東日本大震災

2015年2月アーカイブ

希望の紙芝居読み聞かせ 若松出身はせがわいさおさん一家

ポストカード用の原画を紹介するいさおさん(中央)。左は芳見さん、右は祐希さん。原画は右から福島市の花見山、陸前高田市の奇跡の一本松、会津若松市の鶴ケ城を描いた
 さいたま市の画家はせがわいさおさん(会津若松市出身)の家族「はせがわファミリー」は、東日本大震災で被災した子どもたちを癒やし夢を届けようと、県内外で自作の紙芝居の読み聞かせをしている。  活動しているのはいさおさん、妻で作家の芳見さん、長女で朗読担...[記事全文

中間貯蔵13日搬入開始 環境省、県外最終処分起算日に

 東京電力福島第一原発事故に伴い大熊、双葉両町に建設する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は除染廃棄物の搬入を3月13日に開始する。望月義夫環境相が27日、閣議後会見で明らかにした。搬入開始日は30年以内に県外で最終処分を完了させるまでの起算日で、早急な工...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

排水路の水港湾内に

 東京電力福島第一原発2号機の原子炉建屋大物搬入口屋上の汚染雨水が排水路を通じて港湾外の海に流出していた問題で、東電は27日、排水路の水を港湾内に流す工事などを3月末までに完了させる方針を示した。  県の県廃炉安全監視協議会が同日、福島第一原発を立ち...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

夜の森桜まつり見送り 富岡町、環境省の除染不十分

 富岡町は、町内で桜の名所として知られる夜の森地区の桜並木での桜まつり開催を今年も見送る方針を27日までに決めた。環境省はまつりや花見実現に向け、今月から帰還困難区域にある桜並木の除染を進めているが、町は町民の安全が十分確保できる状況にないと判断した...[記事全文

長崎大が冊子第3弾 「放射線 放射性物質Q&A」

放射線や放射性物質と健康との関わりについて解説している「放射線 放射性物質Q&A」の第3弾
 長崎大は3月1日、福島民報で毎週日曜日に連載した「放射線 放射性物質Q&A」をまとめた冊子の第3弾を発行する。県放射線健康リスク管理アドバイザーで長崎大教授(原爆後障害医療研究所)の高村昇氏がQ&A回答者を務め、放射線や放射性物質と健康との関わりに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

1月末時点47・5% 市町村の住宅除染進捗率

 東京電力福島第一原発事故に伴い、国の財源で実施する市町村除染の一月末時点の全体計画に対する住宅除染の進捗(しんちょく)率は47・5%で、前月から1・7ポイント上昇した。県が27日、発表した。  各市町村の除染状況は【表】の通り。住宅除染の全体計画で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

通学支援「ありがとう」 大熊中生が見守った人々に

交通安全指導員や運転手らに花束を手渡し感謝する大熊中生
 大熊町の大熊中の「感謝を伝える会」は25日、避難先の会津若松市一箕町にある仮校舎で開かれた。全校生が登下校の際に見守ってくれた町のスクールバスの運転手や交通安全指導員、地域ボランティアらに感謝の思いを伝えた。  平成23年4月に会津大短期大学部近く...[記事全文

入居者と地域住民交流 郡山、災害公営住宅「富田団地」

顔合わせ歓迎会で互いに自己紹介する入居者
 郡山市富田町の災害公営住宅「富田団地」の入居者を対象にした「顔合わせ歓迎会」は25日、団地内の集会所で開かれた。  県から災害公営住宅の生活拠点コミュニティーづくりを委託されている被災者支援団体「3・11被災者を支援するいわき連絡協議会(みんぷく)...[記事全文

自粛なら賠償対象外 南相馬旧警戒区域外の稲作

 平成27年の南相馬市の旧警戒区域外の稲作について、農林水産省は農家が稲作を自粛した場合に東京電力の休業賠償を受けられる「全量生産出荷管理区域」から、休業賠償の対象外となる「全戸生産出荷管理区域」に変更する。同省が27日、発表した。  同省によると、...[記事全文

川内村民258人ADR申し立て

 東京電力福島第一原発事故に伴う精神的損害賠償が不十分だとして、東電に慰謝料増額などを求める訴訟を検討していた川内村の旧緊急時避難準備区域の住民112世帯258人は27日、原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てた。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

職員90人解雇 小高赤坂病院と浪江の西病院 東電、就労不能賠償を終了

休業が続く小高赤坂病院。再開を見通せず、職員の解雇を決めた=1月
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域内の小高赤坂病院(南相馬市小高区)と西病院(浪江町)は26日までに、再開に備え在籍していた職員計90人の解雇を決めた。東電による就労不能損害賠償の対象期間が今月末で原則終了し、雇用の継続が難しくなった。区域内の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興へ続く道(5) 新IC、復興の要 4車線化求める声も 【願い】

大熊町の復興拠点・大川原地区を横切る常磐自動車道。地元は町内へのインターチェンジ設置を要望している
 政府が常磐自動車道常磐富岡―浪江インターチェンジ(IC)間に新たなICを設ける方向で検討に入った背景には、「復興を加速するため社会基盤を整えてほしい」とする大熊、双葉両町からの強い要望がある。町内にICができれば交通の利便性が向上し、将来の住民帰還...[記事全文

カテゴリー:復興へ続く道3・1常磐自動車道

震災生き抜く企業を後押し 富岡から福島に避難 コンサルタント事務所代表 渡辺雅文さん 経営指南書を出版

著書「根っこづくりの経営」を手にする渡辺さん
 富岡町出身で福島市に避難する渡辺経営コンサルタント事務所代表の渡辺雅文さん(60)は、38年間に及ぶコンサルタント業務から得た経営指南書「根っこづくりの経営」を出版した。渡辺さんから経営指導を受けた県内の中小零細企業は、東日本大震災と東京電力福島第...[記事全文

