東日本大震災

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震災後初の防火訓練 相馬小高神社 文化財守る手順確認

社殿を守るため放水する参加者

 文化財防火デー(1月26日)にちなみ24日、南相馬市小高区の相馬小高神社で防火訓練が行われた。東日本大震災後に小高区の文化財で訓練が行われるのは初めて。相馬野馬追の舞台となる歴史ある神社や貴重な資料を守るため、神社関係者らが真剣に取り組んだ。
 氏子、消防団員、女性消防隊員、南相馬消防署小高分署員ら約60人が参加した。
 訓練は強風・乾燥注意報の発令中、国指定の文化財である本殿から出火したという想定で行われた。神社関係者が初期消火に当たったものの火を止められず、消防署に通報。神社に所蔵されている相馬野馬追の行列図などに想定した段ボール箱を運び出した。
 到着した消防署員、消防団員は機敏にホースを操り、放水した。神社関係者は神社に設置されている屋外消火栓を使った放水訓練、消火器による初期消火訓練にも取り組んだ。
 避難区域である小高区には日中、滞在している住民が少なく、火災が起きても覚知が遅くなる可能性があるため、神社関係者は万一に備え、対応の手順などを確認していた。

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