移送中に漏えいした現場を視察する参加者
 県廃炉安全監視協議会は24日、東京電力福島第一原発で現地調査を行った。汚染水から62種類の放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)で処理した水が地上タンクへの移送中に配管から漏れた現場などを視察した。  協議会は現地調査を含めて今年度10回目...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ため池除染など求める 県中の首長、知事と意見交換

あいさつする内堀知事
 内堀雅雄知事と県中地方の市町村長との意見交換会は24日、玉川村の福島空港ターミナルビルで開かれた。須賀川、田村の両市長と鏡石、石川、三春の各町長が内堀知事と意見を交わした。  交換会ではため池の除染や風評払拭(ふっしょく)などについて県の主導的取り...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる ケーキで地域支える 「古里に店」夢実現

クリスマスケーキ作りに励む正登さん(右)と舞さん
■二本松で洋菓子店経営 平栗正登さん(35)舞さん(31)夫婦  二本松市のJR安達駅前の洋菓子店「アトリエ・ド・ガトー」は今月、開店から1年を迎えた。店主の平栗正登さん(35)は妻舞さん(31)と一緒にケーキ作りに精を出す。二人は東日本大震災と東京...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

第1部 ふくしまの叫び(7) 「人間が駄目になる」 自力回復に奮闘続く

阿賀川の渓谷沿いに旅館、民宿が連なる湯野上温泉。原発事故による風評払拭が課題となっている
 広葉樹の山々に囲まれ、阿賀川の清流がきらめく。会津地方の豊かな自然の中に、下郷町・湯野上温泉の旅館「こぼうしの湯 洗心亭」はたたずむ。地元で生まれ育った本島慶文(よしふみ)さん(63)が、心も体も癒やしてほしいと平成元年8月、開業した。  観光...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

世界中からクリスマスカード 被災地へ励ましの言葉 29日まで福島で展示

被災地を励ます世界中からのクリスマスカードが並ぶ会場
 東日本大震災の被災地に向けて世界中から寄せられたクリスマスカードの展示が23日、福島市のこむこむで始まった。心温まる言葉が書き込まれた色とりどりのカードが並んでいる。29日まで。  中央大名誉教授田中拓男さん(77)=埼玉県越谷市=が中心となって「...[記事全文

避難区域で広域連携 12市町村 2020年を復興目標に

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域が設定された県内の12市町村について、政府は東京五輪が開催される2020年を当面の復興の目標に定め、放射線量の低い地域を中心に広域連携による復興を目指す。23日、福島市で開いた12市町村の将来像に関する有識者検...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設2地区に集約 新地町 来月から住民に説明会

 新地町は東日本大震災の津波被災者らが暮らす町内8地区の仮設住宅を再編し、2地区に集約する方針を決めた。23日までに、入居者に通知文書を発送した。1月から住民説明会を始める。  県内の津波被災地で仮設住宅再編が具体化するのは初めて。町は住宅再建が進...[記事全文

浜の文化遺産一堂に 震災・原発事故前後の出土品

発掘調査成果展と青柳長官の講演のチラシ
 県文化振興財団が携わった発掘調査の成果を一堂に紹介する初の事業「ふくしまの復興-記憶をつなぐ-」は来年1月9日から18日まで福島市の県文化センターで催される。東日本大震災・東京電力福島第一原発事故前後に発掘した浜通りの約20遺跡の出土品を展示し、被...[記事全文

第1部 ふくしまの叫び(6) 続く風評、客足戻らず 「頼りたくないが...」

旅館から美しい雪景色を見詰める本島さん。にぎわいを取り戻そうと奮闘する日々が続く
 下郷町の湯野上温泉は阿賀川の渓谷に沿って旅館10軒、民宿17軒が連なる。  東京電力福島第一原発からは約100キロ離れ、町内の空間放射線量は毎時0・04マイクロシーベルト程度だ。事故前とほとんど変わらない値だが、温泉街のにぎわいは「3・11」を境に...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

心のよりどころに 双葉の正福寺 避難の門徒を思い 須賀川に仮御堂

金色に輝く本尊の阿弥陀如来像と松本洋子さん
 双葉町の帰還困難区域内に所在地を置く長命山正福寺は須賀川市滝字白砂地内の民家に仮御堂(かりみどう)を整備し、本尊の「阿弥陀(あみだ)如来像」を安置した。松本文昭住職の妻洋子さん(60)は「県内外に散り散りになり、つらい思いをしている門徒の皆さんの心...[記事全文