中間貯蔵搬入へ国と協定締結 県・大熊・双葉2町 政府に5項目の要請も

 東京電力福島第一原発事故に伴う県内の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、内堀雅雄知事は25日、政府に廃棄物搬入の受け入れを伝えた。県と建設予定地がある大熊、双葉両町、環境省の4者が安全確保協定を締結した。一方、搬入開始時期に関し望月義夫環境相...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

知事「極めて遺憾」 福島第一原発の汚染雨水流出で 東電の対応批判、対策要求

 東京電力福島第一原発の2号機原子炉建屋大物搬入口屋上から汚染雨水が排水路を通じて港湾外の海に流出していた問題で、内堀雅雄知事は25日、情報を公表してこなかった東電の対応を「極めて遺憾」と批判した。その上で、東電に対し、汚染源の除去など早急な対策を求...[記事全文

福島をつくる(31) 第2部 スポーツの力 住友ゴム工業白河工場 ダンロップソフトテニス部

工場敷地内のコートで練習内容を打ち合わせる選手と大槻(右)
〈地域密着で逆境克服〉  白河市で自動車タイヤなどを生産する住友ゴム工業白河工場のダンロップソフトテニス部は女子の日本リーグに参戦し4年目を迎えた。4月には3人が加わり、選手は8人に増える。監督の大槻三喜(みき)=(52)=は「今季は個人、団体とも過...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

復興へ続く道(4) 全国から誘客強化 地域の魅力売り込む【観光】

相馬市の観光情報の発信拠点となる「千客万来館」。常磐道全線開通を前に開館した
 千有余年の歴史を誇る国指定重要無形民俗文化財の「相馬野馬追」。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、来場者は年々増え、執行委員会事務局は今年の目標を昨年より4400人多い20万人とした。  常磐自動車道の全線開通が追い風となり、関東圏や仙台方面...[記事全文

カテゴリー:復興へ続く道3・1常磐自動車道

福島をつくる(30) 第2部 スポーツの力 東邦銀行陸上部(陸上競技)

昨年6月の日本選手権で横断幕を掲げて応援した東邦銀行の行員ら
<活躍通じ福島を発信>  「第6レーンの吉田選手は地元・東邦銀行の選手です」。昨年6月、本県で初めて福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で開かれた日本陸上選手権。3日間で延べ約3万3000人の観客が訪れ、雨の中で声援を送った。場内...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

川内・楢葉・広野 6年ぶり防火パレード

川内村役場を一斉に出発するパレード参加車両
■"地域の宝"森林保全に一丸 住民の帰還後押し  相双地区山火事防止連絡協議会(会長・小島重紀県相双農林事務所長)の山火事防止パレードは24日、約6年ぶりに川内、楢葉、広野の3町村で行われた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で中断していたが、住...[記事全文

復興へ続く道(3)時間短縮で活性化 企業進出加速に期待 【物流】

タニコー福島小高工場から出荷される厨房機器。常磐道全線開通で関東方面への輸送時間が短縮される
 業務用厨房(ちゅうぼう)機器メーカー「タニコー」福島小高工場は、南相馬市小高区の東京電力福島第一原発事故に伴う避難指示解除準備区域で操業を続けている。原発事故後、一時生産を休止したが、「ものづくりの拠点を決して途絶えさせない」とラインを動かした。 ...[記事全文

カテゴリー:復興へ続く道3・1常磐自動車道

中間貯蔵施設県が搬入容認を表明

内堀知事(右から2人目)との中間貯蔵施設に関する会談に臨む(左から)大熊町の千葉町議会議長、渡辺町長、双葉町の伊沢町長、佐々木町議会議長
 東京電力福島第一原発事故に伴う県内の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、内堀雅雄知事は24日、施設への廃棄物搬入の受け入れを表明した。同日、福島市で建設予定地がある大熊町の渡辺利綱町長、双葉町の伊沢史朗町長らに廃棄物の搬入を容認する考えを示し...[記事全文

厚労副大臣第一原発視察

取材に応じる山本氏
 東京電力福島第一原発で1月に作業員男性が死亡した労災事故を受け、山本香苗厚生労働副大臣は24日、福島第一原発の事故現場周辺を視察した。  事故が起きた地上タンク周辺のほか、東電や関連企業の事故防止に向けた取り組み状況を確認した。  山本副大臣は東電...[記事全文

磯部水産加工施設で工事祈願祭

磯部水産加工施設の完成イメージ
 相馬市が新設する磯部水産加工施設の建設工事安全祈願祭は24日、市内磯部の現地で行われた。  地域の漁業再興を目指し、国の復興交付金を活用して造る。相馬双葉漁協に無償貸与する。同漁協は地元の水産加工業者と連携し、水産物流通加工業協同組合を設立して施設...[記事全文

富岡町が震災津被害の標識など保存へ

津波で被災したJR常磐線の富岡駅=2014年2月17日
 富岡町は東日本大震災の津波で被災したJR常磐線・富岡駅構内の改札口や駅名を示した駅名標などを、震災を後世に伝える貴重な資料として保存する。3月中にJR東日本から譲り受ける。 ■町が地元保存へ  富岡駅は津波で被災した上、東京電力福島第一原発事故で避...[記事全文

双葉町復興推進委が再建と復興の最終報告

 双葉町復興推進委員会は24日、町に対し町民の生活再建と町の復興に向けた最終報告をまとめ、伊沢史朗町長に報告書を渡した。  最終報告は同委員会が平成25年10月から16回の審議をしてまとめた。「双葉町復興まちづくり長期ビジョン」などを盛り込んだ。同ビ...[記事全文

