東日本大震災

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福島県国際交流協会が緊急放送用CD 英語と中国語で避難警告

英語版を担当したビビアンさん(右)と中国語担当の七海さん

 県国際交流協会は、大規模地震発生時に避難を呼び掛ける英語と中国語の緊急放送用CDを作った。県内の全市町村をはじめ、ラジオ局、テレビ局などに無料配布する。5日、福島市の協会事務所で制作発表会が開かれた。
 協会は平成24年、県内在住の18歳以上の外国出身県民100人を対象に、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故についての調査を実施した。「震災発生時、言葉が分からず不安だった」などの声が複数寄せられたため、外国語の緊急放送用CDを作ることにした。
 地震発生直後から数時間、「海の近くにいる人は高い所に逃げてください」などと呼び掛ける「第一報」と、数時間後から数日間用で「避難所で助け合いましょう」などと訴える「第二報」を収録した。それぞれ、放送時間は1分程度。協会は韓国語やポルトガル語のCD制作も検討する。
 制作発表会では、収録の際にスタジオを貸したエフエム福島の稲田一郎社長が斎藤隆協会専務理事に完成したCDを手渡した。英語のアナウンスを担当したビビアン・ヒさん(24)=福島市=と、中国語担当の七海未紗さん(46)=福島市=は「万が一の際の外国人の不安解消につながってほしい」と語った。

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