福島第一原発4号機プール 使用済み核燃料の移送完了

 東京電力は22日、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールで最後に取り出した燃料4体を6号機使用済み燃料プールに移し終え、4号機の全ての燃料の移動作業が完了したと発表した。  21、22の両日で移送先の6号機使用済み燃料プールに移動し、同日午後3...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島県の原子力災害オフサイトセンターが起工

楢葉のオフサイトセンター完成予想図
 原子力災害発生時の国、県、市町村の対策拠点として、県が楢葉町と南相馬市に建設する原子力災害対策センター(オフサイトセンター)のうち、楢葉町のセンター建設工事安全祈願祭・起工式は22日、楢葉南工業団地で行われた。南相馬市のセンター起工式は24日に行い...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島県の復興を全国に発信 福岡で「ふくしまから はじめよう。サミット」

復興支援の在り方などに意見を交わしたパネルディスカッション
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から復興に向かう本県の情報を発信する県の「ふくしまから はじめよう。サミットin九州」は22日、福岡市の福岡国際ホールで開かれた。風化と風評対策に理解を求め、今後の復興支援の在り方を考えた。  基調講演で内堀...[記事全文

川内村の災害公営住宅が着工

工事の安全を祈願しくわ入れする遠藤村長
 川内村の災害公営住宅の安全祈願祭・起工式は22日、同村宮ノ下の現地で行われた。  積水ハウスが木造平屋(75平方メートル)20戸、木造2階建て(84平方メートル)5戸を建設し、村がそれぞれ1900万円前後で買い取る。  同社によると、大手ハウス...[記事全文

第1部 ふくしまの叫び(5) 実態に即した制度を 事業の再建できない

郡山市に開いた歯科医院で治療に当たる新妻さん。事業再建のため努力を続ける
 郡山市堂前町のビル2階にある「にいつま歯科医院」は今年5月にオープンした。東京電力福島第一原発事故に伴い、川内村の新妻学さん(49)が大熊町の医院を移転し再開した。歯科治療に加え、歯を白く美しくする審美歯科も手掛ける。清潔感あふれる院内は最新の機器...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

南相馬の避難勧奨地点28日解除

 政府の原子力災害現地対策本部は、東京電力福島第一原発事故に伴い放射線量が局所的に高いために指定した南相馬市の特定避難勧奨地点を28日に解除する。21日、同市で説明会を開き、住民に方針を伝えた。対策本部は当初、10月中の解除を目指していたが、住民側の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

石川県と郡山の高校生合唱団が復興支援コンサート

「ふるさと」を奏でる郡山市と石川県の高校生
 石川県と郡山市の高校合唱部員総勢230人による復興支援ジョイントコンサートは21日、郡山市民文化センターで開かれ、音楽を通じた友情の輪を広げ、復興の願いを込めた希望の歌を響かせた。  本県と石川県は合唱を通じた交流があり、石川県内の高校生でつくる石...[記事全文

福島で五輪選手と触れ合うフェスタ

子どもと「手つなぎ鬼」を楽しむスピードスケートの穂積雅子さん(手前左)
 「オリンピックデー・フェスタinふくしま」は21日、福島市のあづま総合体育館で開かれ、五輪選手と子どもが競技を楽しんだ。  日本オリンピック委員会(JOC)の東日本大震災復興支援プロジェクトの一環。文部科学省、県の後援で、本県と岩手、宮城で実施して...[記事全文

相馬でプロ野球選手らと触れ合うイベント

参加した児童と記念撮影する(後列左から)斎藤、篠塚、内田、沖原の各氏
 プロ野球の現役・OB選手4人を講師に招いた学童野球の交流イベントが21日、相馬市のテント型運動施設「相馬こどもドーム」で開かれた。  元横浜の斎藤明夫さん、元巨人の篠塚和典さん、楽天の内田靖人選手(いわき市出身)と沖原佳典2軍守備走塁コーチの4人が...[記事全文

