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【3.11から4年】「中間貯蔵施設」 未来開く拠点 県環境創造センター 三春と南相馬に整備

 原発事故に伴い放射性物質に汚染された県内の環境を早急に回復し、県民が将来にわたり安心して暮らせる環境を創造するため、県は「県環境創造センター」を三春町と南相馬市に整備している。

 国内外の英知を結集した国際的研究拠点を目指す。国際原子力機関(IAEA)を誘致するとともに、日本原子力研究開発機構や国立環境研究所を招致し、連携協力して環境放射能モニタリングや除染技術の開発・研究などに取り組む。また、県内の環境情報の収集・発信や教育・研修・交流の機能を持つ総合的な拠点としての役割も果たす。

 三春町に整備される同センター三春町施設は、本館、研究棟、交流棟で構成される。そのうち、平成28年度に開設する交流棟の展示室は4つのコーナーからなる。来場者に原発事故発生後の本県の歩みや除染の取り組みなどを学んでもらう。

 交流棟は鉄骨造り2階建てで延べ床面積4600平方メートル。このうち展示室は1200平方メートルで、「フロム3・11スクエア」「放射線ラボ」「環境創造ラボ」「環境創造シアター」に分かれている。

 3・11スクエアは、東日本大震災と原発事故発生後の復旧・復興の様子を紹介する。放射線ラボは、県内の空間放射線量の変化や除染の進捗(しんちょく)状況などに関するパネルを展示する。環境創造ラボは、再生可能エネルギー導入など原子力に依存しない本県の取り組みや、自然との共生を目指す様子が映像やパネルによって理解できる。

 同センターの本館は27年度、研究棟は28年度に完成する予定。

 南相馬市に27年度開所予定の同センター南相馬市施設は研究施設などが主体となる。

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