東日本大震災

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飯舘電力が太陽光発電所を稼働

原発事故で避難区域に指定され、ほとんどの住民が避難する飯舘村で、発電を開始した「飯舘電力」の太陽光発電施設

 東京電力福島第一原発事故で全村避難した飯舘村の住民が経営に携わっている飯舘電力(本社・飯舘村)は21日、居住制限区域にある村伊丹沢地区で太陽光発電所を稼働させ、東北電力への売電を開始した。
 初日は村役場南側に並べた太陽光パネル216枚と送電用の電柱をケーブルでつなぎ、出力49・5キロワットの発電と売電を始めた。
 飯舘電力は約500平方メートルの村有地に総事業費約1800万円を投じて発電所を建設した。20年間にわたり1キロワット当たり32円で販売する。年間で約150万円の利益を見込んでいる。
 飯舘電力は村内の別の場所に出力1・5メガワットのメガソーラー発電所を計画している。経済産業省が引き下げを検討している電力の買い取り価格と、東北電力が太陽光発電事業者に無制限で出力抑制を要請できるようになった詳細な内容の公表後に、採算性を考慮して実施するかどうかを判断する。

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