相馬アムウェイハウスでクリスマス催し

マジックショーを楽しむ親子ら
 相馬市に新設されたアムウェイハウス相馬さとばたけ報徳センターで21日、地域の子どもらを招いたクリスマスフェスタが開かれた。  施設整備を支援した日本アムウェイ、管理団体の相馬報徳社が連携して開催した。日本アムウェイの東北復興支援プロジェクト「Rem...[記事全文

第1部 ふくしまの叫び(4) 税金試算 6000万円迫る納期 「運転資金さえない」

大熊町の歯科医院。原発事故で設備の多くは持ち出すことができなかった=平成23年5月、新妻さん撮影
 「簡単に納められる金額じゃない」。郡山市堂前町で「にいつま歯科医院」を営む新妻学さん(49)は国税納付額の試算表を目にし声を震わせた。  6000万円-。  試算額には過去5年分の所得税などが含まれている。猶予されていた税金が一気にのしかか...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

小中生、古里復興へ提言 双葉郡8町村「ふるさと創造学」 体験学習の成果発表

古里の復興などについて学んだ成果を発表する川内小の児童
 東京電力福島第一原発事故で被災した双葉郡8町村の小中学校で古里の歴史や復興に関する学習をしている「ふるさと創造学」の成果発表会「第1回ふるさと創造学サミット」は20日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた。児童・生徒が古里の魅力や復興に向けた提...[記事全文

燃料取り出し完了 第一原発4号機 廃炉へ大きな節目

 東京電力は20日、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールに残っていた最後の燃料4体を取り出した。水素爆発で建屋上部が崩壊した4号機は耐久性が懸念され、地元などが早急な取り出しを求めていた。廃炉に向けた大きな節目を迎えた一方、建屋解体の時期などは未...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災地の現状理解 全国の中学生が福島県内を取材

ラジオの生放送番組に出演する中学生=ラジオ福島本社
 東日本大震災の被災地を全国の中学生が取材する「写真で綴(つづ)る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」は20日、福島市のラジオ福島本社と二本松市の安達運動場浪江町仮設住宅で行われた。県外の中学生10人が震災直後のラジオ放送や避難者の生活に理解を深...[記事全文

プールがれき撤去の障害除去 3号機

 東京電力は19日、福島第一原発3号機の使用済み核燃料プールのがれき撤去で、作業中断の原因となっていた燃料交換機操作盤を撤去したと発表した。  同日午前8時45分から1時間程度かけ、約400キロの操作盤を遠隔操作のクレーンで引き上げた。撤去した操作盤...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

廃棄物輸送ルート提示 環境省、主に高速道路を活用

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は19日、廃棄物の輸送ルートを初めて示した。主に高速道路を活用し、運用開始から最初の1年間で実施する予定のパイロット(試験)輸送で県内各地から4万3千立方メートルを運び込...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

2・3号棟完成で内覧会 若松の県災害公営住宅

 県が会津若松市門田町に建設していた災害公営住宅「年貢町団地」2・3号棟の本体工事が完成し、19日に内覧会が開かれた。県が整備する初の木造2階建てで、県産材を多く使用した。大熊町の避難者が1月15日から入居する。  3LDKと2LDK合わせて8戸あり...[記事全文

災害公営住宅整備で協定 福島県と桑折町

 東京電力福島第一原発事故の影響で避難生活を送る浪江町民のための災害公営住宅の整備を進めている桑折町は19日、県と「災害公営住宅整備支援業務に関する基本協定」を締結した。住宅の建設などを県が代行する。  桑折町はこれまで47戸の災害公営住宅の整備を進...[記事全文

派遣警官応援の夫婦らに感謝状 福島県警本部

贈呈式に臨んだ(前列左から)名和本部長、新妻さん夫婦、江井さん、江口部長、(後列左から)渡辺警備監、平野部長、新田課長
 南相馬市原町区のパート従業員江井香代子さん(36)は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の復興支援に当たる特別派遣部隊の警察官におにぎりや菓子などを定期的に差し入れている。同じく部隊にカレーを振る舞う広野町折木の農業新妻良平さん(55)・雅枝さ...[記事全文

