東日本大震災

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"さすけねぇ"避難所運営を 防災教材を作成 福大未来支援センター 報告会で意見交換

震災時に避難所で起きた事例への対応を考える参加者

 福島大うつくしまふくしま未来支援センターは東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を教訓に避難所運営を考える防災教育教材「さすけなぶる」を作った。25日、福島市の同大で完成報告会を開き、学生らが教材を使い、震災時の避難所で実際に起きた事例にどのように対応すべきかを考えた。

 「さすけなぶる」は「持続的な」を意味する英語「サスティナブル」と、「問題ない・大丈夫」を表す福島の方言を組み合わせた造語。
 震災の際、大規模避難所では運営スタッフが想定外の出来事に試行錯誤しながら対応した。うつくしまふくしま未来支援センターは今後、避難所運営に関わる可能性のある人に柔軟な対応の視点を身に付けてもらおうと教材を作った。
 教材は避難所運営の専門スタッフ、地域の避難所運営リーダー、市民、大学生、小中校生を対象にしている。多彩な想定を設定し、対象者が意見を出し合い、集約する。
 完成報告会では教材を使ったデモンストレーションが行われた。「避難所に届けられた新聞が希望する人全員に行き渡らなくて困った」との事例にどう対応するかを考えたほか、「着替える場所がない」など女性の訴えについても話し合った。

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