東日本大震災

2015年1月アーカイブ

阪神被災者に鎮魂の舞 18日、芦屋神社で奉納 いわきの好間高フラ同好会

阪神大震災20周年追悼祭に参加する「ウイラニ・オーラパ」
 いわき市の好間高のフラダンス同好会「ウイラニ・オーラパ」は18日、阪神大震災で甚大な被害を受けた兵庫県芦屋市の芦屋神社で鎮魂の舞を奉納する。リーダーの会川桃子さん(3年)は「同じ被災者として、犠牲者への鎮魂の祈りと福島への支援に感謝するフラを披露し...[記事全文

仮設住民200人3月宿泊招待 熱塩温泉山形屋と取引業者

瓜生岩子の像の前で「避難者の心を癒やしたい」と話す瓜生社長(右)と古川会長(左隣)ら
 社会福祉事業の先駆者として知られる瓜生岩子の「慈愛の精神」を受け継ぐ子孫が営む喜多方市熱塩加納町の熱塩温泉山形屋と、取引業者らでつくる山形屋夢倶楽部(くらぶ)は、東日本大震災から4年となる3月、仮設住宅で暮らす避難者200人を同旅館に無料で宿泊招待...[記事全文

アートで復興に貢献 日大芸術学部の県内卒業生ら

アート展の出品作品を鑑賞する来場者(右)
 日大芸術学部校友会県支部「ふくしま江古田会」(島崎恒夫会長)の初のアート展は14日、郡山市のビッグアイ6階展示室で始まった。18日まで。  同支部は平成20年に日大芸術学部の県内の卒業生で発足。アート展は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの...[記事全文

出荷再開2年目あんぽ柿 県やJA関係者市場訪問 風評払拭へ札幌でPR

札幌市中央卸売市場で「あんぽ柿」の流通状況を視察する佐藤副町長(左)ら
 県あんぽ柿産地振興協会は13日、札幌市中央卸売市場で、県北地方の特産品「あんぽ柿」をPRする求評会を開いた。  出荷再開2年目を迎えたあんぽ柿の安全性とおいしさを知ってもらうため、昨年12月の東京都の大田、築地両市場に続いて実施した。県やJA、関係...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「墓前に良い報告」 教習所津波訴訟で本県遺族ら

判決後の会見で現在の心境を語る寺島さん(前列右から2人目)。前列左は弁護団長の菊地弁護士
 東日本大震災の津波で最愛の子を失った遺族の訴えが、司法の場に届いた。仙台地裁で13日、判決が言い渡された常磐山元自動車学校津波訴訟は、速やかに教習生を避難させなかった学校側の責任を認めた。「墓前に良い報告ができる」。決して晴れることのない悲しみと悔...[記事全文

双葉町も中間貯蔵建設受け入れ 予定地2町足並みそろう

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設について、建設予定地を抱える双葉町の伊沢史朗町長は13日、施設建設を受け入れる方針を明らかにした。同日開かれた町議会全員協議会で伝え、町議会側も了承した。同町と同様に建設予定地となってい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

安全な輸送体制の確立を 中間貯蔵で広野町が国などに要望

 広野町と同町議会は13日、復興庁と環境省、県に東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設への安全な輸送体制の確立などを要望した。  福島市の復興庁福島復興局では、遠藤智町長が福島伸一郎局次長に要望書を手渡した。鈴木紀昭議長をはじ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

廃炉技術提供で大英帝国勲章 を受章 県しゃくなげ大使の英国人

 県しゃくなげ大使で英国政府の原子力廃止措置機関の子会社「インターナショナル・ニュークリア・サービス(INS)」海外NDA契約・営業統括部長のマーク・クラウザー氏(50)は大英帝国勲章(MBE)を受章した。東京電力福島第一原発の廃炉に対する技術提供が...[記事全文

仏駐日大使が第一原発を視察 「事故収束に協力」

 フランスのティエリー・ダナ駐日大使は13日、東京電力福島第一原発を視察した。視察後、Jヴィレッジで報道陣の質問に答え、「原子力は長期的なクリーンエネルギーとして重要」という見解を示した。  駐日仏大使の福島第一原発視察は原発事故後初めて。ダナ大使は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

