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高校生農業の魅力発信 情報誌「ふくしま食べる通信」4月創刊

本県の食材が振る舞われた会場

■旬の食材と共に 県外へ郵送販売

 県内の高校生が中心となり、福島の農業の情報誌と旬の食材をセットにし、首都圏などの県外へ郵送販売する企画が動きだした。「高校生が伝えるふくしま食べる通信」と題し、4月下旬に創刊する。

 取り組むのは南相馬市の一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会(半谷栄寿代表理事)が昨年開講したオープンスクールで学んだ生徒たちで5人が軸となる。安積高2年、菅野智香さんが編集長を務める。
 福島の農業について高校生の感性で捉えた思い、生産者のインタビューなどをB5判、16ページにまとめる。初回は郡山市田村町の鈴木農園が生産するジャンボナメコと一緒に送る。年4回発行し、体験交流の会が発行元となる。
 趣旨に賛同する大企業も出始め、説明・紹介イベントが始まっており、先月末には川崎市の東芝本社事業所川崎ビルで催され、東芝の社員が集まった。菅野さんは「農業は福島の重要な産業。農業が廃れると、福島も廃れてしまう。農家の皆さんを応援し、本県への誤解を解いてください」と呼び掛けた。安積高2年の西村亮哉君、1年の国分隆成君が続いて、熱い思いを訴えた。
 半谷さん、農園の鈴木清美さんも訪れ、風評の払拭(ふっしょく)に向けた協力を求めた。東芝の全面的な協力で、県内の野菜や水産加工品が並び、社員に振る舞われた。
 半谷さんは「高校生の中から農業に携わる農業起業家が育つことが夢。ぜひ育てたい」と話している。通信は各号2500円(税、送料込み)。問い合わせは福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会本部 電話0244(26)5623

農業への思いを熱く語った編集長の菅野さん

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