無人精算機が渋滞誘発 常磐道の県内IC、不慣れ要因

 常磐自動車道の浪江、南相馬、相馬、新地の各インターチェンジ(IC)料金所に県内で初めて無人の料金精算機が設置されたが、東京電力福島第一原発事故で高速料金の無料措置を受けている運転者らが手続きに戸惑い、出口付近で度々渋滞が発生している。  原発事故に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第1部 ふくしまの叫び(3) 奪われた「信頼関係」 再開の道筋も見えず

損害賠償の関係資料に目を通す坪井さん。古里に帰還しても仕事を再開できず、損害賠償に頼らざるを得ない日々が続く=田村市都路町
 「放射性物質がなくなったわけではない」。政府の避難指示が解除され8カ月余りが過ぎた田村市都路町古道の合子荻田地区。原木シイタケ農家坪井哲蔵さん(66)は自宅周辺を見回した。解除後も住民の帰還は進まず、人通りは少ない。  地区内の住宅地などは国直轄の...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

飯舘の子育て支援センター開館 福島、三井物産が建設

木の玉が詰まったボールプールで遊ぶ飯舘村の子どもたち
 東京電力福島第一原発事故の影響で全村避難した飯舘村の子育て支援センター「すくすく」は18日、福島市大森のあづま脳神経外科病院脇に開館した。育児中の保護者が集まり、悩みを話し合うことで避難生活の不安を和らげる施設となる。  村が運営し、商社の三井物産...[記事全文

第1部 ふくしまの叫び(2) シイタケ栽培で生計 出荷制限、収入絶える

山あいに家々が点在する田村市都路町の合子荻田地区。集落は本格的な雪の季節を迎えつつある
 田村市都路町の一部は平成23年3月、東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域となった。  同町古道の合子荻田地区で原木シイタケ農家を営む坪井哲蔵さん(66)の避難生活が始まった。貴重品を抱え、妻の英子さん(59)や母親らと自宅を離れた。親類の家などを...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

事業者 国の無策に怒り 再生エネ買い取り見直し 「参入しやすい体制を」

 国の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度見直しは再生エネの導入拡大に実質的につながりにくい見通しとなり、県内の事業者は「原発被災地の福島の事業者が参入しやすい体制にすべき」と国の対応に憤った。一方、中断していた契約手続きが来年1月中旬をめどに再...[記事全文

福島・イノベーション・コースト構想 推進会議が発足

あいさつする高木副大臣と内堀知事(右端)
 浜通りをロボット研究開発の最先端地域とする政府の福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想で、政府と県、市町村などが構想の実現に向けて連携する推進会議が18日、発足した。同日、福島市の福島グリーンパレスで初回会合を開いた。  政府から...[記事全文

韓国調査団が小名浜魚市場など視察 輸入規制見直し検討で

試験操業で水揚げされた魚の放射性物質検査について説明を受ける調査団メンバー=小名浜魚市場
 日本の水産物の輸入規制見直しを検討するため来日している韓国の専門家委員会調査団は18日、いわき市の小名浜魚市場と県水産試験場を訪れ現地調査を行った。  魚市場では試験操業の水揚げの様子や魚の放射性物質検査態勢を視察した。県水産事務所職員が検査の内...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県庁西庁舎免震化 平成30年度前半完了目指す

 県は、平成27年度内の着手を予定する県庁西庁舎の耐震改修で、地震による大きな揺れを防ぐ「免震化工法」の採用を決めた。事業費は約49億円となる。30年度前半の事業完了を目指す。県が西庁舎耐震改修基本計画をまとめ、18日に県議会会派に示した。計画には設...[記事全文

甲状腺検査の充実を 環境省の専門家会議が中間報告

 東京電力福島第一原発事故による健康の在り方について検討する環境省の専門家会議(座長・長滝重信長崎大名誉教授)は18日、都内で開かれ、県の県民健康調査で実施している甲状腺検査を充実させるべきとの中間報告をまとめた。  一方で、「被ばくが少ないと考え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

53世帯133人が帰還 都路の旧避難指示解除準備区域 11月末現在

 東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が解除された田村市都路町の旧避難指示解除準備区域に帰還した住民は、11月末現在で53世帯133人となり、前回調査時点(8月31日、47世帯117人)から6世帯16人増えた。帰還率は6・0%上昇し、12月1日現在...[記事全文