シラウオなど今年初の試験操業 相馬双葉漁協

イシカワシラウオを選別する漁業関係者=相馬市・松川浦漁港
 相馬双葉漁協は13日、本県沖で今年最初の試験操業を行った。  松川浦(相馬市)、釣師浜(新地町)、真野川(南相馬市鹿島区)の各漁港から約30隻が出港。初めてとなるイシカワシラウオの船引き網漁をはじめ、タコのなだかご漁、サバなどの固定式刺し網漁を実施...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島をつくる(10) 第1部 企業の覚悟 三義漆器店(会津若松)

最新の撥水機能を持つ食器の出来栄えを確認する曽根
<機能性の追究結実>  会津若松市門田町で食器製造を手掛ける三義(さんよし)漆器店は平成19年9月、初めて国外の展覧会に漆器を出品した。社長の曽根佳弘(50)は会場のパリに直接赴いたが、現地の卸業者の反応と文化の違いにがくぜんとする。  「美術品なら...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

個人被ばく線量 政府がGPSで自動収集検討

 政府は東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示が解除された地域住民の健康支援に向け、個人被ばく線量を衛星利用測位システム(GPS)を使い自動で収集するシステムの導入を検討している。今春に試験機を完成させ、一部地区で実証試験を始める方針。データは浜通り...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線の健康影響解説 郡山で専門家意見交換会

健康相談から見た本県の現状などについて説明する大津留教授
 環境省と県が主催する「放射線の健康影響に関する専門家意見交換会」は12日、郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれ、県や各市町村の放射線アドバイザーらが講演会や意見交換を通し、県内の現状に理解を深めた。  情報共有を目的に平成24年から開催している。傍聴...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘で除染後の農地に石 営農準備に懸念

石が混入したと苦情が寄せられた飯舘村二枚橋地区の農地。表面は積雪で覆われている=12日
 東京電力福島第一原発事故に伴う国の直轄除染が終了した飯舘村の多くの農地から比較的大きな石が相次いで見つかり、耕運できない状態になっている。大きいもので直径20センチほどある。除染で表土を削った後に盛る土や砂から石を取り除かなかったのが原因とみられる...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郷土の絆 再興の力に 避難区域設定 6町村成人式

タイムカプセルを開け、笑顔で記念撮影する新成人=浪江町
 11日に県内各地で行われた成人式。東京電力福島第一原発事故による避難区域がある町村の成人式では、出席者が古里で生まれ育った誇りを胸に、それぞれの立場から復興を支える誓いを立てた。 ■カプセルを開封 【浪江町】二本松市安達文化ホールで行い、193人が...[記事全文

福島をつくる(9) 第1部 企業の覚悟 三義漆器店(会津若松)

完成した漆器を箱に詰める社員
<海外市場を視野に>  おわんやお盆、弁当箱が次々と箱に詰め込まれ、トラックで全国の小売店や専門店に運ばれる。会津若松市門田町の三義(さんよし)漆器店は伝統の会津塗をはじめ、使いやすく工夫した食器類の製造と販売を手掛けている。  平成26年に新しい工...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

震災から3年10カ月迎え県内沿岸一斉捜索

いわき市久之浜町の海岸で行方不明者の手掛かりを捜す、いわき中央署員
 東日本大震災から3年10カ月となった11日、県警本部をはじめ福島海上保安部、双葉地方広域消防本部などは県内の沿岸部で一斉捜索を実施し、行方不明者の手掛かりを捜した。  捜索は約330人態勢で繰り広げた。このうち、いわき市の薄磯・豊間地区や四倉地区、...[記事全文

経産省と東電の賠償終了素案 浪江町商工会「延長を」と拒否

 経済産業省資源エネルギー庁と東京電力が福島第一原発事故に伴う商工業者への営業損失賠償を平成28年2月分で終了する素案を提示したことを受け、浪江町商工会は11日までに、素案を拒否する見解を示した。  同会は6日に商工会役員協議会を開き、「誠に遺憾であ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【県民の健康維持】甲状腺検査 放射線の影響どう解明 内部被ばくの分析が鍵

