東日本大震災

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来春、浪江に警ら拠点 被災地の警察力強化

 県警本部は来春から東日本大震災、東京電力福島第一原発事故の被災地の警察力を強化する。震災、原発事故に伴い他県警から増援されている警察官の活動拠点を浪江町に設けるほか、県警高速交通隊南相馬分駐隊を増員して刻々と変化する情勢に対応できるようにする。
 具体的な態勢は現在、検討を重ねているが、主に他県警から派遣されている警察官で組織する「特別警ら隊」の拠点を、福島市にある県警本部から浪江町にある双葉署浪江分庁舎に移す計画だ。避難区域の再編で住民の帰還や転居が進んでいることや、行政機関の仮役場が避難先から移転する状況を考慮し、被災地内に拠点を移し、より機動的・弾力的な対応を目指す。
 12月1日に発足した高速交通隊南相馬分駐隊は現在、常磐自動車道の浪江インターチェンジ(IC)から宮城県境までを担当している。来年3月1日の常磐道の全線開通で、交通量の増大が見込まれるため、隊員数を増やして対応する。増員数などの詳細を最終的に調整している。
 浜通り地方は、9月に6号国道の交通規制区間が解除されたほか、常磐道の全線開通で住民の帰還と流入人口の増加が想定され、関係市町村や住民から防犯、交通安全対策の充実を求める声が上がっていた。

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