東日本大震災

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仏から被災地へメッセージ 福大に激励のカード500枚 福島市出身 マルセイユ在住 安田さん届ける

三浦副学長(左)にフランスからのメッセージカードを届けた安田さん(中央)。右はデルストルさん

 福島市出身でフランス・マルセイユ在住の安田共(とも)さん(48)は18日、福島市の福島大を訪れ、昨年10月にマルセイユで開かれた秋祭りで、フランスの人たちが東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地に向けて書いたメッセージカード約500枚を届けた。

 安田さんは夫のファブリス・デルストルさん(50)と福島大を訪れ、三浦浩喜副学長にカードを手渡した。カードには「日本大好き」「みんなのことをいつも考えている」など日本語で県内をはじめとした被災地への思いがつづられている。
 安田さんは福島大主催のOECD(経済協力開発機構)東北スクールが昨年8月にフランス・パリで開いた東北復幸祭「環」を訪れ、古里の高校生らが復興に向けて取り組んでいるのを知り、勇気づけられた。
 安田さんの知人で、被災地とフランスの交流支援活動を展開している写真家渡辺正樹さんが、東北スクールの紹介パネルをマルセイユの秋祭り会場に展示し、来場者にメッセージを書いてもらった。
 渡辺さんから「カードを福島大に届けてほしい」と依頼された安田さんが、帰国に合わせて同大を訪問した。
 安田さんは「フランスの多くの人が福島に関心を寄せている。原発事故はまだ終わっていないことを伝えていきたい」と語った。

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