東日本大震災

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復興願うサクラ届く 桜の聖母短大に植樹 広島のNPOが寄贈

花壇にサクラを植樹する(右から)田辺、柴田、橋本、遠藤、宮崎、槙田、吉川の各氏

 広島市のNPO「二葉の里に桜並木を復活させる会」は17日、原爆によって被爆したサクラから接ぎ木したソメイヨシノ2株を福島市の桜の聖母短大に贈った。
 被爆したサクラは広島市に投下された原爆の爆心地から約2キロの地点にあり、爆風で地上にあった幹や枝が焼失した。しかし、根元から芽を吹き返し、今も花を咲かせ続けている。
 爆心地のサクラを保護し、接ぎ木で増やす活動を続けている同NPOの田辺良平理事長は平成24年に同短大が南相馬市で開催した移動学園祭に参加。サクラの寄贈を約束した。田辺理事長は東日本大震災で甚大な被害を受けた福島が広島のように復興を遂げるのを願い、約2年かけて接ぎ木したソメイヨシノを全長2メートルにまで育てた。
 植樹式は同短大の校舎脇にある花壇で行われ、キャリア教養学科の学生50人と教員らが参加した。田辺理事長、柴田香代子桜の聖母学院長、遠藤静子桜の聖母短大学長、生徒代表の橋本沙織さん、世話人を務めるNPOアートサロン広島の槙田千乃理事長、橋渡し役となった福島青年会議所の吉川隆一理事長、NPOくらそうねットの宮崎秀剛理事長が植樹した。

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