東日本大震災

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車椅子バスケ魅力知る 日本代表増子さんら原町三中で教室

増子さん(左)の指導を受けシュートする生徒ら

 被災地の子どもたちに、車椅子バスケットボールを通して障害者スポーツについて学ぶ場を提供する「アスリート・ビジットin福島」が19日、南相馬市原町区の原町三中で開かれた。
 福島民報社、サントリーホールディングスなどでつくるチャレンジド・スポーツアカデミー実行委員会の主催。サントリーグループの東日本大震災復興支援事業「サントリー東北サンさんプロジェクト」と、被災3県の障害者スポーツを後押しする「チャレンジド・スポーツへの支援」事業の一環。県内では昨年9月の芦沢小(田村市)に続いて2回目の開催となった。
 講師は女子の車椅子バスケットボール日本代表である上村知佳さん(東京都東村山市)、増子恵美さん(三春町)と、県車椅子バスケットボール連盟の7人。
 日本を代表するプレーヤーの上村さんと増子さんは同校の1、2年生約70人を前に、自分がけがをした後、競技に取り組むようになった経緯や競技の魅力などを話した。体験授業で生徒は、競技用の車椅子に乗って車輪の動かし方やシュートを体験して難しさを実感。仲間の声援を受けながらミニゲームも楽しんだ。講師同士の対戦を観戦し、車椅子同士の激しいぶつかり合いや攻守の展開の速さに驚きの表情を見せていた。
 上村さんは「一人でできないことも多くの協力で可能になる。今日の出会いもこれからの出会いも大切にしてほしい」、増子さんは「今日、みんなは競技を知って何かを感じた。100人いれば100の答えがある。それを認め合うことが大切」と呼び掛けた。二年生の川島一起君が感謝の言葉を述べた。開会に際し、事業に協力した、はらまちクラブの江本節子理事長があいさつした。

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