東日本大震災

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アメフト王者の「富士通フロンティアーズ」 大熊の小学生に"優勝報告"

日本一のトロフィーを掲げて喜ぶ大熊町の児童と、見守る富士通フロンティアーズの選手

■昨夏に交流 再会し笑顔 若松
 アメリカンフットボールで初の日本一に輝いた「富士通フロンティアーズ」は20日、東京電力福島第一原発事故の影響で会津若松市に避難している大熊町の児童たちに勝利を報告した。頑張れば夢はかなうことを伝え、復興に向けてエールを送った。
 同チームは昨年7月に児童を元気づけようと3選手を派遣し、会津若松市で交流した。児童たちにも日本一の喜びを感じてほしいと企画した。
 報告会は市内の大熊町の熊町小・大野小で開かれ、小学6年生22人が参加した。日本一を報告するDVDを見ている途中、予告なしで選手5人が登場。歓声に沸く中、選手はメッセージ入りの色紙や記念品を児童に手渡した。
 日本一のトロフィーやヘルメットを披露したほか、選手が両腕で児童を持ち上げたり、抱き上げるなどして、交流を深めた。
 キャプテンでチームをけん引した今井善教選手は「ひたすら挑戦することでたくさんのことを学べる」と呼び掛けた。昨夏に訪れた藤田篤選手は「久しぶりに会えてうれしかった。夢に向けてチャレンジして」、後藤啓選手は「大人になる中で壁に何度もぶつかるが、努力して乗り越えたときの喜びは、何事にも変えられない」と語った。
 大野小6年の泉沢真佑さんは「諦めないで続ける大切さを学んだ。中学は皆ばらばらになるが挑戦する気持ちを持ち続けたい」、熊町小6年の東理孝太君は「夢はかなえることができるんだという勇気をもらった」と笑顔で答えた。

アメフト日本一を報告した富士通フロンティアーズの選手と大熊町の児童

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