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から11日で3年10カ月となる。原発事故を受けた子どもの甲状腺検査は一巡目の先行検査を終え、二巡目の本格検査に移行した。甲状腺検査は子どもの健康を守る目的で始まったが、県「県民健康調査」検討委員会では、検査の在...[記事全文

カテゴリー:震災から3年10カ月

【県民の健康維持】甲状腺検査 県内の内部被ばく検査 延べ23万3225人

 県が原発事故を受けて実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査は、平成23年6月から26年11月までに延べ23万3225人を調べた。実施状況は【表】の通り。成人で今後50年、子どもで70歳までの内部被ばく累積線量を示す預託実効線量は、...[記事全文

カテゴリー:震災から3年10カ月

【県民の健康維持】甲状腺検査 医療費無料化 長期的な財源確保課題

 県は原発事故発生後、18歳以下の医療費を無料にしているが、19歳以上になった甲状腺検査受診者の医療費負担が課題だ。超音波を使った一次検査、詳細な二次検査の個人負担はないが、経過観察などで通常診療(保険診療)に移行した人は19歳以上になれば原則として...[記事全文

カテゴリー:震災から3年10カ月

識者の目 福島医大医学部 甲状腺内分泌学講座主任教授 鈴木真一さん

■十分に説明し治療法選択  −県民健康調査の甲状腺検査で見つかったがん細胞を遺伝子レベルで解析した。その結果は。  「福島医大で手術を受けた54人のうちの23人と、県民健康調査対象外の1人の合わせて24人分のがん細胞を調べた。9歳から22歳までだった...[記事全文

カテゴリー:震災から3年10カ月

ドキュメント(12月11日〜1月10日)

■平成26年12月17日  ・福島第一原発で、多核種除去設備(ALPS)での浄化を終えた処理水約6トンが配管から漏えいした。東電が発表した ■19日  ・中間貯蔵施設まで主に高速道路を活用し、運用開始から最初の1年間で実施する予定のパイロット(試験)...[記事全文

カテゴリー:震災から3年10カ月

復興クローズアップ いわき・とよマルシェ 4店舗が営業を再開

津波被害に遭った4店舗が再開したとよマルシェ
 震災で津波被害を受けた、いわき市の豊間地区の復興商店「とよマルシェ」は昨年12月20日にオープン以来、多くの利用客でにぎわっている。  「中華はまや(ラーメン・中華)」、「ベジタブルShiGA(野菜・牛乳・総菜・漬物など)」、「B&Bきゅういち(軽...[記事全文

カテゴリー:震災から3年10カ月

大熊町が町民交流拠点設置へ 若松、郡山、いわきの3カ所に 生活支援機能も

 大熊町は、平成30年3月までに、町民の集まるサロンや生活をサポートする「コミュニティ拠点」を会津若松市、郡山市、いわき市の3カ所に設置する方針を固めた。このうち、いわき市の拠点「梨の実サロン平」は26日に開所する。 ■いわきは26日開所  災害公...[記事全文

古代ローマ時代の災害復興に学ぼう 青柳文化庁長官が県文化センターで講演

火山災害からの復興をテーマに語る青柳長官
 古代ローマの研究で世界的に知られる青柳正規文化庁長官は10日、福島市の県文化センターで「火山災害からの復興」と題して講演した。東日本大震災から立ち上がる県民への思いも語った。  青柳長官は古代ローマのベスビオ山噴火と復興の取り組みなどを例に、災害...[記事全文

双葉町の伝統を守り続ける ダルマ市にぎわう 11日までいわき

大勢の来場者でにぎわう伝統の双葉ダルマ市
 江戸時代から続く双葉町の伝統行事「双葉ダルマ市」は10、11の両日、東京電力福島第一原発事故により町民が避難しているいわき市の南台仮設住宅で開かれている。  町消防団第二分団の有志らでつくる「夢ふたば人」が主催し、平成24年から同仮設住宅で開催し...[記事全文

福島をつくる(8) 第1部 企業の覚悟 浜通り交通(楢葉)

いわき本社社長室前に飾られたみこしを見詰める永山社長
<地域の笑顔のため>  原発方面から次々と車が流れてくる。車内には真っ白い防護服を着た作業員...。  浜通り交通社長の永山剛清(53)は東京電力福島第一原発事故から約2週間後に楢葉町の本社に戻り、目の前の6号国道で見た光景が忘れられない。見えない放...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

