東日本大震災

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震災支援の恩返し 福島大サークル「COLORS」 比の小学校に鍵盤ハーモニカ贈る

鍵盤ハーモニカの清掃をする「COLORS」のメンバーら

 福島大の国際交流・協力サークル「COLORS(カラーズ)」の学生は、平成25年11月の台風で甚大な被害を受けたフィリピンの小学校に鍵盤ハーモニカ30台を贈った。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の発生後、世界から本県へ多くの支援が寄せられた。学生は「恩返ししたい」との思いを込めた。

 福島市のボランティア団体「シェア・ラブ・チャリティーの会」はフィリピン・セブ島北部に位置するキナターカ島の小学校の再建支援をしている。昨年9月、カラーズ前代表の浦山美穂さんと現代表の高橋洋一郎さんはシェア・ラブ・チャリティーの会の菅野良二代表(カンノ住研社長)と、現地を訪問した。
 浦山さんと高橋さんは高波で楽器が流され、鼓笛演奏ができず悲しんでいる児童生徒がたくさんいるのを知った。
 二人は帰国後、カラーズの仲間と「フィリピンピアニカプロジェクト」を発足させた。福島大の知人に声を掛け、使っていない鍵盤ハーモニカを探し始めた。カラーズのメンバーの母校でもある福島成蹊高などにも協力を依頼し、計30台が集まった。学生が専用器具を使って1台1台丁寧に清掃した。
 21日に鍵盤ハーモニカを梱包(こんぽう)し、「大事に使ってね」など英語のメッセージを添えて発送した。メンバーは、平成27年度には現地訪問を計画している。
   ◇   ◇
 カラーズの浦山美穂さん、斎藤迪華さん、高橋洋一郎さん、高橋遥香さん、佐藤有理沙さん、鈴木恵理香さん、芳賀翔太さんと、福島成蹊高の佐藤敦子教諭、シェア・ラブ・チャリティーの会の菅野良二代表は28日、事業説明で福島民報社を訪れた。

前列左から斎藤さん、浦山さん、佐藤有理沙さん、鈴木さん、高橋遥香さん。後列左から芳賀さん、高橋洋一郎さん、菅野さん、佐藤敦子さん

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