除染土不法投棄容疑で2人逮捕

 田村署は24日朝、田村市都路町の住宅除染で出た土を、別の民家の敷地に不法投棄したとして、放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで郡山市虎丸町、会社役員林清三(67)、同市亀田一丁目、会社員田島直季(40)の両容疑者を逮捕した。同署によると、同特措法違反...[記事全文

福島をつくる(29) 第2部 スポーツの力 東邦銀行陸上部(陸上競技)

東邦銀行陸上部の選手と楽しみながら体を動かす児童
<震災直後 決意の創部>  福島市の東邦銀行本店での仕事が終わり、車で約20分の福島大グラウンドへ向かう。制服からトレーニングウェアに着替え、世界で戦う競技者の顔つきに変わる。  東日本大震災の発生から3週間後の平成23年4月1日、東邦銀行陸上部は産...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

復興へ続く道(2) 患者搬送を迅速に 住民帰還へ体制が充実 【医療】

楢葉町に置かれている双葉地方広域消防本部の仮庁舎(左奥)。3月からは救急搬送の環境が改善する
 楢葉町山田岡に仮庁舎を置く双葉地方広域消防本部。東京電力福島第一原発事故の避難区域に一時帰宅した際、けがをしたり、急病を発症したりした住民らの救急搬送に当たっている。復旧業務の作業員を運ぶこともある。救急車の出動は年間約430件に上る。  渡辺敏行...[記事全文

カテゴリー:復興へ続く道3・1常磐自動車道

県、中間貯蔵搬入を容認 双葉郡の首長と協議、24日最終判断

 東京電力福島第一原発事故に伴う県内の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、県は23日、県庁で関係部局長会議を開き、廃棄物の搬入を事実上容認した。内堀雅雄知事は24日に大熊、双葉両町をはじめ双葉郡8町村の首長と協議した上で最終判断する。25日にも...[記事全文

濃度低下し排水再開 東電第一原発排水路に汚染水流出

 東京電力福島第一原発で、雨水などを港湾内に流す排水路の水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東電は23日、濃度の低下が確認されたとして排水を再開した。ただ、濃度上昇の原因は分かっておらず、東電が調査を続ける。  降雨などの影響で排水路から水が...[記事全文

郡山の復興、強靭化を提言 329団体・企業が決起大会

郡山市の復興に向け、掛け声とともに右手を突き上げる参加者
 「築こう元気なこおりやま」を合言葉にした郡山市の東日本大震災復興市民総決起大会は23日、市内のホテルハマツで開かれた。329の団体・企業の関係者が鉢巻き姿で参加し、震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に一丸となって取り組むことを誓った。  郡山...[記事全文

小高に復興拠点施設 30年4月の供用開始目指す

 南相馬市は、平成28年4月の避難指示解除を目指している同市小高区に商業機能を持つ復興拠点施設と仮設店舗を整備する。23日開かれた定例記者会見で桜井勝延市長が示した。  復興拠点施設は飲食店や多世代交流サロン、屋内遊戯場、入浴施設などを備え、30年4...[記事全文

津波被災の郵便局が業務再開 相馬 移転し局舎新築

新局舎で利用者に対応する郵便局員(右)
 東日本大震災の津波で流失した相馬市尾浜の松川港郵便局が23日、仮設店舗の南隣に建設した新局舎で営業を開始した。  津波で被災した県内13局のうち、移転して局舎を新築したのは初めて。新局舎は旧局舎の東側約130メートルに移り、旅館や飲食店などが並ぶ松...[記事全文

郡山市逢瀬の名所地図に 観光復興とDCで

逢瀬町の魅力をPRする(右から)相模さん、横田さん、白土さん、根本さん
 郡山市の逢瀬出会いプロジェクト実行委員会は「出逢いのまち逢瀬観光マップ」を発行した。観光の復興と、ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)に向け、逢瀬町の魅力を発進しようと作製した。約1万5千部を作り、地元の行政センターや公民館、公園、店舗な...[記事全文

ふくしまDCパネル掲示 東京・銀座、サッポロ不動産の復興支援

銀座四丁目の交差点にお目見えした、ふくしまDCのPR用パネル
 県は東京都中央区銀座4丁目の交差点で、4月に始まる大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」をPRする大型パネルを掲示している。交差点に面した再開発工事現場の仮囲いの壁面を利用した。掲示は4月30日まで。  パネルは横5メートル...[記事全文

復興へ続く道(1) 未来を担う大動脈 渋滞解消し再生加速 【2本の軸】

3月1日に全線開通が迫った常磐道。復旧・復興が加速すると期待される=上り線常磐富岡IC付近、17日撮影
 常磐自動車道は3月1日、常磐富岡―浪江インターチェンジ(IC)間が開通し、埼玉県と宮城県をつなぐ総延長300.4キロの全線が結ばれる。本県を縦断する2本目の高速道路の貫通により、東日本の物流や人的交流が活発になり、浜通りの復旧・復興が加速すると期待...[記事全文

カテゴリー:復興へ続く道3・1常磐自動車道

福島をつくる(28) 第2部 スポーツの力 東北フリーブレイズ(アイスホッケー)

ブレイズの選手と氷上で滑る感覚を楽しむ子ども
<県民が誇れる存在に>  「60分間、体を張り、リンクを走り続ける」。若林クリス(42)は平成23年にアイスホッケーのクラブチーム・東北フリーブレイズの監督に就き、ひた向きに戦う姿勢を選手に求めた。粘りが生まれ、勝利につながった。国内で最も歴史の浅い...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

