東日本大震災

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地産地消の動き回復 新地の直売所「あぐりや」昨年売り上げ過去最高 地域復興の兆しに喜び

売上過去最高を祝い総会後に親睦を深める会員

 新地町小川の直売所「しんち地場産市場あぐりや」の平成26年の年間売り上げが過去最高の約1億3000万円となった。
 同直売所は平成11年に地元の農家らの手で設立された。連日、生産者が農作物や生花、加工食品などを持ち寄り、販売している。
 東日本大震災後、仮設住宅や災害公営住宅が近くに整備され利用者が増えたことや、親しみやすい対面販売が、売り上げ増の要因とみられる。関係者は「消費者の地産地消の動きが回復し、地域復興の兆しに感じられる」と喜んでいる。
 東京電力福島第一原発事故の影響で売り上げが減ったこともあったが、放射性物質の自主検査を実施し、出荷に際しては食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル以下)より厳格化した独自基準(同50ベクレル以下)を設定するなどして消費者の信頼を得てきた。
 出荷者協議会の総会が28日、町内の鹿狼の湯で開かれ、昨年の実績などが報告された。会員ら約40人が出席した。寺島貞弘代表があいさつし、販売優秀会員を表彰した。
 新設の「あぐりや大賞」(売り上げ250万円以上)で6人の他、優秀賞(100万円以上250万円未満)で15人、努力賞(出荷数5000点以上)で6人をたたえた。

新鮮な野菜や果物、加工食品などが並び人気を集める「あぐりや」

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