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大熊町が中間貯蔵施設建設容認 区長会に方針を説明

行政区長にあいさつする渡辺町長(右奥)

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設について建設受け入れ方針を町議会に示していた大熊町は15日、会津若松市の町役場会津若松出張所で開かれた行政区長会で、町として建設容認の考えを説明した。
 行政区長会は冒頭以外、非公開で開かれた。協議終了後、容認の理由について渡辺利綱町長は「苦渋の決断だが、地権者も、それ以外の町民も、生活再建などのため次のステップに進むことが大切」と話し、区長会の了承はおおむね得られたとした。また、「交付金や搬入ルートなど、今後、国との協議を進める弾みになる」と期待を込めた。
 近く文書で全戸に連絡するほか、タブレットや広報誌でも理解を呼び掛ける。来年1月に町民説明会も予定している。
 井戸川洋一行政区長会長(71)は「受け入れざる得ない。先に進むことが重要だ。町が窓口になって地権者と国の間を取り持ってほしい」と訴えた。
 中間貯蔵施設をめぐり町は、9月に知事が表明した建設容認の判断を「重く受け止める」としていたが、地権者のいる地域の区長8人から町の姿勢を明確にしてほしいと申し入れを受けていた。

カテゴリー:福島第一原発事故

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