東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

燃料取り出し完了 第一原発4号機 廃炉へ大きな節目

 東京電力は20日、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールに残っていた最後の燃料4体を取り出した。水素爆発で建屋上部が崩壊した4号機は耐久性が懸念され、地元などが早急な取り出しを求めていた。廃炉に向けた大きな節目を迎えた一方、建屋解体の時期などは未定のままとなっている。
 同日午前10時15分ごろから、4号機建屋最上階で、最後に残っていた未使用燃料4体を入れた輸送容器(キャスク)を、建屋カバー内のクレーンで深さ約12メートルのプールから引き上げた。昭和54年10月の営業運転開始以来、35年ぶりに燃料がなくなったプールには、水の底に空の燃料ラックだけがあった。東電は取り出した燃料を年内に6号機の使用済み燃料プールに保管し作業を終える。
 4号機は事故発生時、定期検査中で原子炉内に燃料はなかった。ただ、プールには水素爆発を起こした1~4号機のうち最も多い1535体(使用済み1331体、未使用204体)の燃料が入っていた。
 東電は昨年11月から、燃料の本格的な取り出しを始めた。今年11月に全ての使用済み燃料の取り出しを終えた後、未使用燃料の取り出し作業を続けていた。平成27年度前半には3号機の燃料取り出しが始まる予定。

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