入居時期前倒しへ 原町上町地区の災害公営住宅

 県は、南相馬市原町区上町地区に整備する災害公営住宅(182戸)の造成工事の請負契約について、入居時期を前倒しする。知事専決処分で対応し、来年1月上旬に公告する。入居が可能な時期を約50日間前倒しできるとしている。18日に県議会会派に示した。  東...[記事全文

川内の259人がADR申し立てへ

 東京電力福島第一原発から20キロ圏外の川内村の旧緊急時避難準備区域の住民259人(112世帯)は来年1月下旬、福島第一原発事故で被害を受けたとして、東電に1人当たり月額20万円の賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(AD...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわき市漁協が試験操業でサヨリ追加へ

 いわき市漁協と小名浜機船底曳網漁協の試験操業検討委員会は18日、いわき市の県水産会館で開かれ、平成27年1月からの試験操業で新たにサヨリを対象種に加える方針を示した。19日の県地域漁業復興協議会、25日の県漁協組合長会を経て正式決定する。  漁期...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楽天選手が本県にエール 相馬こどもドーム完成で

「相馬こどもドーム」の完成を祝い、テープカットする村田副知事(左から4人目)、三木谷会長(同5人目)、立谷市長(同6人目)ら関係者と選手
 相馬市の相馬光陽ソフトボール場で18日に行われた相馬こどもドーム完成披露イベントでは、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で被災した本県の子どもにプロ野球・楽天の選手らが熱いエールを送った。  楽天野球団などが支援して整備した同ドームは市に寄贈...[記事全文

県民の奮闘作品に 広島の美術展に出品 復興の思いカエルで表現

ふるさと福島への思いを託した「郷土」
■福島市出身銅版画家 三浦麻梨乃さん 33  福島市出身の銅版画家三浦麻梨乃さん(33)=宇都宮市在住=は18日から広島市の福屋八丁堀本店美術画廊で始まった美術展「第2回MenVSWomen」に、福島復興への願いを託した銅版画三連作を出品した。「福島...[記事全文

あんぽ柿味わって 伊達市など東京でPR活動

荒井さん(右)から、あんぽ柿を受け取る来場者ら
 県北地方の特産品「あんぽ柿」のPR活動は17、18の両日、東京・日本橋にある県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」で繰り広げられている。  首都圏の消費者に、出荷再開2年目を迎えたあんぽ柿のおいしさを知ってもらおう...[記事全文

支援続けていく 内堀知事、山形の避難者と懇談 山形県知事に連携訴え

山形県内で暮らす避難者と懇談する内堀知事(右)
 内堀雅雄知事は17日、就任後初めて山形県を訪れ、本県からの避難者と懇談した。終了後、内堀知事は報道陣に対し「現状にあった法律や制度の見直しを国に求めるとともに、避難者一人一人に寄り添った支援を続けていきたい」と述べた。  内堀知事は山形市総合スポ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第1部 ふくしまの叫び(1) 頼らざるを得ない どうやって生きるか

出荷停止が続く原木シイタケ。原発事故以降、ほだ木は放置された。山林の除染は手付かずのままだ
 田村市都路町の避難指示解除準備区域が解除されて8カ月余りが過ぎた。同町古道の合子荻田地区は、阿武隈山系の山林に囲まれた20戸ほどの集落だ。  「避難が解除されたからといって、元通りの生活には戻れない」。原木シイタケ農家の坪井哲蔵さん(66)は白い息...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

中間貯蔵施設地権者会発足 会長に門馬さん

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、建設予定地となっている双葉、大熊両町の地権者が設立準備を進めてきた「30年中間貯蔵施設地権者会」は17日、発足した。地権者の会の発足は初めて。  17日現在、37人が会員とな...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設再編・集約検討入り 相馬市市内の津波被災者対象

 相馬市は東日本大震災の津波で被災した市民らが暮らす市内の仮設住宅の再編・集約に向け検討作業に入った。県が示している平成28年3月の仮設住宅の供与期間終了を見据え、転居の進め方などを決める。市恒久住宅への移行プログラム策定検討委員会を設け、17日に市...[記事全文