「震災遺産」次世代へ 震災翌日の本紙など50点

震災と原発事故のため配達できずに残されていた震災発生翌日の福島民報など貴重な震災遺産が並ぶ会場
 東京電力福島第一原発事故の避難区域などで収集した「震災遺産」が22日、南相馬市原町区の市博物館で初めて展示された。津波や原発事故の被害状況を物語る貴重な資料が並んだ。  県立博物館や被災した浜通りの博物館による「ふくしま震災遺産保全プロジェクト実行...[記事全文

滝桜の苗木植樹 三春町長 震災後交流・愛知の尾張旭市訪問

苗木を植樹する鈴木町長(右)ら。左は水野市長
 三春町の鈴木義孝町長は21日、応援職員の派遣を受けている愛知県尾張旭市を訪問した。支援への感謝と交流の証しとして、日本三大桜の一つで国指定天然記念物「三春滝桜」の子孫木の苗木3本を植樹した。  植樹祭が市内の維摩池芝生広場で行われ、水野義則市長が「...[記事全文

不認定「納得できぬ」 異議申し立ての遺族 年月たち立証限界 明確な基準、国と県に求める

いわき市の男性は異議を申し立てた書類などを手に無念さを語る
 震災(原発事故)関連死の不認定を受けて異議を申し立てた遺族は「不認定の理由が不明確で納得できない」と不満を募らせる。時間の経過は、死因と東日本大震災、東京電力福島第一原発事故との因果関係の裏付けを困難にさせ、個人で立証するには限界がある。審査を担う...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

県内 「不認定」に異議46件 本社調査 基準のばらつき背景に

 災害弔慰金支給の対象となる震災(原発事故)関連死で、「不認定」とされた遺族らによる異議申し立てが少なくとも46件に上っている。福島民報社が認定実績のある県内24市町村を対象に調べた。専門家は認定基準が明確でないため遺族の不満につながっていると分析。...[記事全文

カテゴリー:原発事故関連死

福島をつくる(27) 第2部 スポーツの力 東北フリーブレイズ(アイスホッケー)

リンク上でファンと交流する選手の様子を見守る中村(奥)
<震災の衝撃 胸に前へ>  郡山市の磐梯熱海アイスアリーナで5日と7、8の両日に行われたアイスホッケーのアジア・リーグ「郡山シリーズ」。東北アイスホッケークラブ社長の中村考昭(42)は熱気に満ちた会場にいた。リーグに所属するクラブチーム・東北フリーブ...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

復興への活動知って OECDスクール参加 伊達の高校生 製作映画上映、思い発信

復興への思いや映像に込めた気持ちを語る藤田さん(左)と佐藤さん
 福島大が運営するOECD(経済協力開発機構)東北スクールに参加した中・高校生らが製作したドキュメンタリー映画「東北復幸祭『環』 in PARIS-子どもたちが見つめた死・再生・未来-」の特別上映会は21日、福島市のこむこむで開かれた。撮影・編集に携...[記事全文

飯舘電力が太陽光発電所を稼働

原発事故で避難区域に指定され、ほとんどの住民が避難する飯舘村で、発電を開始した「飯舘電力」の太陽光発電施設
 東京電力福島第一原発事故で全村避難した飯舘村の住民が経営に携わっている飯舘電力(本社・飯舘村)は21日、居住制限区域にある村伊丹沢地区で太陽光発電所を稼働させ、東北電力への売電を開始した。  初日は村役場南側に並べた太陽光パネル216枚と送電用の...[記事全文

ロボ技術活用など8案 イノベーション・コースト構想 県が農林水産分野で発表

 福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想で農林水産分野でのロボット技術活用などを目指す県は21日までに、同分野での8つのプロジェクト案を発表した。  プロジェクト案は【表】の通り。農業用ロボットの活用では担い手不足の解消や省力化など...[記事全文

震災当時の中高生制作「夢」の壁画披露 レリーフ除幕の「ならはPA」

常磐自動車道ならはパーキングエリア下り線に設置された壁画の除幕をする計画段階当時の中・高校生ら
 楢葉町の常磐自動車道ならはパーキングエリア(PA)下り線で21日に行われたサッカー日本代表の足形・手形のレリーフ除幕式には、設置に向けて取り組んできた平成21年度当時の地元中・高校生らが出席し、夢の実現を見届けた。  約70人が出席した。広野町の...[記事全文

南相馬鹿島SAとスマートIC供用開始

スマートICの供用開始を祝いテープカットとくす玉割りをする関係者
 常磐自動車道の南相馬鹿島サービスエリア(SA)とSAに接続する南相馬鹿島スマートインターチェンジ(IC)が供用開始となった21日、関係者は3月1日に全線開通する常磐自動車道と合わせ、「復興の起爆剤になる」と期待を込めた。  SA、スマートICは相...[記事全文

平均1.1マイクロシーベルト 常磐道の常磐富岡-浪江IC間 除染目標をクリア

 3月1日の常磐自動車道の全線開通に合わせ環境省は21日までに、常磐富岡-浪江IC間(14.3キロ)の除染による空間放射線量低減効果を発表した。同区間の平均の放射線量は毎時1.1マイクロシーベルトとなり、年間追加被ばく線量の20ミリシーベルトから換算...[記事全文

勿来一中2年連続最優秀 全国小・中学生映像コンテスト 復興行事を取材

最優秀作品賞を受けた勿来一中報道委員会のメンバーら
 全国の小・中学生が環境やコミュニケーションをテーマに映像作品を制作する「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」日本コンテストの表彰式が21日、東京で行われた。入賞9作品に選ばれていた勿来一中(いわき市)の「走れ!ナコイチ~故郷(ふるさと)のため...[記事全文

