東日本大震災

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県民の奮闘作品に 広島の美術展に出品 復興の思いカエルで表現

ふるさと福島への思いを託した「郷土」

■福島市出身銅版画家 三浦麻梨乃さん 33

 福島市出身の銅版画家三浦麻梨乃さん(33)=宇都宮市在住=は18日から広島市の福屋八丁堀本店美術画廊で始まった美術展「第2回MenVSWomen」に、福島復興への願いを託した銅版画三連作を出品した。「福島県民が諦めず頑張る姿を感じてほしい」と話している。
 全国の若手芸術家男女6人ずつが紅白に分かれて出品し、来場者の投票で勝利を決めるユニークな美術展。日本画、洋画、木工品など約100点が並び、三浦さんは銅版画25点を出品した。
 復興への願いを託した作品は「待望」「還(かえ)る」「郷土」の3点。このうち「郷土」は、福島県土の形に切り抜いた地面の上で、前を向くカエルがひしめいている。ふるさとである福島に「帰る」、福島を「変える」との思いを込めた。
 「待望」はカエルの夫婦が、福島県土の形をした地面の上で、卵が産み落とされた水たまりを見詰める構図になっている。「還る」では数多くのオタマジャクシを描き、犠牲者の遺族、復興に奮闘する人らの思いを託した。24日まで。観覧無料。時間は午前10時から午後8時(最終日は午後5時)まで。問い合わせは福屋8丁堀本店 電話082(246)6111へ。


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