復興願うサクラ届く 桜の聖母短大に植樹 広島のNPOが寄贈

花壇にサクラを植樹する(右から)田辺、柴田、橋本、遠藤、宮崎、槙田、吉川の各氏
 広島市のNPO「二葉の里に桜並木を復活させる会」は17日、原爆によって被爆したサクラから接ぎ木したソメイヨシノ2株を福島市の桜の聖母短大に贈った。  被爆したサクラは広島市に投下された原爆の爆心地から約2キロの地点にあり、爆風で地上にあった幹や枝...[記事全文

震災後初のがれき撤去 双葉町の避難解除準備区域

双葉町両竹地区で始まったがれき撤去作業
 環境省は17日、東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示解除準備区域の双葉町両竹地区で、東日本大震災の津波で流失した家屋などのがれき撤去作業を始めた。同町のがれき撤去が行われるのは震災後初めて。災害がれきの推定量は約1万3000トンで、おおむね平成2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

署員の勇気後世に 富岡で避難誘導中津波被災のパトカー 町が保存展示へ

富岡町仏浜地区にある被災したパトカー。町は町内の双葉署近くに移し保存する
 富岡町は平成26年度内に、東日本大震災の津波で被災した県警のパトカーを震災の記憶を残す貴重な資料として独自に保存する。16日開会した12月定例議会で宮本皓一町長が明らかにした。パトカーに乗っていた双葉署員2人は、住民の避難誘導中に津波に襲われ、犠牲...[記事全文

広野町年内取りまとめ 除染検証委の中間答申

中間答申取りまとめなどを協議した委員会
 広野町の除染などに関する検証委員会は年内に中間答申を取りまとめ、年明け早々に遠藤智町長に報告する。16日、町役場で開いた会合で確認した。  委員会は4回目で、冒頭以外は非公開で開かれた。健康リスク、環境モニタリング、除染実施計画の3項目を検証した上...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地権者会17日発足 中間貯蔵、国の進め方に再考求める

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、建設予定地の地権者約20人は17日、「30年中間貯蔵施設地権者会」を発足させる。地権者の会発足は初めて。  関係者によると、地権者は双葉町と大熊町の町民。9、10の両月に開いた...[記事全文

いわき市、全市民にヨウ素剤 3年前配布、使用期限間近

 いわき市は平成27年1月から3月にかけて、約33万4千人の全市民を対象に「安定ヨウ素剤」を配布する。16日の記者会見で明らかにした。  東京電力福島第一原発事故を受けて平成23年に40歳未満の市民に配布したが、使用期限(3年)を迎えるため更新する。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

17日にがれき撤去再開 第一原発3号機

 東京電力は17日、福島第一原発3号機の使用済み核燃料プールのがれき撤去を3カ月半ぶりに再開する。東電が16日、発表した。  3号機プールでは8月、がれき撤去作業中に燃料交換機をプール内に誤って落とした。17日は遠隔操作のクレーンで燃料交換機などのが...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全体倍率2.6倍 県災害公営住宅2期募集

 県は16日、東京電力福島第一原発事故による避難者向け災害公営住宅の第2期募集分の確定値を発表した。224戸に592世帯の申し込みがあり、全体倍率は2.6倍となった。  確定値は【表】の通り。いわき市の八幡小路団地1号棟3LDKのうち、高齢者や障害者...[記事全文

福島の魚都民にPR いわき実行委 しずちゃんが応援

魚介類のおいしさをPRしたしずちゃん
 東京電力福島第一原発事故に伴う魚介類の風評払拭(ふっしょく)を目指す「鍋の底まで『見せます!いわき』」は16日、東京・新橋のJR新橋駅前SL広場で開かれた。  いわき市や県漁連などでつくる実行委員会の主催。本県沖での試験操業や放射性物質の検査態勢に...[記事全文

鹿島に避難の小高住民 地域の「習わし」伝承 しめ飾り仮設住宅に 手順、こつ確かめ製作

しめ縄作りに取り組む住民
 南相馬市小高区の住民が避難生活を送る同市鹿島区の小池第二仮設住宅の集会所で13日、避難生活の中で迎える師走では初めてとなるしめ飾り、しめ縄作りが行われた。「作り方を忘れてしまっては、地元の神社に申し訳ない」と、手順とこつを確かめた。  仮設住宅には...[記事全文