「福島応援セット」発送 JA会津いいで労組 農産物の安全PR

福島応援セットを発送した組合員ら
 喜多方市のJA会津いいで労組は21日、地元産コシヒカリや喜多方ラーメンなどの特産品を詰めた「福島応援セット」の発送作業を行った。  「福島応援セット」は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被害を受けた本県の復興を後押ししようと全国労働金庫労組...[記事全文

浪江・大堀を模型で再現 27日まで二本松でワークショップ

模型を前に、大堀地区の将来について話す半谷理事長(右から5人目)
 東京電力福島第一原発事故で避難している浪江町の大堀地区を模型で再現するワークショップは21日から27日まで二本松市民交流センターで開かれている。  神戸大の槻橋修准教授(建築学)の研究室が幹事を務める「失われた街」模型復元プロジェクト実行委員会の...[記事全文

福島をつくる(26) 第2部 スポーツの力 福島ユナイテッドFC(サッカー)

湘南サポーターに本県産野菜を販売する鈴木=1月31日、神奈川県平塚市
<「つながり」が底力に>  春菊、ネギ、リーフレタス...。青々とした新鮮な食材が特設テントに並んだ。「福島のおいしい野菜はいかがですか」  サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)を運営するAC福島ユナイテッド社長の鈴木勇人(42)は1月31日...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

走る楽しさ伝えたい 石神一小児童と交流 原町で応援プロジェクト

子どもたちに基礎的な走り方を教える元村さん(左)と安西さん(中央)
■日清食品グループ陸上部 安西秀幸さん(若松出身)ら  日清食品グループ陸上競技部の安西秀幸さん(29)=会津若松市出身=と元村大地さん(23)は19日、南相馬市原町区の石神一小を訪れ、「ランニング教室」などで子どもたちと触れ合った。 ■夢持つことの...[記事全文

中間貯蔵予定地の大熊、双葉 営農再開に法の壁

 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物などを保管する中間貯蔵施設建設予定地の大熊、双葉両町で、農地を手放さざるを得ない農家の営農再開に農地法が障壁となっている。避難先で円滑に農地を取得するためには、農業委が発行する「耕作証明書」が必要だが、国に売...[記事全文

中間貯蔵周辺の安全確保協定案ほぼ了承 大熊町議会

安全確保協定について話す千葉議長
 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、建設予定地を抱える大熊町議会は20日、施設の周辺地域の安全確保に関する協定書案をほぼ了承した。町議会は、建設・搬入などを監視する環境安全委員会の設置前に除染廃棄物を搬入しない文...[記事全文

川俣町山木屋地区 帰還意向45.5%

 復興庁は20日、東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定されている川俣町山木屋地区と川内村の住民意向調査の結果を発表した。全住民が避難している川俣町山木屋地区の避難指示解除後の帰還意向は「戻りたいと考えている」が45・5%で、昨年1月の前回調査に比...[記事全文

秋吉久美子さん漁業関係者激励 いわき

漁業関係者らとともに試験操業で揚がったメヒカリなどを味わう秋吉さん(左から2人目)=いわき・ら・ら・ミュウ
 消費者庁の「東北未来がんばっぺ大使」を務める女優の秋吉久美子さんは20日、いわき市を訪れた。3月末の供用開始に向けて整備が進む新しい小名浜魚市場などを視察し、漁業関係者を激励した。  新小名浜魚市場で秋吉さんは、いわき市漁協の矢吹正一組合長ら漁業関...[記事全文

他地域、国有化再検討を 民間管理型処分場計画 富岡町議会、環境省に求める

全員協議会の冒頭であいさつする環境省の鎌形大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長(右)。左は宮本町長
 東京電力福島第一原発事故に伴う1キロ当たり10万ベクレル以下の放射性廃棄物を富岡町の民間管理型処分場に埋め立てる環境省の最終処分計画について、町議会は19日、いわき市で全員協議会を開き、町と共に同省からあらためて説明を受けた。議員側が要望している町...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

防災集団移転を断念 南相馬、希望数が要件満たさず

 南相馬市の旧警戒区域内での防災集団移転促進事業について、市は計画を断念する方針を固めた。19日、分かった。当初は避難区域にある高台11カ所への防災集団移転を計画していた。対象世帯数は449世帯。しかし、希望者が集まらず昨年、計画を見直す方針を固めた...[記事全文

復興に向かう本県紹介 ふくしまからはじめよう。サミットin首都圏

サイボーグ型ロボットを説明する山海社長
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から復興に向かう本県の情報を発信する県の「ふくしまから はじめよう。サミットin首都圏」は19日、東京・豊洲の豊洲PITで開かれた。「新たなふくしまの創造~ふくしまからの挑戦」をテーマに、関係者がそれぞれの取り...[記事全文

バスツアーで思い共有 会津で暮らす浜通りの避難者

雪の大内宿で談笑する参加者
 会津地方で暮らす浜通りの避難者によるバスツアーが16、17の両日、下郷町で行われた。参加者は1泊2日の旅を通してじっくり語り合い、避難生活の中で抱える思いを共有した。  会津若松市社会福祉協議会の避難者支援交流事業「小法師サロン」の一環で、新年会を...[記事全文

東電、月内にも対応提示 原発賠償、営業損害賠償と別立て

 東京電力は月内にも、現時点で未定となっている3月以降の東電福島第一原発事故に伴う営業損害の賠償支払いについて素案とは別立てで対応を示す。営業損害の賠償支払いを平成28年2月分で終了するとした政府、東電の素案について見直しを求める要求が相次ぎ、決着し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