再生へ歩む相馬巡ろう イチゴ園、パークゴルフ場、飲食店... 18日からスタンプラリー 地元2高校の生徒が企画

スタンプラリーをPRする松本君(右奥)、太田さん(右手前)、横山さん
 東日本大震災からの復興を願って相馬市の相馬、相馬東両高の生徒が企画した「想馬スタンプラリー 冬」が18日、市内の観光施設や飲食店など52施設が参加して始まる。  県内7地区の高校生にそれぞれ「地域のために自分たちができること」を考え、活動してもらう...[記事全文

【第一原発2号機トレンチ】汚染砂除去 課題に セメント注入、底部に残留

 セメント注入が続く東京電力福島第一原発2号機の海側トレンチ(電源ケーブルなどが通る地下道)で、底部に堆積した高濃度汚染水を含む砂の除去が新たな課題として浮上している。セメントでトレンチ内を固め、汚染水を抜き取っても、砂がたまった層の亀裂から地下水が...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

明るい家庭の中心 家族で初詣 思い出今も

■新地町埒木崎 中曽順子さん(49)  新地町谷地小屋の会社役員、中曽(なかそ)茂さん(61)は元日、自宅そばの公園で初日の出に手を合わせた。9年前のこの日、相馬市の相馬中村神社に家族で初詣をした思い出がよみがえる。境内で笑顔を浮かべていた妻の順子さ...[記事全文

カテゴリー:あなたを忘れない

王国の味発信、風評払拭 干しぶどう商品化 福島の「フルーツのいとう園」

新商品の干しぶどうを手に、風評払拭と地域農業の活性化を誓う伊藤さん
 福島市の「フルーツのいとう園」は自社で栽培したブドウを使った干しぶどうを商品化し、今月中旬から販売を始める。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の風評などのため本県の果樹農家全体の売り上げが落ちた。社長の伊藤隆徳さん(67)は「福島の果物のおいし...[記事全文

福島をつくる(7) 第1部 企業の覚悟 浜通り交通(楢葉)

楢葉町の6号国道沿いにある浜通り交通本社。屋根瓦は崩れたまま残る。原発事故直後、永山はバスを運転し住民を乗せて避難した
<緊急時 望む人運ぶ>  再び原発事故が起きた場合に備える-。浜通り交通社長の永山剛清(53)と専務の塚越良一(50)は万が一を考え、社員に燃料確保の対応を指示している。  バスの燃料が残り半分になれば給油するよう社内規則にした。スタンドに向かう回数...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

浜通り発掘調査初の展示会 震災後も受け継がれた文化遺産

製鉄関連資料(手前)など浜通りからの出土品を紹介する展示会場
■石器や陶器 23遺跡の出土品  県文化振興財団が携わった発掘調査の成果を紹介する初の展示会「ふくしまの復興-記憶をつなぐ-」は9日から18日まで福島市の県文化センターで開かれる。東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の前後に発掘した浜通りの23遺跡...[記事全文

本県の教訓放射線防護に アジア会議 除染、教育の現状紹介 東京

放射線防護の課題について議論した大会
 東京電力福島第一原発事故の経験を踏まえ、放射線防護の課題を話し合う国際アジア会議は8日、東京都文京区の東京大本郷キャンパス山上会館で始まった。各国の専門家や事故対応に当たってきた政府、本県関係者らが参加。放射線に対する住民の不安が依然、根強い本県の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「健康影響心配ない」 放射線 広野町検証委が中間答申

遠藤町長に答申書を手渡す熊谷委員長(右)
 広野町除染等に関する検証委員会は8日、遠藤智町長に中間答申した。町内で生活する上で「放射線は、健康影響を心配するレベルにはない」と評価した。ただ、被ばく測定の結果について、町の住民への個別説明が不十分だったことなど課題も指摘した。  遠藤町長は答申...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島をつくる(6) 第1部 企業の覚悟 浜通り交通(楢葉)