大熊町が中間貯蔵施設建設容認 区長会に方針を説明

行政区長にあいさつする渡辺町長(右奥)
 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設について建設受け入れ方針を町議会に示していた大熊町は15日、会津若松市の町役場会津若松出張所で開かれた行政区長会で、町として建設容認の考えを説明した。  行政区長会は冒頭以外、非公開で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大熊の国道288号玉ノ湯バイパス 25日午後3時開通

 大熊町大字野上の帰還困難区域にある288号国道の玉ノ湯バイパスが、25日午後3時に開通する。東京電力福島第一原発事故で設定された帰還困難区域でバイパス道路の開通は初めて。  同路線は幅員が4メートルと狭く、車両の擦れ違いが困難だったため、県が平成...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島知事と高校生ラジオ福島に生出演 震災復興や将来の夢語る

本県の復興などについて語り合った(左から)内堀知事、白岩さん、遠藤さん、中島君
 内堀雅雄知事は15日、ラジオ福島の生放送番組「月曜Monday(もんだい)夜はこれから」に出演し、県内の高校生3人と本県の復興などについて語り合った。  3人は、高校生が被災地を案内するグループ「TOMOTRA(トモトラ)」をつくり、福島大のOE...[記事全文

大熊町民が入居開始 災害公営住宅古川団地

杉所長から鍵を受け取る(左から)芳文さんと由美子さん
 会津若松市に完成した大熊町民ら避難者向けの災害公営住宅「古川町団地」は、15日から入居が始まった。初日は大熊町などの3世帯が引っ越しをした。入居に先立ち、現地で鍵引き渡し式が行われた。  杉明彦県会津若松建設事務所長、室井照平会津若松市長、渡辺利...[記事全文

徳川宗家の「雛道具」2月から公開 須賀川市立博物館

女乗物・黒塗松唐草牡丹紋散蒔絵(徳川記念財団所蔵)
 徳川記念財団が所蔵する、徳川宗家に伝わる江戸時代から明治時代までの貴重な御所人形や雛(ひな)道具が来年2月3日から3月8日まで須賀川市立博物館で一般公開される。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す本県を後押しするため、同財団が今...[記事全文

いわきの豊間中解体へ 震災遺構化を断念 地元3地区の総意で

住民に市としての考えを説明する本間部長(右)
 いわき市平薄磯の豊間中校舎の震災遺構化について、同校学区の薄磯、豊間、沼ノ内の3地区は15日、震災遺構として残すことに反対する考えを市に伝えた。市はこれを踏まえて豊間中校舎の保存を断念した。  同市の沼ノ内公民館で開かれた意見集約会で、3地区の区...[記事全文

南相馬の仮設住宅で女性死亡

 南相馬市鹿島区の仮設住宅で、東京電力福島第一原発事故に伴い小高区から避難している50代女性が遺体で見つかったことが14日、分かった。南相馬署は自殺とみて調べている。  関係者によると、女性は13日朝に遺体で発見された。一人暮らしだったという。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ご当地キャラ集結! 美里の本郷小でコンサート ダンスで児童ら励ます

ダンスを披露するご当地ヒーローやゆるキャラ。左奥が橋本さん
 会津美里町の本郷小に12日、キビタンをはじめ、県内各地のゆるキャラやヒーローが集結し、子どもたちを励ました。郡山市の声楽家・橋本妙子さんやバイオリニストの白井英治さんとともに歌や踊りも披露した。  家庭教育講座「♪魂に響く♪ギフトコンサート♪」と題...[記事全文

命の尊さ見詰め直して 小野君(新地・尚英中)全生徒に訴え 被災地プロジェクト 岩手で取材体験

岩手県での取材体験を報告する小野君(左)。右は高瀬教頭
 新地町の尚英中2年の小野永遠(とわ)君が東日本大震災の被災地を全国の中学生が取材する「写真で綴(つづ)る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」に参加し、12日、同校の全校集会で取材体験を報告した。  同プロジェクトは福島民報社などが取り組む「とう...[記事全文

中間貯蔵施設大熊町建設容認へ

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設について、建設候補地がある大熊町は12日、町議会全員協議会で町の考えを議員に説明した。議会関係者によると、中間貯蔵施設建設を受け入れる方針で、議会も了解したという。来週にも区長会を開き理...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故