営業賠償終了に反対 JA対策協 東電、政府に文書

木村常務(左)に意見書を手渡す結城副会長(右)ら
 JA福島五連と農畜産業関係団体などでつくる「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策協議会」は19日、福島第一原発事故に伴う営業損害の賠償支払いを平成28年2月分で終了するとした政府、東電の素案に反対する意見書を東電に提出した。  意見書...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

解除は28日午後8時 帰還困難区域、大熊の一部道路規制

 3月1日の常磐自動車道の全線開通に合わせ、政府は東京電力福島第一原発事故で設定された大熊町の帰還困難区域を通る288号国道と県道いわき浪江線の一部について、28日午後8時に通行規制を解除し、許可なしで一般車両の通行を可能にする。政府の原子力災害現地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

両陛下に知事が復興状況説明

 内堀雅雄知事は19日、皇居・御所を訪れ、天皇、皇后両陛下に東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの本県の復興状況を説明した。  非公開で、一時間余りに及んだ。終了後に会見した内堀知事は、両陛下が震災後に訪問した町の人々の様子や仮設住宅での暮ら...[記事全文

スイスの時計コンテスト 林精器製造(須賀川)部門賞 グランドセイコー限定モデル 岩手の会社と共同受賞 研磨技術 世界が評価

 東日本大震災で被災した本県と岩手県の会社の職人たちが、研磨や組み立てを担当したセイコーウオッチの高級機械式腕時計が2014年秋、スイスで開かれた世界的な時計コンテストの部門賞を受賞した。  受賞したのは「グランドセイコー メカニカルハイビート360...[記事全文

福島をつくる(25) 第2部 スポーツの力 福島ユナイテッドFC(サッカー)

協賛企業に今季の取り組みを説明する福島UのGM竹鼻(右)
<県民との絆 より強く>  サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)は1月25日、福島市でサポーターとの意見交換会を初めて開いた。熱心なファンが椅子を埋めた。「選手と触れ合う機会を設けてほしい」「公式ソングを作ってはどうか」。ゼネラルマネジャー(...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

第2部 営業損害(18) 園児数減 避難で加速 幼児教育 存続の危機

園長室から園児の姿を見守る関さん。原発事故によって減った県内の子どもたちが戻ってくるのを願う
 2万4873人-。平成26年10月現在の本県の子ども(18歳未満)の避難者数だ。東京電力福島第一原発事故で放射性物質が拡散した。依然として、子どもに与える影響を心配する父母は多い。  避難区域内外を問わず私立幼稚園の経営は窮地に立たされている。原発...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

県内公立校「3月11日」に防災授業

 県内の公立小中学校・高校と特別支援学校は、東日本大震災の発生から丸4年となる3月11日に合わせて、防災をテーマにした授業や行事を行う。震災の風化を防ぎ教訓を伝えるため、県教委が急きょ、各校での実施を決め、18日までに各市町村教委に通達した。平成27...[記事全文

楢葉、川内の野菜すべて出荷可能に

 政府は18日、原子力災害対策特別措置法に基づき、楢葉町と川内村の旧警戒区域で栽培された非結球性葉菜類(ホウレンソウなど)など野菜計4種類の出荷制限を解除した。これにより、両町村の野菜は全て出荷可能となった。  非結球性葉菜類のほか、結球性葉菜類(キ...[記事全文

海外輸出足掛かりに 猪苗代のコメなど 伊で試食会

県産食材料理に舌鼓を打つイタリアの関係者
 東日本大震災からの復興加速のため農林水産物の輸出促進を手掛ける、東北海外展開加速化協議会は、イタリアのミラノで17日(日本時間18日)、被災3県の農産物や加工品を提供する試食会を開いた。本県からは猪苗代町のコメ「いなわしろ天のつぶ」など7品目が出品...[記事全文

キリスト教団福島の教会堂再建 半世紀ぶり帰郷再び牧師に

再建された福島教会の教会堂の前に立つ似田牧師。旧教会堂の趣を残すとがった屋根は復興のシンボルとなる
 東日本大震災で被災し取り壊された福島市宮下町の日本キリスト教団福島教会の教会堂が再建された。「国内外からの支援に感謝したい」。同市出身の似田(にただ)兼司牧師(78)は、国登録有形文化財だった旧教会堂の趣を残したとんがり屋根を見上げた。牧師を引退し...[記事全文

第2部 営業損害(17) 「自立したくても...」 保護者の不安拭えず

使われていない保育室。原発事故で園児数は激減し、回復の見通しは立たない
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難などで園児数が減り、南相馬市原町区の青葉幼稚園は東電から平成23年12月分までの営業損害賠償の仮払いを受けた。  「保護者の思いは人それぞれだから...」。同年10月の再開以降、幼稚園の掲示板に、園舎内の環境放射線...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

大熊の農業再生へ新会社

農業再生に向けて抱負を述べる畑川代表社員
 東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く大熊町で、同町の農業者らが農業再生を目指し、新会社「おおくま未来合同会社」を設立した。町内で農作物を試験栽培し、放射性物質の影響などを調査する。調査結果を基に帰還する町民が農業に従事できる環境づくりに取り組む...[記事全文

福島をつくる(24) 第2部 スポーツの力 福島ファイヤーボンズ(バスケットボール)

スクールで指導するボンズの新里(中央)。子どもたちにとってプロ選手とプレーできる貴重な機会となっている
<郷土愛育む「一体感」>  「ナイスシュート! いいぞ、その調子だ」。郡山総合体育館で10日夜に開かれたバスケットボールスクールで、男子プロバスケットボールチーム・福島ファイヤーボンズの新里智将(29)が声を掛ける。児童らは目を輝かせてリングへボール...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

