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【第一、第二原発労災死亡事故】東電に県 再発防止策申し入れ

作業員の死亡事故が相次ぎ、臨時記者会見する東京電力福島第一原発の小野明所長(左)と第二原発の設楽親所長=20日午後、楢葉町のJヴィレッジ

 東京電力福島第一原発、第二原発で労災死亡事故が相次いだのを受け、県は20日、東電に対し抜本的な再発防止対策の構築を申し入れた。東電は21日、第一原発、第二原発ともに作業を原則休止し、安全対策などを総点検する。

■安全総点検
 申し入れでは、全作業が手順通りに行われているかなどを検証する必要性を指摘。あらゆるリスクを想定して作業の見直し、安全対策を強化・徹底するよう求めた。根本的な原因究明や、経験が少ない作業員らに対して必要な研修や訓練を行うなど協力企業と一体で安全を確保するよう要求した。
 長谷川哲也県生活環境部長が県庁に東電の河合雅彦福島第一廃炉推進カンパニーバイスプレジデント、佐藤隆之福島第二原発副所長を呼び、「作業員の安全・安心が何よりも重要。抜本的な対策が必要」と厳しい口調で申し入れた。河合バイスプレジデントは「安全総点検で災害を未然防止し、安全教育にも努めたい」と語った。
   ◇  ◇
 第一原発の小野明所長と第二原発の設楽親所長は20日、楢葉町のJヴィレッジで臨時の記者会見を開き、再発防止の徹底を強調した。

【背景】
 東京電力福島第一原発の廃炉作業で労働災害が増加しているのを受け、福島労働局は16日、東電福島第一廃炉推進カンパニーに対して労働災害防止の徹底を要請した。連絡調整の徹底をはじめ、現場巡視の強化、新規作業員の指導援助などの労災防止対策について2月16日までに報告するよう求めた。

カテゴリー:3.11大震災・断面

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