運転免許証などを提示し、業務に入る運転手(左)
<復興支える使命感>  「おはようございます。本日の乗務に入ります」  午前5時。浜通り交通の貸し切りバスを運転する若手社員はいわき市四倉町の南部営業所に入ると、大きな声で運行管理者に報告した。出勤時間は毎日異なる。利用団体の乗車時間に合わせるためだ...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

環境省が帰還困難地域本格除染へ。富岡夜の森、桜まつりに間に合わせる方針

 環境省は今月中にも、東京電力福島第一原発事故で設定した帰還困難区域の本格除染に着手する。同区域を含む富岡町の「夜の森地区の桜並木」で始め、開花に間に合うよう平成26年度内に終える方針。桜並木は双葉郡住民のシンボルで、国は帰還に向けた弾みとしたい考え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、大熊、双葉町が東電と廃炉で新協定

会談する(左から)広瀬東電社長、数土東電会長と(右から)渡辺大熊町長、内堀知事、伊沢双葉町長
 東京電力福島第一原発の長期的な廃炉作業に向け、県と大熊、双葉両町は7日、東電との間で新たに「廃炉の実施に係る周辺地域の安全確保協定」を締結した。協定に東電の情報公開の徹底、廃炉安全監視協議会による立ち入り調査などを明記し、廃炉作業を安全・着実に進め...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県は農林業再生へ「六次化」拡大に本腰

 県は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの農林水産業の再生に向け、生産、加工、販売まで一貫して手掛ける「六次産業化」の拡大に本腰を入れる。県内の食文化や加工技術を生かした福島ならではの商品開発を促し、新たな地域の名物として定着させ所得向上と地...[記事全文

浪江町が「町農業再生プログラム」策定

 東京電力福島第一原発事故により全町避難を強いられている浪江町は7日までに、農業の復活に向けた「町農業再生プログラム」を策定した。  町、町議会、町農業委員会、JAふたばなどで構成する町地域農業再生協議会がまとめた。プログラム実施期間は平成26年度か...[記事全文

フラガールパッケージ 「いわきライキ」1万袋の販売達成

 昨年10月に販売を開始したいわき市産コシヒカリのブランド米「いわきライキ」が7日までに、平成26年度の販売目標1万袋を達成した。  東京電力福島第一原発事故の風評で信頼や価格が低下したコメの消費拡大を目指す取り組みで、JAいわき市や福島米穀などでつ...[記事全文

福大が復興対応へ 「中井プラン」を発表

 福島市の福島大は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後のさまざまな社会的課題に対応するため、農学系人材養成組織の創設、教職大学院の設置、大学院既存研究科の再編を目指す。中井勝己学長が7日までに、震災から10年に当たる平成33年度までの大学として方...[記事全文

長野に恩返しの義援金 寄せた思い市長に託す

左から仁志田市長、吉田さん、遠藤君、橘内君、菅野さん
■キャンプ招待の伊達の小中生、教職員  伊達市の小中学生と教職員が長野県神城断層地震の義援金として約37万8000円を集めた。長野県に届けてほしいと、代表の子どもらが7日、市役所を訪れ、仁志田昇司市長に浄財を託した。  遠藤銀平君(桃陵中2年)、吉田...[記事全文

福島をつくる(5) 第1部 企業の覚悟 浜通り交通(楢葉)

Jヴィレッジから作業員を送迎する浜通り交通のバス
<「安心管理」を徹底>  白色の大型バスが東京電力福島第一原発まで毎日走る。楢葉町のバス会社「浜通り交通」は年末年始も作業員を乗せ、6号国道を南北に往復した。  広野町と楢葉町にまたがるJヴィレッジと広野町の広野工業団地を出発地にしている。バスは作業...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

5年間の復興予算確保へ 復興庁、27年度の集中期間後

 復興予算を特例で措置する集中復興期間終了後の平成28年度以降、復興庁は5年間の枠組みで復興事業に必要な予算を精査し、財源確保を目指す。浜田昌良復興副大臣が6日、福島民報社のインタビューに答え、必要額を財務省に示し、財源確保を働き掛ける考えを示した。...[記事全文