第2部 営業損害(16) 支払額の合意至らず 減収分、補助金が頼り

賠償関係の書類に目を通す安川さん。営業損害賠償の打ち切りの時期が素案に示され不満が募る
 東京電力福島第一原発から30キロ圏内にある南相馬市原町区の青葉幼稚園では、今年春に入園する子どもたちを迎え入れる準備が進む。名簿の確認、保護者への説明資料...。幼稚園を運営する学校法人青葉の理事長・安川正さん(67)は、作業が一段落するたびに不安...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

福島をつくる(23) 第2部 スポーツの力 福島ファイヤーボンズ(バスケットボール)

ホームゲームでの勝利を喜ぶファンと選手。プレーオフ進出に向け、ファンの期待が高まっている
<安心して子ども運動>  男子プロバスケットボール「TKbjリーグ」に今季から参戦している福島ファイヤーボンズ。15日に長野県で行われたリーグ戦で、7位の信州に105-102で競り勝った。シーズン52試合のうち34試合を終え、12勝22敗で東カンファ...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

田村発八彩カレーDC向け来月誕生 飲食店と農家連携 地元野菜を使用

都路産の食材を使った「たむら八彩カレー」を手にする今泉さん
 田村市の飲食店主と農家が、東京電力福島第一原発事故からの復興と風評払拭(ふっしょく)につなげようと、地元の食材による「ご当地グルメ」作りを進めている。4月からの「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」を前に、市内産野菜をふんだんに使った「...[記事全文

第2部 営業損害(15) 園児半減経営を圧迫 「地域が破壊された」

通園の希望に関する保護者からの返信のはがき。希望者は少なかった
 東京電力福島第一原発事故に伴う避難区域外の事業者も厳しい経営を余儀なくされている。放射性物質の拡散により地域の環境が崩壊・変質したためだ。  +    +  先生また明日ね-。南相馬市原町区の青葉幼稚園に園児の元気な声が響く。幼稚園を経営する学校法...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

福島をつくる(22) 第2部 スポーツの力 福島ホープス(野球)

合同の自主練習で走り込む福島ホープスの選手。球団は野球に加え、選手の人間教育にも力を入れる
<社会貢献を義務付け>  プロ野球の独立リーグ・BCリーグに今春参戦するプロ野球球団「福島ホープス」の選手は、4月11日の開幕戦(福島民報マッチデー)を前に合同の自主練習に汗を流している。伊達市の企業の体育館やジムを借り、体づくりに励む。  「リーグ...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

福島復興の歩み、展示で紹介 三春に開設の環境創造センター交流棟

環境創造センター交流棟展示室のイメージ図
 福島県が平成28年度に三春町に開設する「環境創造センター交流棟展示室」は4つのコーナーで構成し、来場者が東京電力福島第一原発事故発生後の本県の歩みや除染の取り組みを学べるよう工夫を凝らす。16日、県庁で開いた新生ふくしま復興推進本部会議で概要を発表...[記事全文

全面マスク不要、広範囲に 第一原発、5月から作業員の負担軽減

 東京電力は福島第一原発構内で全面マスクを着用せず作業できる範囲を5月から順次拡大する方針を固めた。1~4号機周辺を除き、来年3月までに敷地面積の現状の約65%から約90%までに広げる。作業員は半面マスクか防じんマスク着用となり、体力的負担が軽くなる...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江の絆 再確認 「請戸の田植踊」披露 避難先から保存会員集う 福島の仮設住宅

請戸の田植踊を披露する子どもたち=笹谷東部仮設住宅
 浪江町民が避難生活を送る福島市の笹谷東部、北幹線第一の両仮設住宅で15日、同町請戸地区に伝わる「請戸の田植踊」が披露された。多くの町民が集い、古里の伝統芸能を見守った。  毎年2月に行われていた請戸地区の苕野(くさの)神社例祭「安波(あんば)祭」に...[記事全文

福島をつくる(21) 第2部 スポーツの力 福島ホープス(野球)

講演会場でRC関係者と福島ホープスについて語る扇谷(左)。県民球団として県民の理解が不可欠だと考えている
<県民が「オーナー」 地域活性担う覚悟>  「地域と、地域の子どものために野球をする。福島を創生したい」。扇谷富幸(35)は郡山市のホテルでロータリークラブ(RC)の例会で講演し、事業所の代表らに熱っぽく語った。プロ野球の独立リーグ・BCリーグに今春...[記事全文

カテゴリー:福島をつくる-未来への挑戦

第2部 営業損害(14) 東電原発被害損害賠償弁護団副事務局長 紺野明弘弁護士に聞く 被害ある限り償いを

国と東電が示した営業損害の賠償の素案の問題点を指摘する紺野弁護士
 東京電力福島第一原発事故に伴い避難区域内に構えた、かつての事業所での再起を期す経営者は多い。避難区域外での移転再開には県などの補助金が用意されているが、経営者には費用負担が重くのしかかるケースもある。移転再開を諦め、避難指示の解除を待つ事業者の生活...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

宅地線量0.53マイクロシーベルトに半減 川俣・山木屋除染報告

 環境省による住宅除染が終了した川俣町山木屋地区にある宅地内の空間放射線量(高さ1メートル)は、平均で毎時0.53マイクロシーベルトとなり、除染前の毎時1.04マイクロシーベルトより49%低減した。同省福島環境再生事務所が14日、町保健センターで地元...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第2部 営業損害(13) 膨れ上がる補助金 国の支援 延長不可欠

