東日本大震災

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浪江・大堀を模型で再現 27日まで二本松でワークショップ

模型を前に、大堀地区の将来について話す半谷理事長(右から5人目)

 東京電力福島第一原発事故で避難している浪江町の大堀地区を模型で再現するワークショップは21日から27日まで二本松市民交流センターで開かれている。
 神戸大の槻橋修准教授(建築学)の研究室が幹事を務める「失われた街」模型復元プロジェクト実行委員会の主催、まちづくりNPO新町なみえの共催。
 大堀地区は帰還困難区域に指定されている。模型は航空地図を基にした500分の1の大きさで白い発泡スチロール製。住民の記憶をたどり、屋根の色や道路など細部を模型に落とし込んでいく。完成品は3月14日に市内で開かれる「なみえ3・11復興のつどい」で展示する。
 ワークショップに合わせて大堀地区の未来を考えるシンポジウムが開かれた。今月、父・利辰(としとき)さんを亡くしたパネリストの半谷秀辰(ひでとき)大堀相馬焼協同組合理事長(61)は「避難先の病床で父は何度も『帰りたい』と言っていた。模型を見て悔しさや大堀を復興させたい気持ちが湧いた。ばらばらになった窯元を再結集させたい」と語った。

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