JAEA いわきに4月移転 福島研究開発部門の事務機能 大熊には研究施設

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は東京都にある福島研究開発部門の事務機能を4月1日からいわき市に移転する。同機構が6日発表した。さらに平成30年の運用開始を目指し、放射性物質の分析や研究に当たる新たな施設を大熊町に整備する。  いわき市への事務機...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子ども避難2万4873人 前回調査比1194人減少 県発表

 県は6日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う18歳未満の子どもの避難状況を発表した。平成26年10月1日現在、県内、県外の総避難者数は2万4873人で、前回調査(26年4月1日)に比べ1194人減った。県外避難者数は1万2436人で県の調...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島をつくる(4) 第1部 企業の覚悟 林精器製造(須賀川)

須賀川本社事業所で、機械の作動状況を確認する林。ものづくりへの情熱は新たな分野に挑む力となっている
<医療機器 製品化へ>  須賀川市の精密金属部品加工業・林精器製造は5日、今年の作業を始めた。「東日本大震災からの苦労に報いる年にしたい。全員の力で会社の真の復興を目指そう」。須賀川本社事業所の年賀式で社長の林明博(65)は社員に呼び掛けた。  今年...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

葛尾村役場の機能、一部村内に 4月から、一時帰宅の村民支援

 東京電力福島第一原発事故で全村避難している葛尾村は今年4月、役場機能の一部を村内に戻す。松本允秀村長が5日、三春町の村役場三春出張所で行われた仕事始め式で明らかにした。  村役場庁舎の大規模改修工事が3月末までに完了予定で、村内の住宅除染がほぼ終了...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大熊町の副町長2人体制に 町民サービスの向上図る

 東京電力福島第一原発事故に伴い全町避難を続けている大熊町は5日、副町長を2人にした。町民人口が県内で一番多いいわき市と、役場機能がある会津若松市の2カ所を中心に、町民サービスの一層の向上を図る。渡辺利綱町長は「4月に向け組織の見直しを検討している。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

特大サイズの賀状、町長に 広野の児童が手作り

遠藤町長(後列中央)に特大年賀状を渡した広野児童館の児童ら
 広野町の広野児童館の児童は5日、遠藤智町長に手作りの特大年賀状を贈り、復興に取り組む町長や職員へ感謝の気持ちを伝えた。  1年生から5年生まで14人が訪れた。特大年賀状には1人ずつ、未来の広野町や町長への感謝の気持ち、将来の夢などを書いた絵を貼った...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島をつくる(3) 第1部 企業の覚悟 林精器製造(須賀川)

腕時計の研磨作業をする社員。熟練の技が商品価値を高める
<労使の一体感強く>  須賀川市の精密金属部品加工業・林精器製造社長の林明博(65)は東日本大震災の発生後、社員と会社の一体感が一層強まったと感じている。  主力工場の7割が壊れ、生産能力の大半を失った。存続の危機を協力して脱した今、全社員の意識は良...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

【相馬、新地の津波被災者仮設住宅】継続は困難か 原発避難者への配食事業 相馬市

 相馬市で津波被災者向け仮設住宅が再編され入居者移転が進めば、市が独自に取り組んできた仮設住宅での無料の夕食おかず配食事業の見直しが迫られる。津波被災者と同様にサービスを受けている東京電力福島第一原発事故の避難者への影響も懸念される。 ■財政負担  ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【相馬、新地の津波被災者仮設住宅】移転完了の時期不透明 自宅再建「未定」残る 入居期限延長は難しく

 相馬、新地両市町がそれぞれ進める東日本大震災の津波被災者向け仮設住宅の再編で、入居者の移転完了時期などをめぐり課題が浮上している。設置者の県は平成27年度末を入居期限としているが、相馬市では「住宅再建の見通しが立っていない」とする入居者もおり、対応...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

福島をつくる(2) 第1部 企業の覚悟 林精器製造(須賀川)

東日本大震災で約7割が壊れた林精器製造の旧須賀川工場
 平成23年3月11日。小雪が舞った。精密金属部品加工業・林精器製造の須賀川工場(現須賀川本社事業所)がある須賀川市を震度6強の揺れが襲う。  工場で138人の社員が働いていた。「机の下に潜れ」。誰かが叫ぶ。天井が落ち、暗闇に包まれた。階段は崩れ、が...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

