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電波影響で誤作動か 県モニタリングポストの不具合

点検を終えたモニタリングポストの数値と測定器の値を見せる県の担当者=南相馬市原町区

 県が3月末に南相馬市などに新設したモニタリングポストの一部で不具合が生じている問題で、県は8日までに、空間放射線量の測定値が大幅に上昇したモニタリングポストのうち、南相馬、葛尾、飯舘各市村の計4地点で別の放射線測定器による調査を行った。その結果、周辺に設置されたモニタリングポスト(毎時0・143マイクロシーベルト~同0・202マイクロシーベルト)と同等の値を示し、それぞれの地点の放射線量に異常がないことを確認した。
 県は今週中に異常値を示したモニタリングポストを全て調べるとともに、来週中には正常に稼働しているものも含め、新設した77台全てを点検する。
 県や設置業者は、異常値を示した理由について、周辺機器が発する電波などの影響で、誤作動した可能性があるとみている。
   ◇  ◇
 また、県が不具合を把握しているモニタリングポスト約30台のうち、18台で放射線測定値のデータの転送ができない状態になっていた。8日までの県の調査で明らかになった。県は同日、南相馬市原町区大谷地区に設置した1台の緊急点検を報道陣に公開した。
 設置業者の担当者が機器をリセットし調整したところ正常に作動した。表示は「0・669マイクロシーベルト」で、県の担当者が放射線測定器で周囲を測った値の「0・78マイクロシーベルト」とは正常な誤差の範囲内だった。
 県や設置業者によると、この1台は周辺の電波障害の影響でシステムが停止し、データの送信ができなかった可能性が高いという。

カテゴリー:福島第一原発事故

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