東日本大震災

  • Check

南相馬鹿島SAとスマートIC供用開始

スマートICの供用開始を祝いテープカットとくす玉割りをする関係者

 常磐自動車道の南相馬鹿島サービスエリア(SA)とSAに接続する南相馬鹿島スマートインターチェンジ(IC)が供用開始となった21日、関係者は3月1日に全線開通する常磐自動車道と合わせ、「復興の起爆剤になる」と期待を込めた。
 SA、スマートICは相馬ICと南相馬ICのほぼ中間地点に位置する。SAは東日本高速道路が整備した。上下線合わせて約100台分の駐車場とガソリンスタンド、トイレ、自動販売機を備える。
 スマートICは南相馬市が整備。自動料金収受システム(ETC)搭載車が対象で、県道相馬浪江線と接続する。当面は午前6時から午後10時まで通行可能だが、利用状況によっては24時間運用に変更する。
 スマートICを利用したドライバーは供用開始を歓迎した。東京電力福島第一原発事故で避難区域となっている南相馬市小高区出身の高田貴幸さん(28)は避難先の同市鹿島区で自営業を営む。週末は宮城県に避難している家族の元に赴いており、「だいぶ時間短縮になる。待ちに待っていた」と語った。
 供用開始に先立ち、同所でスマートIC開通式典が行われた。桜井勝延南相馬市長が「相馬地方の大きな発展につながる」とあいさつし、関係者らとテープカット、くす玉割りを行った。
 市はSAに隣接し、SA利活用拠点施設「セデッテかしま」を建設しており、4月末のオープンを目指している。フードコートや地域の物産販売スペースなどを備え、本線からも県道相馬浪江線からも出入りできる。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