核燃料取り出しロボ共同研究 福島第一原発の廃炉へ向け県内3大学・高専

 福島大、会津大、福島高専は東京電力福島第一原発事故の廃炉作業に当たるロボットの技術開発に向けた共同研究に着手する。高い放射線量のため人が作業できない原子炉内で、溶け落ちた水中の核燃料を取り出す遠隔水中活動機器の製作を目指す。廃炉作業の中核を担う機器...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全町避難の双葉町、いわきで成人式

再会した恩師や友人と記念写真に納まる新成人
 東京電力福島第一原発事故の影響で全町避難している双葉町の成人式は3日、いわき市のいわきワシントンホテルで行われ、県内外から集まった新成人が、古里の復興や将来の目標への思いを新たにした。  役場機能を移しているいわき市での開催は2年目。対象者86人...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島をつくる(1) 第1部 企業の覚悟 林精器製造(須賀川)

主力商品の腕時計ケース。長年培ってきた技術に裏打ちされている
<いいものをつくる>  須賀川市のJR須賀川駅から北へ約2キロ離れた4号国道沿いに、紺と白色の真新しい社屋が立つ。精密金属部品加工業・林精器製造の須賀川本社事業所は正面玄関に行書で記した社是を飾っている。目線の高さに合わせた。社員は毎朝持ち場に就く前...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

初日の出希望託す 楢葉の天神岬 防団が手作り甘酒

初日の出を拝もうと大勢の人が集まった楢葉町の天神岬スポーツ公園
 新年を迎えた1日、楢葉町の天神岬スポーツ公園に、初日の出を拝もうと県内外から大勢の人が詰め掛けた。太陽が雲の間から顔を出すと歓声が上がり、記念写真を撮るシャッターの音が響いた。  同公園では楢葉町消防団による甘酒が振る舞われた。東日本大震災と東京電...[記事全文

「一本松」を前に復興へ地域一丸 南相馬の鹿島

初日の出に照らされる「かしまの一本松」
 東日本大震災の津波に耐え残った南相馬市鹿島区南右田の「かしまの一本松」前で1日、初日の出祈願祭が行われた。  同地区の保安林は一本松を除いて津波で流されたり、枯れたりした。祈願祭は復興のシンボルとなっている一本松の前で新年を迎えようと昨年から実施し...[記事全文

仮設住宅に伝統の舞 安達で浪江の川添保存会

二本松の仮設住宅で住民に獅子舞を披露する川添芸能保存会員
 東京電力福島第一原発事故で避難している浪江町の川添芸能保存会は1日、町民が生活する二本松市の安達運動場仮設住宅で伝統の獅子舞を披露した。東日本大震災からの復興と原発事故の早期収束を願った。  同保存会の石沢孝行会長(白河市に避難)ら9人が、小太鼓や...[記事全文

避難区域で神楽奉納 相馬小高神社伝統の獅子舞

勇壮な舞で参拝客を魅了した神楽=相馬小高神社
 東京電力福島第一原発事故のため全域が避難区域となっている南相馬市小高区の相馬小高神社に伝わる神楽は1日、奉納された。  神楽を継承してきた片草青年団と八景神楽保存会が昨年、原発事故の発生後、初めて復活させた。今年も引き続き催した。  8人が市内外の...[記事全文

新しいふくしまをつくる 新春特別座談会 古里への誇り共有を

新春特別座談会で意見を交わす(右から)前川氏、菊池氏、内堀知事、藻谷氏、渡部氏、高橋社長
 新春を迎え、福島民報社は内堀雅雄知事、菊池製作所(本社・東京)の菊池功社長(飯舘村出身)、日本総合研究所の藻谷(もたに)浩介主席研究員、学習支援組織「ふくしま学びのネットワーク」の前川直哉事務局長、西会津町の農業渡部佳菜子氏、本社の高橋雅行社長によ...[記事全文

原発事故から丸4年 燃料取り出し開始へ 一層効果見える対策必要

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生から丸4年を迎える平成27年が始まった。国と東電は福島第一原発の汚染水対策を本格化させるとともに、困難な作業が想定される高線量下の燃料取り出しを開始する。完了まで30~40年かかる廃炉工程の中、効果が見え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故