県が策定した「県浜通り地方医療復興計画」。震災と原発事故で壊滅的な打撃を受けた浜通りの医療の復興に向けた計画が記されている
 東京電力福島第一原発事故は避難区域の医療態勢に大きな打撃を与えている。  避難指示解除準備区域にある南相馬市の市立小高病院は昨年4月、一部外来の診療再開にこぎ着けた。しかし、それ以外の避難区域内の医療機関は再出発に踏み出せていない。避難区域はいつ解...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

仮設入居依然1万2171戸 県内 長期化、不安への対応急務

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う県内の仮設住宅1万6607戸のうち、依然として4分の3に上る1万2171戸で避難者が暮らす。入居者からは防犯対策や建物の修繕など多様な訴えが出ている。県は相談員の増員や点検体制の充実などで対応する。災害公...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

第2部 営業損害(12) 地域医療崩壊の危機 早急な救済求める声

原発事故前の小高赤坂病院。再開への糸口は見つからないままだ
 南相馬市小高区の小高赤坂病院が加盟する東電原発事故被災病院協議会は平成23年5月の設立以来、東京電力福島第一原発事故による課題に意見を交わしている。22医療機関・団体で構成する。「経営をどう立て直せばいいのか。住民の医療ニーズに対応できない」。医療...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

ウィリアム王子2月末に来県 被災地を視察

 英国のウィリアム王子が今月末にも本県を訪問する方向で最終調整されている。13日、関係者の話で分かった。安倍晋三首相も同行するもようだ。  関係者によると、ウィリアム王子は被災地視察の一環で来県するとみられる。本県の訪問先は現在、調整が進められている...[記事全文

高線量地域が大幅に減少 福島第一原発80キロ圏

 原子力規制委員会は13日、東京電力福島第一原発から80キロ圏の昨年11月時点(事故後44カ月)の放射線量分布マップを公表した。年間追加被ばく線量に換算すると100ミリシーベルトに相当する「毎時19マイクロシーベルト超」の地域が事故直後に比べ大幅に減...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内初の副校長制導入へ ふたば未来学園高

 4月に広野町で開校する中高一貫校のふたば未来学園高について、県教委は県内で初めて「副校長」制度を導入する。国と連携した人材教育を展開する同校の特色を踏まえ、文部科学省職員を副校長に迎える方向で最終調整しているもようだ。16日に開会する2月定例県議会...[記事全文

浴衣新調し本格始動 福島の阿波踊りグループ

軽快な踊りを披露する福魂絆連のメンバー
 結成から1年2カ月を迎えた、福島市阿波踊り振興会「福魂絆連(ふっこんきずなれん)」は福島のモモの花と阿武隈川の流れをイメージしたそろいの浴衣を新調し、今月から本格的な活動を開始した。15日には同市の中合福島店で開催中の「四国の物産と観光展」の会場で...[記事全文

第2部 営業損害(11) 解雇か...悩み尽きず 職員、再就職に足踏み

避難生活の状況を記した手帳に目を通す男性職員。今後の人生をどう歩むか、悩みは尽きない
 「解雇しなくてはならないのか...」。東京電力福島第一原発事故の影響で休業が続く南相馬市小高区の小高赤坂病院の院長・渡辺瑞也(みずや)さん(72)は、胸のつかえが取れない。避難先の仙台市の住宅。目を閉じると、職員1人1人の顔が思い浮かぶ。  職員は...[記事全文

カテゴリー:賠償の底流-東京電力福島第一原発事故

浄化地下水の海洋放出計画 いわき市漁協容認へ

 いわき市漁協は、東京電力福島第一原発の建屋周辺の井戸「サブドレン」からくみ上げた水を浄化後に海洋放出する計画を受け入れる方向となった。12日、市内で理事会を開き意見を集約した。16日の理事会で、廃炉作業での安全確保など国と東電への要望事項をまとめた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内の新生児異常発生率 全国と変わらず 県民健康調査

 東京電力福島第一原発事故を受けた県の「県民健康調査」で、平成23~25年度の3年間で県内の新生児に先天奇形・異常が発生した割合は一般的な発生率と差がなかった。一般的発生率は3~5%とされるが、県内は2%台だった。12日、福島市で開かれた同調査検討委...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災・原発事故避難県民 12万人割り、11万8862人に減少

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い避難している県民(自主避難も含む)は、1月時点で11万8862人となり、12万人を割った。県が12日発表した。県内避難者数は7万3077人(1月30日現在)、県外避難者数は4万5735人(1月15日現在)...[記事全文

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農水省、休業賠償なし正式通知 南相馬の旧警戒区域外の稲作

 農林水産省は12日、南相馬市役所で開かれた市地域農業再生協議会意見交換会で、同市の旧警戒区域外の稲作農家について、今年から東京電力の休業賠償の対象から外す方針を正式に伝えた。農業者からは反発が出たが、同省の担当者は早ければ今月中に結論を出す考えを示...[記事全文

新年度、行政区再編 津波で集団移転の新地町

 新地町は津波被災者を対象とした防災集団移転促進事業が進んだことなどを踏まえ、平成27年度に行政区の構成区域を再編する方針を決めた。全15区のうち、津波被災地の第9区(釣師地区)は地域全体が人の住めない災害危険区域に指定されたため、移転先として新設し...[記事全文

棟全体空き室の仮設住宅 県が無償貸し出し 復興の建設業者宿舎用に

 県は、棟全体が空き室となった仮設住宅を復旧・復興事業を担う建設業者に宿舎として無償で貸し出す方針を固めた。12日に福島市で開かれたふくしま復興住宅供給促進会議で示した。  復興需要が高まっている沿岸部では、住宅不足が深刻化している。  遠隔地から作...[記事全文